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最近の記事
05/05 今年のGWと憲法記念日
04/10 満開の桜見物と五十三次版画鑑賞
03/24 院展観賞
03/09 令和6年度北部圏域ネットワーク(医療・介護連携)会議
02/11 建国記念の日に思う
外部グログ

大先生(元院長)のブログ

ベトナム旅行 PART U

 今日は午前中世界遺産のハロウ湾観光である。このハロウ湾はベトナム戦争の引き金となった1964年のトンキン湾事件で有名なトンキン湾の中に有る。
ベトナム随一と言われる美しい景観で多くの観光客を魅了する人気スポットと言われている。しかし残念ながら雨天の予報が出ており、空は曇って少し海霧が出ていたので、観光案内パンフレットにあるエメラルドグリーンの海にはほど遠かった。 
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切り立った岩肌を見せた島々が点在する光景は「海の桂林」とも呼ばれ、正に以前訪れた中国の桂林に似ていた。その特徴は島が石灰岩で出来ており、長い時間をかけて雨や海水に侵食されることで出来たとのこと。クルーズ船による観光であるが我々は3時間コースのクルーズで有った。時間のある人には1泊クルーズも用意されているとのこと。
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 島の形が千差万別で有りその中でも有名な闘鶏岩を間近で見て、その後鍾乳洞の有る島に上陸しティエンクン鍾乳洞内を見学する。丁度乾期に当たるため内部は水がほとんど無く歩きやすかった。昼食を船の中で海鮮ランチを食べる。
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 その後バスにてハノイに戻り観光をする。まず元ベトナム国家主席ホーチミンの遺体を安置しているホーチミン廟を訪れた。綺麗に整備され廟の入り口には警備員が微動だにしないで直立不動で立っていた。その後セントジョセフ教会(ハノイ大教会)へ歩いて行き、内部には入らないで外から教会を眺めた。この教会はフランス植民地時代の遺産であり、1990年に現在のネオゴシック様式に改装されたとのこと。
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 その後直ぐ近くのホアンキエム湖に行く。此処でガイドさんから15世紀にベトナムが明に支配されていたとき、竜王からもらった剣で明を撃退した。その後、湖から亀が現れ剣を竜王に返すように言って剣を湖の中に持ち帰ったと言う「環剣伝説」を話してくれた。
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 また旧市街は治安が悪いのでショルダーバック等が背中側にあるとスリに遭ったり、カミソリで切られるので用心するように注意を受ける。早速バックを前の方にして旧市街を歩きレストランに行く。夕食は生春巻き等のベトナム名物料理とのこと。夕食後ベトナム伝統の水上人形劇を鑑賞する。この中の演目にも「環剣伝説」演じられていた。
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 その後ホテルにチェックインする。明日はハノイからフエに国内線で行くためチェックアウトが5時と言うことで有ったが、少し時間的余裕があったのでガイドさんにお願いしてマッサージに連れて行ってもらう。チップ込みで1人30米ドルであった。続きはPART Vへ

