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例年のことだが冬の初めによく風邪を引く。それも結構こじらせて長引く。私が風邪を引いて咳き込むとすごいことになる。腹の底から絞り出すような咳である、そのせいか肺のレントゲンを撮ってもらうと何カ所か白くなっていて肺気腫があることを示している。学習すれば良いのだがついつい市販の風邪薬に頼ってしまう。
8日に大学同窓会の忘年会で飲んで帰り、部屋のエアコンを付けたまま朝まで寝込んだ、朝起きて少し喉が痛いことに気付くがたいしたことは無いと思い家ですごした。10日朝から少し熱気があったが、仕事優先で出勤。もちろん背中と腰には張るカイロを付けて漢方薬の葛根湯を飲んで出かけた。帰宅してもすっきりしないので、家内に小児用の液体の風邪薬を買ってきて貰う。その液体ののも薬には3〜5歳児、一回に5mlと書かれている。今迄、私は1回に付き1本を飲む。3本飲んだところかなり改善が見られたが咳が止まらない。12日はさいだ歯科医院の忘年会が有りここで少しお酒を飲んだ。21時半には家に帰り直ぐ床に入るが風邪がまたぶり返す。13日は休診日だったので一日中床について体力回復を図るがあまり芳しくない。

14日出勤するも微熱が有り昼から早退。今迄早退したことはほとんど無いが、息子が「帰ったら」と言うのでお言葉に甘えて帰り床に伏せるが咳が止まらない。夜寝る頃になると咳がものすごく続きあばら骨が痛い。15日は出勤して通常通り勤務。少し良くなってきた感あり。ただ咳のため睡眠不足である。睡眠導入剤も服用する。16日、日曜日は1日中家から出ないでひたすら寝ていた。
17日になると発熱は無くなり、日中の咳もかなり減少、ただし夜は相変わらず、咳の時は横隔膜が振動するようになり、咳のためがばっと目が覚める、普通に寝ていると痰が上がってきたり鼻汁が喉の奥にたれる後鼻漏があったりする。それでベットをギャジアップしてベットに寄りかかるようにして寝る。
18日も同じ様であるが横隔膜をいつも振るわせているのか、トイレで大便をするときに痛くて力むことが出来ない。腹圧がかからなので便秘状態。初めての経験である。ついに市販薬に頼るのをやめて近くのT医院を受診。痛み止め、去痰剤、咳止め、うがい薬、抗生剤、胃薬、睡眠導入剤等を処方してもらう。

本日20日は休診日で家に居る。咳は時折出ている、発熱はない。これからは市販薬に頼らず、早めに医者にかかろう。よい教訓であった。
なおこの風邪はインフルエンザでは無いようである。最もインフルエンザの予防接種は11月の終わりに終えている。
段々年齢を重ねてきたせいか、身体の予備力が無くなってきたことを痛感する。
今年もあと1週間ほどで仕事納めである。明日からはいつも通りと行きたいものである。
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