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外部グログ

大先生(元院長)のブログ

初めてのイギリス・フランス旅行PARTT

 阪急交通社の「夢のロンドン・パリ・モンサンミッセェル7日間」のツアーで7月23日からイギリス・フランスに出かけた。まだ梅雨明け前で、尾道を出発するときは小雨が降っていた。10時50分発の「こだま」に乗車、福山乗り換え、新大阪経由して関空に13時20分着。その後阪急交通社のカウンターでEチケットなどを受け取り出国手続き後、集合時間までラウンジで過ごし搭乗。
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 17時35分ほぼ定刻通り離陸し乗り継ぎのため一路バンコクへ。夕食は機内食、席の前のモニターで映画を観ながら行く。映画の数も100本くらいあり言語も様々である。私は日本語バージョン選び、今年1月封切りされた大泉洋主演の「そらのレストラン」を観た。この映画は言葉が日本語で字幕が英語、いつも観ている洋画と真逆である。英語に堪能でない私はいつも字幕を読むのに集中して映画の会話を聞き取れないが、この映画は字幕に集中しても日本語の声が自然に入ってくるので面白く英語表現を楽しんだ。その後、画面をフライト経路に換え現在どの辺を飛んでいるのか、外気温、スピード、高度、目的地到着時間などを観ながら5時間半ほどでバンコク到着。
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着き乗り継ぎの為4時間を空港内で過ごし、イギリス行きの飛行機に乗り込む。日本時間で次の日(24日)の午前3時を回っている。エアバスA380である。少し眠りにつくがうとうとといった感じで、フライト経路を見たりした。インドデリー近郊、カスピ海、黒海上空を飛んでいるのを時々目を開けて観た。
さらにドイツ上空を飛んでいるとき、フライト経路の地図中にたまたまドイツの街の名前「Kiel キール」という文字を発見した。キールはドイツ海軍の軍港がある街で急に昔の事がよみがえってきた。私の母方の祖父は海軍工廠の技師であったが昭和9年に1年間ほど部下2人をつれて「キール」へ潜水艦のエンジンの研究に出かけていたことを思い出し懐かしかった。
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その時、祖父がキールで買った小さな製図道具を形見にもらっているが、中に墨入れの烏口、コンパスが有りコンパスは部品を取り替えるとディバイダーになったり、烏口を取り付けると円に墨入れが出来るものである。箱にはかすかに「キール」と読める字がある。今では1日もあればキールまで来ることが出来るが、当時シベリア鉄道で1ヶ月近くかかったと母親から聞いていた。正に隔世の感あり。
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およそ12時間をかけてイギリスヒースロー空港に朝7時過ぎに到着。日本時間では7月24日15時過ぎである。自宅を出て実に28時間以上が経過していた。初めてイギリスの土を踏む。いよいよロンドン市内観光である。続きはパートUへ