2019年01月03日

ベトナム旅行 PART T

 12月25日午後から休暇をもらってベトナム旅行に出かける。2年振りの海外旅行である。家内が左膝人工関節置換術をして1年経過した。かなり歩くのもスムーズになったので旅行に行こうと思い、ネットで検索したところヨーロッパやエジプト等はほとんどがキャンセル待ちの状態、たまたまクラブツーリズムの「魅惑のベトナム6日間」というツアーが空いており申し込んだ。
コースは関空・・・ハノイ・・・ハロン湾・・・フエ・・・ホイアン・・・ミーソン・・・ホイアン・・・ダナン・・・ホーチミン・・・関空で、ベトナムの北から南までの縦断旅行である。
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 26日朝8時30分関西空港団体受付コーナーに集合と有り、当日尾道発では間に合わないのでホテル日航関西空港に前泊する。
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 1時間以上並んで搭乗券の発給を受け出国審査をして予定通りベトナム航空直行便で関空を出発、一路ハノイに向かう。飛行機は満席であった。5時間半をかけハノイ着、その後マイクロバスにて4時間かけてハロンに行く。高速道路が最近出来たらしいが通行料が高くて一般道路を走る、ベトナム人の現地ガイドが空港で迎えてくれる。此処ではじめてツアー参加の仲間が顔をあわせる。夫婦のカップルが3組、親子のカップルが1組、友人が急遽キャンセルになりお一人で参加の人とあわせて9名の団体である。少ない団体だったのでマイクロバスの席をゆったり贅沢に使えた。ガイドさんはハノイ大学日本語コースを卒業されており日本語は堪能、安心する。
 途中ベトナムの現状を話してくれる。現在ベトナムはあちこちで建設ラッシュが進んでいる。近年の中国での人件費の高騰や、政府の締め付けなど様々な問題で中国から世界の工場が引き上げ他国に移転している。その恩恵を受けているようで多くの日本企業も進出しているとのこと。
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 昔、日本は東京オリンピックに向かって高度成長期としてずいぶんと発展したがそんな勢いを感じた。ガイドさんの話しではベトナム人の平均収入は3万円程度であり、私が大学を卒業した頃学卒の初任給が3万円弱であった。また交通事情はバイク天国で各家庭に2〜3台はざらとのこと。それでも20年くらい前には自転車が主流であったとか。日本では昭和40年にトヨタがカローラを発売したことにより自家用車時代が始まったが、ベトナムが日本の様に車社会になるにはまだ20〜30年くらい掛かりそうである。そう思うと昭和40年代の日本と同じくらいかなと感じた。またハロンに行く途中の畑には多数の牛が草を食んでおり、ベトナムでは米は二期作で2月になると水田の代掻きに活躍するとか、農業はまだほとんど、機械化されてないようだ。
 ハロンに入るとハロン湾が世界遺産に登録されたことも有り別荘、リゾートマンションなどが此処彼処と建設されていて、多くが中国資本とのこと。
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 レストランで夕食を食べる、ビールはハノイビールを飲むが330mlが3ドルである。ベトナムの通貨ドンも有るが旅行者は米ドルが使いやすい。ドンは桁数が多く日本円との換算では二桁削除後0.5を掛けるとおよその日本円が出る。写真の10,000ドンは日本円の50円相当である。この旅行中どうしても米ドルのおつりが無い時ドンをもらったがほとんど米ドルで済ませた。ホテルにチェックインした時は日本時間で23:30(現地時間21:30)を廻っていた。ホテルの部屋や設備はまあまあ良かった。続きはPART Uへ

