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3ヶ月ほど前突然、Yahoo!ブログより12月15日をもってYahoo!ブログサービスを終了する旨のお知らせが届く。どうしようかと驚いたが、現在のブログを他の4っのブログ「アメーバーブログ」、「ライブドアブログ」、「seesaaブログ」、「はてなブログ」に移管できると知らせてきた。一部内容によっては移動できないものも有るしい。 そして6月4日に移管ツールが発表された。その中にYahoo!ブログをやめる理由が書いてあった。 転載すると 『平素よりYahoo!ブログをご利用いただき、誠にありがとうございます。』 Yahoo!ブログは、「誰もが情報を発信できる」をコンセプトに約13年間運営し てまいりました。これだけの長い間サービスを続けることができたのは、ひとえに皆様の支えがあったからこそだと考えております。かさねて御礼申し上げます。 近年は、個人の情報発信ができる様々なサービスが増えているなかで、我々は 改めてブログのあり方を考え、2017年から新たなYahoo!ブログのβ版テスト を行うなど、今後の事業における模索を行ってまいりました。 しかしながら、サービスを取り巻く現在の市場環境や技術的な運用課題、今後の事業方針など、様々な要因をふまえて総合的に検討した結果、これ以上の継続が難しいと判断し、2019年12月15日をもちまして、サービスを終了することにいたしました。 ご愛顧いただいた皆様には残念な結果となり、誠に心苦しい限りではございますが、なにとぞご理解をいただけますようよろしくお願いいたします。 Yahoo!ブログをきっかけにブログを開設し、人とブログとの出会い、インターネットの世界を楽しんでいただいた皆様にはできる限りブログ利用を継続していただきたく、他のブログサービスへの移行ツールをご用意いたしました。 またサービス終了までの期間、段階的に機能を縮小してまいります。詳しくはお知らせブログをご確認ください。 世の中に数多くある個人の情報発信サービスの中から、Yahoo!ブログをご利用いただき誠にありがとうございました。サービスは12月15日まで継続してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 Yahoo!ブログ スタッフ一同』 と有った。 私のブログは2007年8月23日に開始しおよそ12年Yahoo!ブログを利用させてもらった。この度のお知らせで私は比較的早い段階からYahoo!ブログを利用させてもらったのだと改めておもった。 やめた理由の中に書いてあったように、今はSNSが発達し特にツイートやフェイスブックなどの発達が顕著で、あまりブログの価値がなくなってきているのかもしれません。しかし写真などを含めて情報を発信するにはブログが適切ではないかと私は思い継続することにしました。 提案された4つのブログのうちアメーバーブログに移行しようと準備をしています。完全移行にはまだしばらくかかりますが、その間は今まで通りYahoo!ブログをよろしくお願いいたします。 なお移行後のURLはhttps://ameblo.jp/saida-dcjpとなります。 今後ともご愛読いただきますようにお願いいたします。
2019年06月25日
先日から日本が落ちぶれていくような新聞記事が多い。6月4日の「中国新聞」では「夫婦老後資金2,000万円必要」と大見出しの記事が載っていてびっくりする。年金頼み限界 資産形成促すとサブタイトルも見られる。そして6月6日「尾道新聞」では「人口は毎年1500人減少!転出で多い出産適齢期の女性」のタイトルが踊る。 さらに6月9日の「尾道新聞」では「働き手、現役が5割に減る・・・26年後の2045年の人口は10万3千人・・・人口減少顕著」と書いてある。そんな折り6月7日の日本経済新聞の広告欄に河合雅司著「未来の透視図」と言う本の宣伝広告が載っていたのを思い出して早速手に入れて読んだ。 実はこの本は以前彼が著した「未来の年表1・2」の完全図解、副読本と書かれている。未来の年表を読んだときかなりショックを受けたがこの度の本は種々の統計データーを示しながら解説してあり、読んでも驚くことばかりであった。 