2019年08月01日

禁煙授業

 先日歯科校医をしている中学校の1年生を対象に「ほんとうは怖いタバコの話」と題して講演をした。毎年この時期に1年生を対象にタバコの話をするがこれは、夏休みの間に喫煙する機会が増すことが考えられ、それを予防するために行う。また喫煙を開始する年齢が低ければ低いほど癌の発生や、より依存症に陥りやすい。
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 最初に喫煙による害をスライドで示して怖いことを知らせる。脱疽(バージャ氏病・別名たばこ病)により切断した下肢や、手術をして手足を切断した人、口腔癌などの怖い話を画像で示しながら話していく。20017年には世界でたばこが原因で死亡した人の数は700万人と推計され、これは女子プロテニスの大坂なおみ選手のお父さんの国ハイチの人口に匹敵する。
またタバコ1本の中に4000種類の化学物質が有り200種類が有害物質でさらに60種類が発がん性物質でいわばタバコは毒の缶詰に他ならない。もしもこれだけの化学物質がサバ缶に入っていたら食品安全基本法等で販売することは出来ないし、何よりも人は食べないであろう。しかしタバコは売られており、好んでそれを口にすることの矛盾などを話す。
 タバコの3大有害物質であるニコチンの怖さについて、タバコの中に含まれるニコチンの量から換算すればタバコ3本のニコチン量で大人一人、1本で1歳の赤ん坊2人を殺す毒の量がある。
そして依存症については覚醒剤乱用者の腕の注射痕を見せながらタバコはいわばニコチンの注射器であることを理解させる。
さらにWHO長官のグロ・ハーレム・ブラントラント氏が2001年5月に「タバコとは、人間を殺す前に、一生涯喫煙者にするために、ニコチンを効率よく注入するように、非常に精巧に作られた製品である。タバコは定められた使用法つまり喫煙することにより人を殺せる唯一の製品である・・・」などを紹介する。
 その後受動喫煙について話すが、タバコを吸わない妻がタバコを吸う夫と結婚すれば肺がんで亡くなる死亡率が1.5〜1.9倍高くなることを話し、女子生徒に結婚するならタバコを吸わない男性を選ぶように話す。また親が子供の前でタバコを吸うことは子供への虐待になることなどを話す。
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 また受動喫煙防止に対する日本の現状に触れる、平成15年に施行された健康増進法25条では「多数の者が利用する施設を管理する者は、受動喫煙を防止するための必要な措置を講ずるように努めなければならない」とあり多くは分煙で対応してきた。つまりレストラン等ではこちら喫煙席、そちら禁煙席と分けてあっただけで禁煙席にもたばこの煙は流れてきていた。その結果日本は世界でも最低ランクの受動喫煙防止国であった。
ところがWHOとIOCがオリンピックでは受動喫煙禁止で合意した。このため2020年東京オリンピックを控え昨年7月罰則を伴う健康増進法が改正された。しかし国の基準はまだかなり緩いところがある。オリンピック開催都市の東京都は国よりも厳しい条例を制定し2020年4月1日から全面施行となる。これにより世界最低ランクではなくなったがまだ最高レベルにはほど遠い。
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 夏休みになると色々の場面でタバコを吸うように誘われる場面があると考えられるが、生徒たちも好奇心でちょっと吸ってみようと気になるかも知れない。誘われても必ず強い言葉で「いやだという」ことが格好いいことを話す。
さらに、1日一箱のタバコを吸う人と吸わない人の50年を比べた動画を見せた。内容はマイルドセブン1箱500円として、吸わなければケーキが食べられ、1週間で3,500円、焼き肉が食べられる。1ヶ月なら15,000円で温泉旅行、1年で182,500円、カメラが買えて10年で1,825,000円、車が買える。50年で9,125,000円となり、吸う人は死亡、吸わない人は別荘が購入出来ると言った内容で50年後を想像してどちらを選ぶのが良いか問いかける。お金の価値で示したことからか生徒たちの反応がすごい。
 最近老後の資金に2,000万円必要という記事が新聞紙上を賑わしているが、タバコを吸わないで貯金をすれば900万円蓄えられる。
 最後に私が小さい頃、母親が口癖のように言い聞かせてくれた中国の古典「孝経」にある「身体髪膚(はっぷ)これ父母に受く敢えて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり」という言葉を示し、みなさんの身体は手足は勿論、内臓も髪の毛も皮膚も全てお父さんお母さんから頂いた非常に大切なものである。それをタバコなどを吸って傷つけることはお父さんお母さんを悲しませることになる。だからあえて自分から進んで身体を傷つけないことが大事で、これが親孝行の始めで有ると話して講演を終了した。少しでも生徒がタバコの怖さを理解してくれればと思う。

2019年07月14日

お試し

 7月7日にYahoo!ブログからアメーバーブログに移動した。やり方がよくわからないのと、失敗したら困ると思い、近所のコンピュータ塾の人に来てもらいある程度のところまでしてもらった。その後移行コードを入力して8時間を費やし移動した。
Yahoo!ブログでは今まで投稿した記事は12月15日まで閲覧できるようだが、新たに投稿はできなくなった。これからはアメーバーブログで投稿することになるが、ここならYahoo!ブログで投稿した第一回からのブログも閲覧できる。
 ところが、投稿の仕方がYahoo!ブログと少し違っており、戸惑っている。写真もどのようにするのか、思う場所に挿入できるのかどうか、あるいはアップした後修正が効くのかどうか、考えれば考えるほど不安になる。とにかくできるのかどうかお試しで投稿をすることにした。うまくいけば良いのだが。
 なお投稿写真についての説明だが、家庭菜園で、トウモロコシを植えているが、最近そろそろ収穫時期を迎えてきた。ところで今年のトウモロコシの一部に今まで見たことのない状況がある。
通常は茎の先端にススキの様に雄花が伸び、そのあと茎の途中から雌花のひげが出てきて雄小穂が花開き花粉がまき散らされて受粉する。順調に育っていたのだが、今回トウモロコシの実ができているはずの包葉のひげの中から新たな雄小穂出てきたのがいくつかあって驚いた。
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包葉をめくると中心に普通に実のついたトウモロコシがあり、さらにその周りにちいさなトウモロコシがいくつか出来ている。
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今までの経験では包葉の中には一つだけトウモロコシが出来るものと思っていた。
先端部に雄小穂が出てきたことで包葉の中のトウモロコシの実がむき出しになった。そのため雀が来て実をついばみだした。
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きれいに上手についばむのでびっくり、カラスがトウモロコシをついばむのは聞いたことがあり、今までにテグスを周りに張り巡らした年もあるが、雀が来るとは思いもよらなかった。従来のトウモロコシなら雀では手が出せないのだが、今回の変わり種によって新しい発見をして面白かった。