2019年01月03日

風邪引き顛末記

 例年のことだが冬の初めによく風邪を引く。それも結構こじらせて長引く。私が風邪を引いて咳き込むとすごいことになる。腹の底から絞り出すような咳である、そのせいか肺のレントゲンを撮ってもらうと何カ所か白くなっていて肺気腫があることを示している。学習すれば良いのだがついつい市販の風邪薬に頼ってしまう。
 8日に大学同窓会の忘年会で飲んで帰り、部屋のエアコンを付けたまま朝まで寝込んだ、朝起きて少し喉が痛いことに気付くがたいしたことは無いと思い家ですごした。10日朝から少し熱気があったが、仕事優先で出勤。もちろん背中と腰には張るカイロを付けて漢方薬の葛根湯を飲んで出かけた。帰宅してもすっきりしないので、家内に小児用の液体の風邪薬を買ってきて貰う。その液体ののも薬には3〜5歳児、一回に5mlと書かれている。今迄、私は1回に付き1本を飲む。3本飲んだところかなり改善が見られたが咳が止まらない。12日はさいだ歯科医院の忘年会が有りここで少しお酒を飲んだ。21時半には家に帰り直ぐ床に入るが風邪がまたぶり返す。13日は休診日だったので一日中床について体力回復を図るがあまり芳しくない。
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 14日出勤するも微熱が有り昼から早退。今迄早退したことはほとんど無いが、息子が「帰ったら」と言うのでお言葉に甘えて帰り床に伏せるが咳が止まらない。夜寝る頃になると咳がものすごく続きあばら骨が痛い。15日は出勤して通常通り勤務。少し良くなってきた感あり。ただ咳のため睡眠不足である。睡眠導入剤も服用する。16日、日曜日は1日中家から出ないでひたすら寝ていた。
 17日になると発熱は無くなり、日中の咳もかなり減少、ただし夜は相変わらず、咳の時は横隔膜が振動するようになり、咳のためがばっと目が覚める、普通に寝ていると痰が上がってきたり鼻汁が喉の奥にたれる後鼻漏があったりする。それでベットをギャジアップしてベットに寄りかかるようにして寝る。
 18日も同じ様であるが横隔膜をいつも振るわせているのか、トイレで大便をするときに痛くて力むことが出来ない。腹圧がかからなので便秘状態。初めての経験である。ついに市販薬に頼るのをやめて近くのT医院を受診。痛み止め、去痰剤、咳止め、うがい薬、抗生剤、胃薬、睡眠導入剤等を処方してもらう。
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 本日20日は休診日で家に居る。咳は時折出ている、発熱はない。これからは市販薬に頼らず、早めに医者にかかろう。よい教訓であった。
なおこの風邪はインフルエンザでは無いようである。最もインフルエンザの予防接種は11月の終わりに終えている。
段々年齢を重ねてきたせいか、身体の予備力が無くなってきたことを痛感する。
今年もあと1週間ほどで仕事納めである。明日からはいつも通りと行きたいものである。

2018年12月20日

ACPについて

 一昨日、11月30日に北部圏域ネットワーク(医療・介護)連携会議が有り出席した。尾道市には7つの地域医療包括センターがある。さいだ歯科医院は尾道市の北に有り北部地域包括支援センターの管轄内にある。昨年からネットワーク会議が開催されるようになり、関係者の顔の見える関係づくりと医療と介護の連携強化の体制造りが行われるようになった。
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 当日は尾道市高齢者福祉課から在宅医療・介護連携の現状について報告があった。北部圏域の高齢化率は29年4月1日で34.7%とかなり高い、尾道市のキャッチフレーズは「高齢」を「幸齢」と言い換え「幸齢社会おのみち・・・住みなれた地域で元気でいきいきと暮らすために」と説明された。「幸齢」とは面白い発想だと思った。その後、地域内の医療系の4事業者のプレゼンテーションが有り、どの事業者もよりよいサービス提供について努力をされているのがひしひしと伝わってきた。その後メインテーマである「人生の最終段階ACPについて」と題して公立みつぎ総合病院院長 沖田先生から説明があった。
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 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは初めて聞く言葉で、チラシを一枚いただいていたが、そこには「人生の終わりまであなたはどのようにすごしたいですか?もしものときのために自らが望む、人生の最終段階の医療・ケアについて話し合ってみませんか」とある。
沖田先生のスライドの中「どう生き、どう逝くのか?」というフレーズがあったが正にその通りで有り、自分の人生の最後を人に決めてもらうのでなく自分の意思で決定する事、そのためには家族・医療関係者・介護関係者・地域の人達がかかわって本人のリビング・ウイル(事前の意思表示)を聞き取り、最後まで人間らしく生きていけるようにすることである。しかし一度決めておいても、心身の状態に応じて意思が変化するので何度も繰り返し考え話し合いが大事だという。
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 講演の後、グループに分かれて意見交換をした。私は歯科医で、看取りに立ち会う事は皆無に等しいが、それまでの間に出来ることと言えば、できるだけ最後まで口から食べられ、誤嚥性肺炎などの予防をサポートする事ぐらいしか思いつかない。
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 団塊世代のトップを走っている自分としてはとても興味ある会合で会った。
ところで、翌12月1日の日本経済新聞の記事に「終末期の治療方針・・・人生会議」で話し合って」という記事があり厚労省が30日にACPを「人生会議」という愛称で呼ぶことを決めたとあった。昨日の会議は正に時期を得たものというか、あまりにもぴったりで驚く。ACPでは良く判らないが「人生会議」だとそのニュアンスがよく伝わってくる。終活の最終段階だと考えれば良いと思った。

