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木・日・祝日
先日8月16日に尾道北高等学校16回生「喜寿の同窓会」が尾道市役所屋上広場で開催された。昭和60年の8月16日に同窓会が開かれた時、毎年この日に同窓会を行うように決めた。最初こそ守られたが段々開かれなくなった。7年、前北高槙ヶ峰同窓会卒後50年のホームカミング以来の集まりである。東京や大阪などからも集まり34人が参加した。発案者はずっと事務局を担当してくれているH君で、6月の槙ヶ峰同窓会終了後の昼食会の時、8月16日の16時16分に尾道市役所屋上で喜寿の同窓会を開催しようと提案をして決まった。私は3月に75歳になったばっかりでピンとこなかったが、彼が言うにはこの様なお祝は数えでするのだとか。彼は4月生まれで正にぴったり。来年の8月では満77歳を迎えている人がいるので今年しかないと思い賛同。 彼が出欠の案内やら準備一切を引き受けてくれた。そして出欠のハガキの裏に今の心境などを書いてもらいそれをそのままコピーして冊子を作り当日の記念品とする事になった。 当日は同級生の家内共々出席。雨が降りそうな天候であったが終了まで持ちこたえた。 最初に事務局を引き受けてくれているH君が把握している物故者は49人(およそ一クラス分の人数)だとかで全員で黙祷をした。そして新会長のK君の挨拶、その後全員による北高校歌斉唱だったが歌の歌詞もおぼろげで有ったが、なんとか歌えた。それから77歳という年齢に合わせて一人77秒のスピーチに移る。 まずゲストとしてお迎えした平谷市長は公務の合間を縫って出席を頂いたが、今は亡き同級生の弟と言う縁もあり、これからの尾道の行くべき道などについて少しお話しを頂き、その後すぐに公務に復帰された。続いてもう一人のゲストは高校2年生の時に赴任された国語の国本先生である。聞けば来週88歳になられるとか。今でもお仕事で尾道から広島まで通勤されているとか。すごいバイタリティーである。見習わなくてはと思った。 後は順番にスピーチをしていったが、中々77秒では終わらない人も多くいた。 私が話した要約は『何かの本で読んだのだが、人間生まれる前に白い服を着たひげのお爺さんのところに呼ばれていき、いつ死ぬかを聞かされ納得の上でこの世に生まれてきている。私は5歳の時池でおぼれ死にかけたことがあり、その時「助けて・助けて」と叫ぶが、ただ泡が「ぶく・ぶく」と明るい水面に向かって上がって行くのが見えていた。その後のことは何も憶えておらず、気が付いたら土手の上で皆が心配そうにのぞき込んでいた。恐らく私が生まれるときにお爺さんに言われた年齢は5歳では無かったのであろう。この命、最後まで生ききって全うしなくてはならないと話した。』 終わって三々五々解散となった。残念ながら集合写真を撮り忘れた。食事に行く人達もいたが、私は食事会に参加してもしもコロナに感染したら患者様、従業員、さいだ歯科医院に多大な迷惑がかかると考えこの度はそのまま帰宅する。丁度小・中・高の同級生のT君も帰ると言うので駅まで話ながら歩いて帰った。 帰宅してから記念品としてもらった「喜寿記念 はがき文集」を読んだ。 なんと108名の同級生が近況を書いていて驚く。卒業したのは家庭科を含め350名ほどでそのうち50名が鬼籍に入っているので現在300名ほどが生きていることになる。そのうちの108名とは3人に一人が近況を知らせてくれたことになる。懐かしい名前も多くあり本日会えなかったが、文集を読みながら昔を懐かしんだ。
2022年08月18日
さいだ歯科医院では1997年(平成9年)9月に創世ワールド株式会社の「創世水生成器」を導入した。水道の水を「創世水生成器」に通すことで得られる創世水は、洗浄力が高く洗剤がいらないとか、還元力を持った水なので酸化を防ぐとか、活性水素を含むため体内の活性酸素を中和することにより身体に良いと言われ、息子達がひどいアトピーに悩まされていたこと、健康に関する仕事をしているのだからと思い直ぐ導入した。そして21年間使用し、2018年(平成30年)10月に性能UPした後継機に入れ替えた。 その間、創世ワールド株式会社は創世水の新たなる可能性を求めて研究開発を行っていた。平成18年頃にこの創世水と油を混ぜて燃焼させる実験に成功したと報告があった。