2019年07月10日

重要なお知らせ

 3ヶ月ほど前突然、Yahoo!ブログより12月15日をもってYahoo!ブログサービスを終了する旨のお知らせが届く。どうしようかと驚いたが、現在のブログを他の4っのブログ「アメーバーブログ」、「ライブドアブログ」、「seesaaブログ」、「はてなブログ」に移管できると知らせてきた。一部内容によっては移動できないものも有るしい。
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そして6月4日に移管ツールが発表された。その中にYahoo!ブログをやめる理由が書いてあった。
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転載すると
『平素よりYahoo!ブログをご利用いただき、誠にありがとうございます。』
Yahoo!ブログは、「誰もが情報を発信できる」をコンセプトに約13年間運営し
てまいりました。これだけの長い間サービスを続けることができたのは、ひとえに皆様の支えがあったからこそだと考えております。かさねて御礼申し上げます。
近年は、個人の情報発信ができる様々なサービスが増えているなかで、我々は
改めてブログのあり方を考え、2017年から新たなYahoo!ブログのβ版テスト
を行うなど、今後の事業における模索を行ってまいりました。
しかしながら、サービスを取り巻く現在の市場環境や技術的な運用課題、今後の事業方針など、様々な要因をふまえて総合的に検討した結果、これ以上の継続が難しいと判断し、2019年12月15日をもちまして、サービスを終了することにいたしました。
ご愛顧いただいた皆様には残念な結果となり、誠に心苦しい限りではございますが、なにとぞご理解をいただけますようよろしくお願いいたします。
Yahoo!ブログをきっかけにブログを開設し、人とブログとの出会い、インターネットの世界を楽しんでいただいた皆様にはできる限りブログ利用を継続していただきたく、他のブログサービスへの移行ツールをご用意いたしました。
またサービス終了までの期間、段階的に機能を縮小してまいります。詳しくはお知らせブログをご確認ください。
世の中に数多くある個人の情報発信サービスの中から、Yahoo!ブログをご利用いただき誠にありがとうございました。サービスは12月15日まで継続してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
Yahoo!ブログ スタッフ一同』
と有った。
 私のブログは2007年8月23日に開始しおよそ12年Yahoo!ブログを利用させてもらった。この度のお知らせで私は比較的早い段階からYahoo!ブログを利用させてもらったのだと改めておもった。
やめた理由の中に書いてあったように、今はSNSが発達し特にツイートやフェイスブックなどの発達が顕著で、あまりブログの価値がなくなってきているのかもしれません。しかし写真などを含めて情報を発信するにはブログが適切ではないかと私は思い継続することにしました。
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 提案された4つのブログのうちアメーバーブログに移行しようと準備をしています。完全移行にはまだしばらくかかりますが、その間は今まで通りYahoo!ブログをよろしくお願いいたします。
なお移行後のURLはhttps://ameblo.jp/saida-dcjpとなります。
今後ともご愛読いただきますようにお願いいたします。

