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ふと思う事

 先月、良く知った先生が2名も他界された。一人は尾歯会のK先生で私より2歳上。もう一人は福山のH先生で6歳上である。いずれも癌であった。
 H先生は私が歯科医師免許を取得して、尾道に引き上げて来た時、働く場所が無い私を拾って雇用してくれた先生である。その診療室で色々教えていただき、何とか一人前に育てていただいた大恩人である。
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 私もこの3月で67歳になるが、100歳までは生き抜いて、孫の結婚式や、ひ孫の顔をぜひ見るつもりだと心に決めている。しかし比較的、私に近い年齢の人が他界されると、「ひょっとして」と最近思ったりもする。
 ところで私には2人の息子がいるが、その「ふと思う事」の中に、通夜の席で二人の息子が酒でも飲みながら一体どのような事を思い出し私を偲んでくれるのか気になる。
   「親父には随分怒られたな」と思うかもしれない。
 私もそうであったが父親に何度か怒られ、ぶんなぐられた事もあり、その時は随分と理不尽に思った事も何度かあった。しかし大人になって考えてみると、その様にされた事がある意味現在の自分の人格形成に役立っている。
 そのせいか息子たちにも「言うことを聴かない」と言って北海道に住んでいる時、窓から雪の中にほうりだした事もある。また弟の目が失明するかもしれない様な状況になって兄を栗原川に投げ落としたり、頭をどやしたりした。
 我が家の壁は石膏ボードにクロスを張ったものであるが、息子とやりあう度に壁に穴があいたりへこんだりしたところが今でも残っている。
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 世間では今流に言えば子供への虐待だと騒ぐ大人の方もおられるかもしれないが、躾と虐待とはまさに紙一重かもしれない。我が家では私が子供を叱ると、家内が子供たちをフォローすることが暗黙のうちに出来ていたように思う。
そのせいか二男が幼稚園生の時、母親である家内は雲の上まで好き、父親である私の評価は便所の底まで好きで明らかにマイナスの概念でとらえられていた。
 昔から「地震・雷・火事・親父」と言われるように親父は怖いものの代表であり、子供を全うに育てるためには必要なものであると思っている。おそらく我が息子たちも今ではそんな思いを持って子育てをしているのではないだろうか。
 優しかったり、どこかに連れて行ってもらったりした事など思い出さずに叱られた事ばかり思い出すかもしれない。
それでも父親の偉大さに感謝してくれれば良いのだが。非常に勝手な想像をしてしまうが、息子たちの私への評価が気になりだしたこの頃である。

2014年01月26日

お散歩

 12月の忘年会、お正月のおせち料理、年が明けての新年会と食べたり飲んだりすることが多く、この所体重が増加傾向である。この2連休もどこかに行くあてもなく、家で本を読んだりしていたが、少し歩かなくてはと思い立ち、家内と北の方に向けて散歩に出かける。
 日頃歩く事もなく、車で通るだけなので見なれない風景が多く有った。
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 道端には道祖神やお地蔵さんが祭られており、地元の人たちが手厚くお世話をしているようだ。近くを流れる藤井川には結構たくさんの錦鯉が泳いでおり、ところどころに「鯉を取らないでください」の看板があった。そして川には多くの渡り鳥が飛来しており、おもいおもいに休んだり川に浮かんで餌をとったりしている。多くは鴨のようであるが白鷺や青鷺もいた。川のほとりを人があまり歩かないせいか、車が通っても逃げない鳥たちが、私たちが歩いていると一斉に飛び立ったりして警戒していた。
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 また今日は成人の日で昔からこのあたりでは、この日に「とんど」をする慣わしがある。恐らく今夜は「とんど」をするのであろうか? 大人用と子供用の二つの「とんど」が準備してあった。
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 木頃本郷の蓬莱橋は朱塗りの石橋で珍しい。なぜ朱塗りなのか謂れは知らない。名前も「蓬莱」と由緒ありそうな名前である。
 50分程歩いたところで食べ物屋さんが有った。せっかく痩せようと思って散歩に出たのだが、昼過ぎであるし食欲には勝てず、まあいいかと思いながら、心苦しかったが昼飯を食べに入った。注文は1品にし、デザートにイチゴアイスを家内と半分個して食べた。
 そこからまた家まで歩いて帰る。道端には、早や水仙の花が早咲いていた。
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 途中尾道北消防署の裏の川で鴨たちを観ていたところ、対岸の水辺から体長およそ60センチくらいの動物が川を泳ぎながら渡ってくる。いったい何なのかと思いシャッターを切る。少なくとも犬では無く、泳ぎは達者な様である。渡河地点の方へ急いで行ったが建物が邪魔をして見失った。「かわうそ」の様な気がしたが「日本かわうそ」は既に絶滅していると言われているし、一体何なのであろうか?調べてみる必要はありそうな気がした。知っている人があれば教えてください。
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 帰りついて時計をみたら丁度3時間経過していた。途中少し雨がぱらついたが、気温もさほど冷たくなくていいお散歩だった。