2018年12月02日

有給休暇5日間取得義務化

 今日は勤労感謝の日、労働者に視点を置いた休みである。このところ新聞・TV
報道で過労死の問題がよく取り上げられている。「ブラック企業」なる言葉も日常化している。
とりわけ電通社員の「高橋まつりさん」の自殺報道を受けて政府は「働き方改革」に乗り出した。今年(2018年)6月に成立した「働き方改革関連法」の一環として、労働基準法第39条(年次有給休暇)が改正され、来年(2019年)4月より「有給休暇取得の義務化」が決まった。これにより年10日以上の有休休暇を付与された労働者には、付与された日から1年以内に最低5日間の有給休暇を取得させることが義務化された。労働基準法に定められたことから、守らない場合、労働基準法違反となり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられ事になった。
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 「さいだ歯科院」では今迄、法定通りに運用していたが、従業員それぞれによって有休取得日数がばらばらで、技工士のT君などはほとんど有給を使った事が無い。たまに飛び石連休などの時、全員に有給休暇振り替えを行い臨時に休んだ事がある。
さいだ歯科院の就業規則の第10条には
[ 休日は1週につき2日を原則とする。
日曜日、祝祭日、および祝祭日のない週の木曜日。
年末年始、夏期休暇はその都度考慮する。] となっている。
これだと今年は13日の祝日が有るが、その内ゴールデンウイーク、お盆、正月休みに引っかかる祝日を除けば木曜日に10日間の出勤が有った。
 ところでさいだ歯科医院は昨今の人手不足を反映してか、はたまた田舎で開業しているせいか、新卒の歯科衛生士募集を行っても応募者がいない。若い人達の意見を聴くと給料よりも働く環境、労働時間とりわけ休日についての関心が高いという。
 そこで先日、福山衛生士学校に求人募集をする際、休日を書く欄に、日曜、祝祭日、木曜日と書くことにした。これにより就業規則の「祝祭日のない週の木曜日」という項目がなくなった。来年(2019年)1月1日より適用することにした。また現在の職員さんにとっては10日ほどの休日の増加である。これをただ休日としたのでは労働基準法第39条をクリヤーできない。
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さいだ歯科医院の就業規則第20条に
職員が次の各号の1に該当し、請求のあったときは、その項に定める特別休暇を与える。
  1.本人の結婚の場合               7日以内
  2.子女結婚の場合                3日以内
  3.父母、配偶者ならびに子女が死亡した場合    5日以内
  4.祖父母、配偶者の父母または兄弟が死亡した場合 2日以内
  5.労働基準法に定めた事由が発生したとき     法の定める範囲内
  6.災害発生のとき                その都度定める
としている。
 この中の5番目の「労働基準法に定めた事由が発生したとき・・・法の定める範囲」を利用することを従業員の皆とミーティングを行い、増加する休日を特別有給休暇とすることで合意した。実際には法の定める範囲(5日)から考えれば2倍の増加となる、これにより「さいだ歯科院」では年間120日以上の休暇となり1年の1/3は休みとなる。
またこれにより全員が改正労働基準法第39条をクリヤーできる。我々のように従業員数の少ない零細企業でこの法律を遵守することは至難の業で、中にはお盆休みや正月休みを勝手に有給休暇に振り替える事業者も出てくるのではと噂されている。
正直なところ「さいだ歯科医院の経営」から考えれば1ヶ月の稼働実日数は20〜22日なので1ヶ月の半分くらい働か無いのと同じである。売り上げは当然ダウンすることを覚悟しなければならない。それでも今いる従業員さんに喜んで働いてもらい、新たな従業員確保への望みを繋ぐ方が大事である。