2019年06月25日

落ちぶれる日本

 先日から日本が落ちぶれていくような新聞記事が多い。6月4日の「中国新聞」では「夫婦老後資金2,000万円必要」と大見出しの記事が載っていてびっくりする。年金頼み限界 資産形成促すとサブタイトルも見られる。そして6月6日「尾道新聞」では「人口は毎年1500人減少!転出で多い出産適齢期の女性」のタイトルが踊る。
 IMG_20190611_0001.jpg-2.jpg   IMG_20190613_0001.jpg-2.jpg      
さらに6月9日の「尾道新聞」では「働き手、現役が5割に減る・・・26年後の2045年の人口は10万3千人・・・人口減少顕著」と書いてある。そんな折り6月7日の日本経済新聞の広告欄に河合雅司著「未来の透視図」と言う本の宣伝広告が載っていたのを思い出して早速手に入れて読んだ。
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実はこの本は以前彼が著した「未来の年表1・2」の完全図解、副読本と書かれている。未来の年表を読んだときかなりショックを受けたがこの度の本は種々の統計データーを示しながら解説してあり、読んでも驚くことばかりであった。
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本の中に待ったなしの人口減少の構図が掲載されておりそれによると2040年に高齢者の人口がピークになる2040年問題や2056年に勤労世帯が5000万人を割り込む、また2076年に年間出生数が50万人を割り込みさらに西暦3000年には日本消滅と予測している。
目次から驚いた言葉を抜き出してみると、
第1章 人生100年時代の到来では・・・高齢者の激増
あなたの骨を拾う人は誰なのか、
故郷の両親が「人身事故」を起こす!高齢者の車が「凶器」となる日  
火葬場が足りず、遺骨も引き取られず「死して屍拾うものなし」
第2章 「24時間社会」の崩壊・・・勤労世帯の激減 
壊れたエアコンすら直せない!「技術者不足」で経済が大渋滞?
「若い労働者の減少」、「後継者不足」で中小企業が消えていく
第3章 「未来の母親」がいなくなる・・・出生数の激減
「無子高齢化」がやってきた!地方に子どもがいなくなる
2035年には男性の3人に1人、女性の5人に1人が未婚!
第4章 悲しすぎる地域の未来・・・全国で町やモノが消滅
全国で町が消える!
美術館→救急病院→銀行の順に消えていく生活インフラ
両隣は空き屋、目の前は「だれのものかわからない土地」だらけ
等々まだ他にもこんなことまで起きるのかと驚くことばかりである。

 まさに高齢ドライバーの事故などが現在多発しており私も高齢者で人ごとではない。いちおう孫はいるので何とか骨は拾ってもらえるのかなと思うが孫の時代はどうなのかと心配する。後継者不足では今後5年間で100万社以上が廃業に追い込まれると書かれている。現に私の医院の患者様の中にも後継者がいなくて自分の代で廃業された人が何人もいらっしゃる。未来の母親がいなくなるという言葉には大いにショックを受ける。子どもがいないことはその次の世代の人口が減り負のスパイラルに陥ることである。
この言葉を見たとき20年程前に『DINKs』(ディンクス・・・ダブルインカム・ノーキッズ)という言葉がもてはやされ、まさに「今だけ・金だけ・自分だけ」という風潮がその頃から有ったのではと思い出したが、筆者の河合氏も終わりの章でこのことに触れられている。
最初に取り上げた中国新聞の2000万円必要という記事も元を正せば少子化により年金財源が確保できなくなっただけのことで有ろう、国会議員の中には「100年安心の年金」破綻だと騒いでいるが当時の人口予測をはるかに超えるスピードで少子化が進んだことであろう。私は団塊の世代のトップランナーだが当時は267万人の子どもが生まれていた。今や97万人くらいしか生まれてこない。そのくせ年金破綻だと騒いでいる同じ人たちが先日、元オリンピック担当大臣が会合で出席者にお子様やお孫さんに3人ぐらいは子どもを産んで頂きたいとお願いしただけで、産む産まないは個人の自由だとつるし上げていた。単純に考えた場合、夫婦で子ども2人なら人口は現状維持、3人産んで初めて人口増加になるが現状合計特殊出生率が2017年で1.43ではどうしようもない。
実際努力をしても授からない場合もあるが気持ち的にはせめて2人くらい産まれると良いのだが。
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 また2016年の年間出生数0の自治体が福島県・奈良県などで3村,5人以下の自治体が全国で36町村あった。また小学校も年間500校程度が廃校になっているとのこと。さらに尾道新聞にも書いてあったが全国1800市町村のうち約半分の896市町村が消滅可能性都市に挙げられ県内では府中市、竹原市、廿日市市など12市町がリストに上がっていると報じていた。人口が減ると言うことは生活インフラが減ると言うことであるがデーターによると歯科診療所が存続するためには人口は2500〜500人程度、一般病院では5,500〜27,500人いないと成り立たない様である。
第5章で人口減少に対し著者は今後戦略的に縮む事で対応する様に提言している。
便利さからの脱却では24時間のコンビニの営業を客が減る時間帯は閉める。
国際分業の徹底では日本の得意分野に人材を集中する。
居住エリアと非居住エリアの分離明確化。
働けるうちは働く。
一人二役をこなす。等が提言されており、人口が減っても豊かさをある程度維持していくことは民族の存亡をかけた戦いとしている。本当に待ったなしの状況を知らされる。人口減少に伴い当然国の予算も小さくならざるを得ない。
かってJFケネディー大統領の就任演説で「あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。」と述べたがこれからは私たち1人1人が国に頼るのでなく自発的に自助努力をし、人口減少に対応して行くことが大切なのではないだろうか。