2014年01月13日

年末・年始休暇

 今年は12月29日から1月5日までの休暇で、例年になく長い休みだった。その休暇も今日で終わり。年末年始のお休みにはよく旅行等をしているが、今年はたまたま12月31日に救急当番医が当たった。そこで出かけないで寝正月を決め込んだのだが、結局昼寝をしたのは1月1日と4日だけの2日間で有った。それでも精神的にはかなりリラックスをする事が出来た。
 映画を観に行く以外は出かける事もなく、日頃読めなかった本等を読んで過ごすが、ある意味退屈である。将来リタイヤーするとこんな毎日が続くのかと思うと、何かやる事を考えないといけないのではと考えさせられた。
 映画は30日に「武士の献立」を観る。加賀百万石の実在した庖丁侍の話であるが、話の筋よりは出てくる膳の多さやボリュームに圧倒される。これも当時の献立集が残っているので確かなものであろう。私がたまに食べる事のある懐石料理など足元にも及ばないようだ。この度和食が無形文化遺産に登録されたがさもありなんと思う。
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 3年前には「武士の家計簿」という映画を観たがこれも加賀藩の実際の話で有った。加賀藩には色々の資料が残っているのだと改めて感心する。
 ところで12月29日にNHKのBSで「二階堂 和美 Live −歌手ときどき僧侶そして母―」を観た。現在上映中の「かぐや姫の物語」の主題歌を彼女が歌っているのは少し前からニュースなどで聞いていた。広島県の大竹にお住まいで、お坊さんだと放送されていた。それで1月1日に観に行ったら満席との事。1日に1回しか上映されておらず、仕方なくほぼ同じ時間帯に上映されている「カノジョは嘘を愛しすぎてる」という映画を観た。純愛物語の様な感じの映画であった。ただ歌には口パクがある様に、演奏ではスターの代わりにスタジオミュージシャンが演奏し、スターは引く真似をするという話が出ていたが、芸能界ではそうなのかも知れないなと思った。
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 元日に初詣に行って無かったので、2日・朝、日の出とともに近くの三成八幡へ行く。誰もいない。しかも前日に境内が綺麗に掃き清めて有りすがすがしい感じでお参りができた。おみくじは大吉であった。
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 昨日のリベンジをするために朝から電話で映画の予約を入れて観に行く。満席ほどではなかったが8割ぐらいの入りである。改めて「かぐや姫」の物語を復習した。パンフレットの後ろには、55年前から高畑監督が竹取物語の漫画映画化を考えていた事、そして何故かぐや姫が地球にやって来たのかそれを探り当てたいと思っていた事等が書いて有る。まさに構想55年という所かもしれない。
 二階堂和美さんが歌う主題歌は最後の字幕の部分に有った。のびやかな声である。
 3日は家で本を読み、4日は毎月通う眼科に診察と目薬をもらいに行き、今日5日は健康一番館に行って揉んでもらう。これで8日間の休暇は終わり。あっけないものである。もっとも家内はこのお正月、出費は映画賃だけで助かったとのこと。私は眼科の治療費と揉み屋さん施術料だけで済んだ。歳を取ったせいかお酒もあまり飲まないで、睡眠時間はかなり取れて健康的な日々を過ごせた。
 また明日からこの1年頑張って今年を良い年にしたいものだ。

2014年01月05日

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