そして創世水50%と石油50%の燃焼にも成功し、この燃料を「SFW」と命名した。このSFWを内燃機関が使うようになればCO2やNOxの排出が抑えられ環境に優しい燃料となる。脱CO2と言った世の中の動きにぴったりであり、本当に良い研究だとおもった。マレーシアの漁船をSFWで動かしているビデをなどが会社から送られてきた。 社長の深井利春氏はその研究にさらに熱を入れられるようになり新たに深井総研株式会社を設立した。そのため研究費や運営費を捻出するのに生成器を導入した人たちを対象に「縁故募集」と言う形での転換社債を発行することになったようだ。2015年9月に購入して欲しいとの依頼があり私は一口だけお付き合いをすることとして、私の虎の子を崩して投資をした。ただいずれ株券と交換すると言うことで社債証書は発行されず仮登録証のみが送られてきた。その後、年1回程度開発状況などの報告書が送られてきた。 しかし転換社債を株式に変更する話は遅々と進まなかった。最も創世ワールド株式会社は上場されておらず海外市場を狙って上場先を探していた、上海取引所Q板上場に2016年6月3日に上場されたが、毎日売り買いできるような市場ではなかった。その後オーストラリア市場にアタックし、そこが難しいとなると香港市場へ上場しよう画策していたが出来なかった。その間も何回か社債購入の案内があったが私は応募しなかった。 ところで私は2018年3月に長野県上田市にある創世ワールド株式会社の本社(深井総研)を訪問し創世水とガソリンを混合しながら走る車に乗せてもらい長野県上田市をドライブした。乗り心地は通常の車と同じで特に違和感は無かった。この燃料(SFW)を使用すればCO2やNOxの排出が抑えられ環境に優しい燃料であると思われた。 ところがいつまでも社債が株式に転換されないことで一部の人たちが「新規上場詐欺」だと言って告訴をすると騒いでいるという「注意喚起」なる文章が2019年7月15日付けで送られてきた。私は創世ワールド株式社、深井総研株式会社を信じていたのでほとんど気にもとめていなかった。 その後2020年12月30日に深井利春社長が10月20日に亡くなられ新たな経営陣で会社をやっていくという手紙が突然届く。そうしたら2021年2月20日長野地方裁判所上田支部破産係より創世ワールド株式会社および深井総研株式会社が破産をしたと連絡をしてきた。全くもって寝耳に水の話である。
まず思ったことは私が投資した転換社債は紙くずになったこと、さらに2年前に新たに買い換えた創世水生成器のメンテナンスがどうなるかである。年一回メンテナンスをしてもらっていたがこれが出来ないとこの生成器はお払い箱となるが、幸いにも今年(2022年)になってメンテナンス会社が決まり5月にメンテナンスをしてもらった。 その後、上田市のS弁護士が破産管財人になったと長野地方裁判所上田支部破産係から破産手続きを開始する旨の通知書が来て債権の届け出をする様に言ってきた。創生ワールド株式会社には債権はなく、深井総研株式会社の転換社債を届けた。その中に2021年6月7日に財産状況報告集会を行うので出欠の可否を問うてきたがコロナ禍でもあり欠席として資料だけを送付してもらうことにし、2021年6月15日付けで資料が届いたが会社にはほとんどなにも残っていなかった。10月6日に第2回債権者集会があると案内があったが欠席とした。 その後色々調べた結果2022年7月28日付けの「最後配当のご通知」という書類が破産管財人のS弁護士より届き、会社の債務は15億2千万弱で、配当できる金額が3,200万円程度であり、配当率は2.1162%と知らせてきた。全部パーだと思っていたのに投資額の2%強が戻ってくるということである。それにしても会社が倒産すると言うことは大変で関係者に多大な迷惑を掛けるのだとよく判った。債権者は管財人任せで何もしないが債務者だと毎日が針のむしろであろう。債務者だけにはならないよう日々精進しなくてはと思う。 それにしてもSFW関係の特許やノウハウはどうなったのだろうか?中国とシェールオイル掘削現場での汚染土壌の洗浄に創世水を使用する研究を共同でやっていたが、どさくさに紛れて盗まれたのではないだろうか?それが気になった。
2022年08月07日