2019年06月14日

映画「空母いぶき」を観て

 NHK・WEBニュース5月30日版によれば中国海警局の船4隻が尖閣諸島の領海のすぐ外側にある接続水域に49日連続で入ってきており尖閣諸島を国有化して以降最長を更新していると報じている。また昨年度の航空自衛隊によるスクランブルは999回で2016年度の1168回に次いで過去2番目に多かったと報じられている。特に中国機が64%とロシア機の34%を抜いてダントツ中国機が多い。
また2012年8月15日に香港・マカオの活動家らが乗船している抗議船が日本の領海内に侵入し、活動家ら7人が尖閣諸島の魚釣島に上陸したことがあり、巡視船は警戒活動を継続している。この様に日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを年々増している。
 そんな折り「空母いぶき」が封切られ観に行った。この作品は高校の2学年後輩に当たる漫画家かわぐちかいじ氏の漫画を実写映画化したもので彼と幼稚園から一緒の今は亡き軍事アナリストであった恵谷治氏とで喧々諤々激論を飛ばしながら書き上げた漫画である。少し興味が有ったので映画のパンフレットを購入した。
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それによると世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明(後に東亜連邦と判明)の軍事勢力が漁民を装って嵐の中、漁船20隻で日本領海内に侵入し領土の一部である初島に上陸占領する。初島近海に急行した巡視船「くろしま」は攻撃をうけ海上保安官が拘束される事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を海上警備行動として現場に派遣する……。
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一方初島の状況を偵察に行った自衛隊機が相手からミサイル攻撃を受け爆散する。ここに至り総理大臣は防衛発動を命じる。しかし「外交交渉に影響する戦闘は極力回避されたし」と政府からの指示が出る。なお防衛発動は現実には一度も発令されたことはない。
憲法第9条のもと、武装勢力から攻撃を受ける中、自衛隊隊員達が他国の侵略に対して確固たる決意を胸に国民の命と平和を守るため奔走する姿が描かれており、専守防衛に縛られる自衛隊員達の苦悩が半端でない。
専守防衛である以上、正当防衛以外、攻撃は出来ない、つまり敵がミサイルを撃ってくるまで撃ってはならない。さらに東亜連邦の駆逐艦2隻が現れたとき対艦ミサイルでの攻撃が順当と思われたが「いぶき」の副長は「撃沈して2艦で乗員600名の命を奪えば、戦線は拡大し戦争に繋がる、我々自衛隊はその戦争を避けるためにあるのではないかと」艦長をたしなめる。
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専守防衛が重くのしかかり潜水艦に対してもこちらから攻撃はしない。敵が撃った魚雷を迎え撃つが、一発打ち漏らした魚雷が空母「いぶき」に迫り来る。空母を守るため護衛艦「はつゆき」が盾となるが、「はつゆき」は炎上し戦死者や負傷者が出る。専守防衛のため相手を慮りながら戦うことは自衛隊員にも多大の犠牲をしいる結果となっている。このような戦闘が現実になったとき、あくまで専守防衛を死守するのであれば自衛隊員の被害は甚大なものになるのではと危惧する。
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記者会見の場で「あくまで戦闘で戦争ではない」と言い切る総理、
最後は国連軍が中に入って戦争までには至らなく終わる。
映画はあくまでフィクションで有りしかも侵略してくる国を東亜連邦としているが原作は中国で有りその点は国際関係を配慮しているようだ。
有ってはならないがひょっとすると近未来に本当に起こりそうな内容だけに手に汗握る展開で画面に釘付けになった。
多くの国民がこの映画を観て日本国の安全保障を考える嚆矢になると良いなと思った。
なお掲載写真はパンフレットの中の写真を転載させて頂いております。