2018年11月23日

禁煙講義

 私は栗原中学校の歯科校医をしている。歯科検診や学校保健委員会に出席して生徒の健康維持に一役買っている。その他に保健体育の授業1コマをいただいて、毎年「本当は怖いタバコの話」と題して中学1年生を対象に講義をしている。講義は毎年夏休み前に行うことにしている。これは以前、夏休みに生徒達の生活リズムが乱れてタバコに手を出す事例が見られていた。そこで10年ほど前から夏休み前に講義をし、出来るだけそういうケースをなくすことにした。今年も7月12日に行う予定で準備していたが、西日本豪雨による長期間の断水で学校が臨時休校となり出来なかった。この度やっと時間割の目途が立ち講義を実施することが出来た。
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 講義内容はタバコを吸うことによって体中に起こる病気などのリアルな写真などを見せながら進めていく。例えば肺がんで亡くなった人の真っ黒に汚れた肺臓の写真、口腔内に発生した癌、さらには脱疽(バージャー氏病・別名たばこ病)で切り落とした足などの写真を示し、出来るだけタバコの怖さを理解して貰う様にしている。本来教育とはよく「北風と太陽」の話に例えられ、太陽のような気持ちで話すのが良いとされている。しかしタバコの話に関しては太陽の話では効果がないと考え北風のように喫煙がもたらす恐ろしさをメインに話しをしている。とにかくこども達をタバコに近づけないようにすることが一番である。
 さらに喫煙をすることで運動能力が落ちたり、学習能力が減退すること、寿命が短くなることなどを交え、更に女子生徒の為に、妊娠中に喫煙をすることにより生まれてくる赤ちゃんに害が及ぶこと等を話す。
 そしてわが国の受動喫煙防止対策は今迄「分煙」しか行われておらず、世界最低レベルであり、今年の世界禁煙デーのポスターにも受動喫煙防止が呼びかけられている。そのこともあり2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて今年7月健康増進法の改正に伴い受動喫煙防止が法的罰則を伴って改正され、少しだけ世界標準には近づいたことなどを話した。
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 またタバコを吸うように誘われたりしたらどのように断ったりするのが良いか等を話し、タバコを吸う人と吸わない人の経済的利益について動画で示した。
最後のスライドに中国の古典「孝経」に出てくる「身体髪膚これ父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」を出し、その意味するところは「みなさんの身体は内臓から髪の毛1本、皮膚まですべてお父さん、お母さんから有難く頂いたものである。それを自分から傷つけることはお父さんお母さんを悲しませることになる。だから自分から敢えて身体を傷つけることをしないことが親孝行の始めで有る。どうかタバコなどに手を出して病気になったりすることはやめましょう。」と締めくくった。全員メモを取りながら熱心に受講してくれた。
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 ところがタバコを吸うことは悪いとタバコを悪者扱いにしてきたが、11月7日の日本経済新聞に面白い記事が有った。これから冬に向いインフルエンザが流行する恐れがあり、そろそろ私もワクチンを接種しようと思っているが、そのワクチンの新しい製造法の記事があった。従来私の記憶では鶏卵を使用してワクチンを製造していたが、製造に1年以上かかる。そのため、毎年どの型が流行するか予想して前もってワクチンを製造し備えている。ところが予想が外れることも珍しくない。今回新しく開発された方法はタバコの葉を使う方法でタバコの葉にウイルスの型と同じ遺伝子を組み込んで製造するものであり、1ヶ月でワクチンが製造出来る。これだと予想していた型と違うインフルエンザが流行しても急いで造れば間に合う。画期的な方法である。
タバコが悪者だとこき下ろしてタバコの葉にとっては肩身の狭い思いをさせていたが、このワクチン製造の話を知るとタバコの葉の肩身の狭さも少しは和らぐのかな。