本の中に待ったなしの人口減少の構図が掲載されておりそれによると2040年に高齢者の人口がピークになる2040年問題や2056年に勤労世帯が5000万人を割り込む、また2076年に年間出生数が50万人を割り込みさらに西暦3000年には日本消滅と予測している。 目次から驚いた言葉を抜き出してみると、 第1章 人生100年時代の到来では・・・高齢者の激増 あなたの骨を拾う人は誰なのか、 故郷の両親が「人身事故」を起こす!高齢者の車が「凶器」となる日 火葬場が足りず、遺骨も引き取られず「死して屍拾うものなし」 第2章 「24時間社会」の崩壊・・・勤労世帯の激減 壊れたエアコンすら直せない!「技術者不足」で経済が大渋滞? 「若い労働者の減少」、「後継者不足」で中小企業が消えていく 第3章 「未来の母親」がいなくなる・・・出生数の激減 「無子高齢化」がやってきた!地方に子どもがいなくなる 2035年には男性の3人に1人、女性の5人に1人が未婚! 第4章 悲しすぎる地域の未来・・・全国で町やモノが消滅 全国で町が消える! 美術館→救急病院→銀行の順に消えていく生活インフラ 両隣は空き屋、目の前は「だれのものかわからない土地」だらけ 等々まだ他にもこんなことまで起きるのかと驚くことばかりである。
まさに高齢ドライバーの事故などが現在多発しており私も高齢者で人ごとではない。いちおう孫はいるので何とか骨は拾ってもらえるのかなと思うが孫の時代はどうなのかと心配する。後継者不足では今後5年間で100万社以上が廃業に追い込まれると書かれている。現に私の医院の患者様の中にも後継者がいなくて自分の代で廃業された人が何人もいらっしゃる。未来の母親がいなくなるという言葉には大いにショックを受ける。子どもがいないことはその次の世代の人口が減り負のスパイラルに陥ることである。 この言葉を見たとき20年程前に『DINKs』(ディンクス・・・ダブルインカム・ノーキッズ)という言葉がもてはやされ、まさに「今だけ・金だけ・自分だけ」という風潮がその頃から有ったのではと思い出したが、筆者の河合氏も終わりの章でこのことに触れられている。 最初に取り上げた中国新聞の2000万円必要という記事も元を正せば少子化により年金財源が確保できなくなっただけのことで有ろう、国会議員の中には「100年安心の年金」破綻だと騒いでいるが当時の人口予測をはるかに超えるスピードで少子化が進んだことであろう。私は団塊の世代のトップランナーだが当時は267万人の子どもが生まれていた。今や97万人くらいしか生まれてこない。そのくせ年金破綻だと騒いでいる同じ人たちが先日、元オリンピック担当大臣が会合で出席者にお子様やお孫さんに3人ぐらいは子どもを産んで頂きたいとお願いしただけで、産む産まないは個人の自由だとつるし上げていた。単純に考えた場合、夫婦で子ども2人なら人口は現状維持、3人産んで初めて人口増加になるが現状合計特殊出生率が2017年で1.43ではどうしようもない。 実際努力をしても授からない場合もあるが気持ち的にはせめて2人くらい産まれると良いのだが。 また2016年の年間出生数0の自治体が福島県・奈良県などで3村,5人以下の自治体が全国で36町村あった。また小学校も年間500校程度が廃校になっているとのこと。さらに尾道新聞にも書いてあったが全国1800市町村のうち約半分の896市町村が消滅可能性都市に挙げられ県内では府中市、竹原市、廿日市市など12市町がリストに上がっていると報じていた。人口が減ると言うことは生活インフラが減ると言うことであるがデーターによると歯科診療所が存続するためには人口は2500〜500人程度、一般病院では5,500〜27,500人いないと成り立たない様である。 第5章で人口減少に対し著者は今後戦略的に縮む事で対応する様に提言している。 便利さからの脱却では24時間のコンビニの営業を客が減る時間帯は閉める。 国際分業の徹底では日本の得意分野に人材を集中する。 居住エリアと非居住エリアの分離明確化。 働けるうちは働く。 一人二役をこなす。等が提言されており、人口が減っても豊かさをある程度維持していくことは民族の存亡をかけた戦いとしている。本当に待ったなしの状況を知らされる。人口減少に伴い当然国の予算も小さくならざるを得ない。 かってJFケネディー大統領の就任演説で「あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。」と述べたがこれからは私たち1人1人が国に頼るのでなく自発的に自助努力をし、人口減少に対応して行くことが大切なのではないだろうか。