2019年06月03日

今だけ、金だけ、自分だけ

 私がこのフレーズを初めて聞いたのは5月3日憲法記念日のNHKの各党討論会であった。野党の方(どなたか記憶が無い)がこの言葉を発していた。その時私はかなりの衝撃を受け素晴らしいフレーズだと思った。私を含めて現在の世の中の風潮をまさに言い当てているなと思った。
どこから出てきた言葉なのか気になりインターネットで調べたところ「ちきゅう座」というサイトの2019.4.20号にジャーナリストの岩垂 弘氏が書いた記事が見つかった。
一部転載させていただくと『東京大学大学院の鈴木宣弘教授が『食の戦争』(文春新書、2013年)の中で使ってから広まったという。「今だけ」とは、将来のことは考えず、目先のことだけしか見ない、考えないという刹那的、近視眼的な思考・行動のことであり、「金だけ」とは、全てを金銭面だけからとらえるという拝金主義的な生き方のことだろう。そして、「自分だけ」とは、自分のことしか考えず、他人や社会のことには目もくれない、つまり、自分ファースト的な生き方のことを指すとみていいだろう。・・・・・ こうした「3だけ主義」が人びとの間で次第に強くなっていったのが「平成」という時代の主要な一側面だったんではないか、というのが私の実感だ。これには、さまざまな要因があったと思われる。』と書いてあった。
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 また毎月購読している月刊誌「致知」6月号に国際ジャーナリスト・堤 未果氏の『売られていく日本の資産を守れ!「いまだけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義が日本を亡ぼす』と言う記事が載っていた。同月に2回もこのフレーズに触れるとは驚きであった。
この記事の書き出しに「森、海、水、食、土地、介護、医療、労働・・・・私たちの生活に欠かせないものに、いま次々と値札が付けられて、外資や民間企業に売られていることに、いったいどれだけの人が気付いているでしょうか。」と有った。センセーショナルな書き出しで有り、引き込まれて読んだ。
例として水道民営化の話が書いてある。多くの自治体では水道事業は赤字であり、民営化されると自治体は確かに財政負担が軽減するかも知れない。しかし企業は利益追求をするために検査員などの人減らしを行なったり、設備が老朽化しても新たな設備投資をしないため水質悪化をきたす恐れが出てくる。米国ジョージア州アトランタ市では水道民営化をしたところ水道料金の上昇と濁った水が出る苦情が殺到し20年契約を僅か4年で解約し公営に戻した。日本では昨年7月に水道法改正案が可決されており、今後水道ビジネスが拡がっていく恐れがあるとのこと。
 他にも水産特区を導入して漁業権を企業に渡し漁業の株式化を推進しているが、社員となった漁業者はかえって収入が減ったりしているとのこと。また漁業活動を名目に海外の船が自由に日本の領海に入ってくる懸念もあると書いてある。そうなれば他国の漁船との間に多くのトラブルも発生する恐れがある。
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 さらに日本では介護業界の人手不足は年々深刻になってきている。仕事がきついのに賃金が全業種平均よりも安く、人がすぐにやめてしまう。これに対し政府は低賃金で働く外国人労働者確保のために、語学力やビザのハードルを下げて受け入れを拡大した。そしていまや介護ビジネスは世界的に優良な商品として急成長しているとのこと、ここでもアメリカの大手在宅介護サービス会社や中国の投資ファンドマネーが日本の介護ビジネスに次々と参入しているとのこと、そこでは低賃金で働く外国人労働者がもてはやされ、日本人の介護士の賃金が上がらなくなる恐れがあるとのこと。
この記事を読んでいると、強欲資本主義に限らず我々日本人がまず「今だけ、カネだけ、自分だけ」の「3だけ主義」を排除しなければならない。昨今の大企業における検査データの改ざんなども正にこの「3だけ主義」そのものであろう。
目先にとらわれないで知恵を出し百年の計を建てて頑張らないと、本当に日本の国が亡びるのではないかと思った。

2019年05月26日

私のトイレットペーパー今昔

 私は昭和22年生まれの72歳である。昔「明治は遠くになりにける」と言う言葉を良く聞いたが、令和の時代が始まり今や「昭和は遠くなりにける」と感傷に浸ることが有る。
 先日、職場のトイレ掃除をしていたときのことである。トイレットペーパーを整えていたとき急に昔のことが思い出された。小学生の頃、我家のトイレにはA4サイズに切断された新聞紙が積まれており、大便をした後、その新聞紙を揉んでお尻を拭いていた。
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 当時水洗便所は尾道にはおそらく一軒もなく全戸いわゆる和式のくみ取り式便所で近くの農家の人がくみ取りに来ていた。農家の人は肥担桶を荷車に載せ自分の畑にある肥溜め(野壺)にもって行って投入し堆肥(下肥)にしていた。学校の行き帰りその横を通ると肥溜めの中には多くの新聞紙が見られたことから恐らく多くの家庭で新聞紙を使っていたものと思われる。畑に下肥をまいた後、新聞紙が畑の土の上に載っかっているのが当たり前の風景であった。そのころ私は新聞紙を4つ折りにして包丁で裂いてトイレットペーパー通称便所紙を作るお手伝いをしていた。その後化学肥料が出回るようになり農家の人のくみ取りもなくなり、くみ取り業者がくみ取ってくれた。
 何時かはっきりしないが中学生の頃には一束かなりの枚数の市販の便所紙(落とし紙と呼んでいた)を購入するようになった。その頃の便所紙はおそらく古紙を利用した再生紙で、漂白はされておらず黒ずんだ灰色の紙であったが新聞紙にくらべれば随分とお尻には優しかった記憶がある。その後大学生になった昭和40年頃から現在のロール状トイレットペーパーを見かけるようになった。しかしそれは今のものにくらべれば硬い紙質であった記憶がある。下宿では依然として落とし紙であった。会社に入社した頃は完全にロール状のトイレットペーパーになっていた。
昭和48年結婚した年に起きたオイルショックでは全国的にトイレットペーパーがなくなり、それを確保するのに家内と四苦八苦して手に入れた記憶がある。
 それにしても今のトイレットペーパーはエンボス加工がしてあり、ものによっては二重のものもある。12個入りのビニールの袋には「高密度エンボスでふんわり感アップとかフレッシュパルプ100%」などの宣伝文句が書いてある。新聞紙を使っていた私から見れば今のトイレットペーパーはこの上ない最上級の宝物のように思える。また現在の子供たちに新聞紙でお尻を拭けと言うと泣き出す子供たちが多いのではないだろうか。
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 ところでさいだ歯科医院は開業して33年を経過するが、開業時はくみ取り式のトイレで有った。というのも市の中心部から10キロほど入った田舎では公共の下水道は来ておらず、浄化槽を自分で設置すると大幅に建設費がかかることからやめていたが、平成18年に1000万円近くの投資をして浄化槽を設置し、水洗トイレにした。
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 このブログを書きながら尾道市の下水道普及率が気になり市のホームページで調べてみた。1部抜粋して転載してみると『人口減少や財政縮小等の社会情勢を踏まえ、旧尾道市域内の全体計画について見直しを行いました。尾道市公共下水道事業は、昭和57年(1982年)に着手し、整備を進めていますが、「市街地の道路が狭い」、「車の入らない斜面地等地形条件が厳しい地域が多い」等の理由から、平成27年度(2015年度)末の公共下水道普及率は11.9%と、国及び広島県の公共下水道普及率(国:77.8%、広島県:72.8%)と比べ非常に低い水準にあります。今後も、地形的な面などから事業進捗に大きな改善は見込めず、実質的に200年以上の整備期間を必要とする尾道市公共下水道全体計画については、現実的でないとして、見直しが必要となっていました。』とある。
なお「さいだ歯科医院」がある地区には公共下水道が整備される計画はなく各家庭が浄化槽を整備して対応するように迫られている。
トイレットペーパーの今昔からも戦後の貧しい時代から日本が如何に経済発展をしてきたのかに想いを馳せると本当に良い時代になったと思う。