2019年06月14日
NHK・WEBニュース5月30日版によれば中国海警局の船4隻が尖閣諸島の領海のすぐ外側にある接続水域に49日連続で入ってきており尖閣諸島を国有化して以降最長を更新していると報じている。また昨年度の航空自衛隊によるスクランブルは999回で2016年度の1168回に次いで過去2番目に多かったと報じられている。特に中国機が64%とロシア機の34%を抜いてダントツ中国機が多い。 また2012年8月15日に香港・マカオの活動家らが乗船している抗議船が日本の領海内に侵入し、活動家ら7人が尖閣諸島の魚釣島に上陸したことがあり、巡視船は警戒活動を継続している。この様に日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを年々増している。 そんな折り「空母いぶき」が封切られ観に行った。この作品は高校の2学年後輩に当たる漫画家かわぐちかいじ氏の漫画を実写映画化したもので彼と幼稚園から一緒の今は亡き軍事アナリストであった恵谷治氏とで喧々諤々激論を飛ばしながら書き上げた漫画である。少し興味が有ったので映画のパンフレットを購入した。 それによると世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明(後に東亜連邦と判明)の軍事勢力が漁民を装って嵐の中、漁船20隻で日本領海内に侵入し領土の一部である初島に上陸占領する。初島近海に急行した巡視船「くろしま」は攻撃をうけ海上保安官が拘束される事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を海上警備行動として現場に派遣する……。 一方初島の状況を偵察に行った自衛隊機が相手からミサイル攻撃を受け爆散する。ここに至り総理大臣は防衛発動を命じる。しかし「外交交渉に影響する戦闘は極力回避されたし」と政府からの指示が出る。なお防衛発動は現実には一度も発令されたことはない。 憲法第9条のもと、武装勢力から攻撃を受ける中、自衛隊隊員達が他国の侵略に対して確固たる決意を胸に国民の命と平和を守るため奔走する姿が描かれており、専守防衛に縛られる自衛隊員達の苦悩が半端でない。 専守防衛である以上、正当防衛以外、攻撃は出来ない、つまり敵がミサイルを撃ってくるまで撃ってはならない。さらに東亜連邦の駆逐艦2隻が現れたとき対艦ミサイルでの攻撃が順当と思われたが「いぶき」の副長は「撃沈して2艦で乗員600名の命を奪えば、戦線は拡大し戦争に繋がる、我々自衛隊はその戦争を避けるためにあるのではないかと」艦長をたしなめる。 専守防衛が重くのしかかり潜水艦に対してもこちらから攻撃はしない。敵が撃った魚雷を迎え撃つが、一発打ち漏らした魚雷が空母「いぶき」に迫り来る。空母を守るため護衛艦「はつゆき」が盾となるが、「はつゆき」は炎上し戦死者や負傷者が出る。専守防衛のため相手を慮りながら戦うことは自衛隊員にも多大の犠牲をしいる結果となっている。このような戦闘が現実になったとき、あくまで専守防衛を死守するのであれば自衛隊員の被害は甚大なものになるのではと危惧する。 記者会見の場で「あくまで戦闘で戦争ではない」と言い切る総理、 最後は国連軍が中に入って戦争までには至らなく終わる。 映画はあくまでフィクションで有りしかも侵略してくる国を東亜連邦としているが原作は中国で有りその点は国際関係を配慮しているようだ。 有ってはならないがひょっとすると近未来に本当に起こりそうな内容だけに手に汗握る展開で画面に釘付けになった。 多くの国民がこの映画を観て日本国の安全保障を考える嚆矢になると良いなと思った。 なお掲載写真はパンフレットの中の写真を転載させて頂いております。
2019年06月03日