2019年05月16日

令和元年5月1日

 令和元年がいよいよスタートした。元年最初の日、この日の為に前もって新しく購入した国旗をベランダに掲揚し、新時代の始まりと心新たにした。沖縄から長男一家が帰省していたので次男一家共々家族全員で私の家と、家内の家との墓参りに出かけた。令和元年初日にご先祖様に全員が挨拶できたことは意義深く大いに良かった。
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 ところで墓所に向かう途中ほぼ全部の家で国旗の掲揚がないことに驚いた。私が小さい頃は旗日(祝日)にはほとんどの家に国旗が掲揚されていた記憶があるが、最近お正月以外で国旗を見ることが非常にまれである。しかし即位の日にここまでとは思わなかった。もっとも、今までは先帝が御崩御されて国民が悲しみに包まれ、歌舞音曲も控える中で次の天皇陛下が直ちに御即位されるプロセスだったので、国旗を掲げるなんて事は思いもよらず、むしろ半旗が掲げられてきたのかもしれない。
 しかし今回は1年ほど前から、4月30日平成天皇が御退位され5月1日に新帝が即位されることは決定していた。また年号は「令和」と1ヶ月前に決まっていて、TVニュースなどではカウントダウンまでしながらまさにお祭り騒ぎで「令和」を迎えていた。
しかし国旗を掲揚すると言う考えには至らなかったのかと思い、尾道の街を少し散歩しながら国旗掲揚の様子を観察してみた。
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消防署、駅前交番、テアトルセルネには国旗が有ったが尾道駅にはない。まず海岸通りを歩いてみたが市役所までの間、数軒のお店に国旗掲揚があった。それから商店街に向かったが途中お食事処のお店屋さんに小さな国旗と令和と書いてある足下灯があった。商店街の尾道通りと絵の街通りにはアーケイドの両脇の柱に国旗が掲げてありほっとしたが、センター街、中商店街、一番街までは東洋堂1軒除いて国旗は1本も掲げられておらずとても寂しい感じがした。尾道本通り連合会として足並みがそろわなかったのであろう。ちなみに銀行では愛媛銀行が国旗を掲揚していたのみである。
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 一番驚いたのは自由民主党の広島県第6選挙区支部に明かりはついていたが国旗掲揚がない。小島敏文衆議院議員の事務所なら国旗掲揚が当たり前と思っていたのだが。非常に残念である。
 日本国憲法第1条によれば「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」とある。そうであるならば保守の自民党に限らず、憲法改正反対を唱えるいわゆる護憲派の政党や人々も、即位されたことは日本国の一大事であり、憲法を守ろうとするならば当然お祝いをして国旗を掲げることが良いのではないだろうか。果たして国旗は掲揚されたのであろうか?
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結局歩いて観察した範囲では普通の民家で国旗を出していたのは2軒だけだった。寂しい限りである。
それと郵便局横の「工房おのみち帆布」の前で、「令和」と書かれた額がおいてあった。そばにいた女性の説明によると菅官房長官がTVで発表したときの書体のコピーだという。手で触っても良いとの事であったので額を持って1枚記念撮影をした。また尾道駅で入場券を購入したが日付はR1.5.1.ではなく2019.-5.-1 であり「令和」のRの字はなかった。
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 2時間ほどの歩きの中で走行する車や駐車場に止めてある車のナンバープレートを観たら中国5県はもちろん、九州・四国全県、神戸、和泉、堺、金沢、奈良、名古屋、浜松、富士山、八王子、大宮、習志野、遠く山形など53種類のナンバープレートを数えることが出来た。尾道がいかに観光都市として人気があるのか改めて知り驚いた。
「令和」が良い時代であることを祈るばかりである。

2019年05月03日

花桃

 尾道では桜土手の桜もほぼ散って桜の時期は終わりになったが昨日、三次・庄原を経て帝釈峡を抜けて東城まで足を伸ばした。
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こちらはまだ寒いせいか桜が満開を少し過ぎたところで至る所綺麗であった。山の色も尾道とは全く違ってまだ春浅く新緑の緑がなく茶色の様な色という感じで有った。また2カ所で鯉のぼりを見たが昔のように至るところで鯉のぼりが上がっている状況ではなく、少子高齢化が如実に表れているのではないだろうか。
帝釈峡から東城に向かう途中道ばたや農家の庭先に花桃が咲き乱れていた。赤やピンク、白など本当に綺麗であった。
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 ところで「さいだ歯科医院」の駐車場にも花桃が植えてある。この花桃は一つの木に赤、白、ピンク、白の花びらに赤の入ったものと色々の種類の花が咲き目を楽しませてくれる。
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花の付き方からして東側の枝が赤で西の枝が白であり、どうやら買った苗が接ぎ木をしてあったようでこの様な花が咲く様になったのであろう。
来院される患者様も不思議がってスマホで写真を撮られる方もいらっしゃる。
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 その他「さいだ歯科医院」に有る桜は吉野桜であり花桃とほぼ同時に咲き始めて桜と花桃のコラボも綺麗であった。今日現在、花桃の花は少し枯れかけているがその横で姫リンゴの花が咲き始めた。この姫リンゴ秋には直径5センチ程度の実を付け、食べるとそこそこ美味しいのである。もう少しすればキンカンの花も咲きそうであり、この季節が一番心踊らされる。

2019年04月21日

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