2018年11月11日

歯科医師認知症対応力向上研修を受けて

 先日厚生労働省の「認知症施策推進総合戦力(新オレンジプラン)」の取り組みとして、広島県より県歯科医師会が委託を受け、認知症診療の基本的な知識・技術の取得及び認知症患者やその家族を支援する方法の取得を目的として、「歯科医師認知症対応力向上研修」が実施され受講した。
 時々認知症の患者様を診療することもある。しかし恥ずかしいことだが認知症についてはほとんど知らなかったことをこの研修を通して学んだ。恐らく多くの歯科医が私程度の認識しか持ち合わせていないためこの様な企画が為されたと思っている。
 研修は3部構成で、第1部は「連携と制度」と題して行政担当者から説明を受けた。広島県では高齢者の認知症患者は平成27年には約8万1千人、平成37年には10万8千人になると見込まれ、認知症対策は急務であるとのこと。
主な取り組みとして
1, 認知症に関する正しい知識の普及と早期診断・早期対応のための体制づくり
2, 認知症の容態に応じた切れ目のない良質な医療・介護の提供 
3, 若年性認知症施策の強化
4, 認知症の人と家族等に対する生活支援・地域支援の充実が
挙げられている。
 地域包括ケアシステムをもとに各種のサービス提供が準備されている。
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 第2部は広島県認知症サポート医である土井内科神経内科クリニック院長
土井 光医師より「基本知識」を講演して貰う。もの忘れをするとか、場所が分からなくなって徘徊するのが認知症だという程度の知識しかなかった。脳の障害場所によって認知症の種類が分類され、それぞれ症状が違うことを初めて知った。アルツハイマー病の症例、血管性認知症の特性、レビ−小体認知症の症例、前頭側頭型認知症の症例などの提示が有り、更に若年性認知症の特徴などについても習う。またスライドの中に「家族が認知症を疑うきっかけとなった変化」と題するスライドがあった。私は家内と2人暮らし、しかも私も家内もそろそろ認知症が始まってもおかしくない年齢に達してきており、この変化をお互い観察しながら自分たちの認知症を発見していきたい。
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またアルツハイマー病予防に地中海式食事や日本食が良いことも聴いた。
 第3部は「かかりつけ歯科医の役割」と題して広島県歯科医師会介護・福祉医療部の藤田 友昭先生が講演をされた。
歯科にとって認知症患者を扱う事は一種の特殊性があり認知症の進行過程に応じた対応などが重要となってくる。
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認知症のステージにあった対応と言うことでDVDを見て研修する。例えば認知症が疑われる患者さんが受付で予約カードと保険証を出した時、受付が保険証を確認してすぐ返したにもかかわらず、それを忘れて保険証を返して欲しいと言われるケースや、 医療者が今日は前回の続きの治療をしますと言っても患者さんが前回の治療内容を忘れてしまい何のために来たのか判らず不安になっているケースや、 治療台に座って治療を待っている間、受付の方でスタッフ同士が話している声が聞こえてきて、自分の噂をしていると思い込み、怒ってもう帰ると言い出すケースなど、実際に歯科医院で起こるであろうケースを提示しながら話していただいた。これらのことを踏まえ、「さいだ歯科医院」でも十分に対応できる体制造りを急がなくてはと思った。

2018年11月01日

新型「創世水生成器」導入

 さいだ歯科医院では平成9年9月に「創世水生成器」を導入した。水道の水を「創世水生成器」に通すことで得られる創世水は、洗浄力が高く洗剤がいらないとか、還元力を持った水なので酸化を防ぐとか、活性水素を含むため体内の活性酸素を中和することにより体に良いと言われ、健康に関する仕事をしているのだからと思い、存在を知ってたった1週間ほどで導入に踏み切った。世間の人から見ればそんな話だけで高価な機械を導入するなんておかしいのではないのかと思われるかも知れない。
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 導入後体験したことは、確かにお風呂に入ると水分子集団(クラスター)が小さいことより水が滑らかですごく軽い感じがした。還元力については通常輪切りにしたリンゴを少し空気中に放置すると切り口表面が茶色に変色するが、切断面を創世水で洗うと放置しても変色しないことからも理解できた。更に洗浄力については、石けんを少し付けて手を洗うと何時までも手がぬるぬるして洗浄効果が持続する。さらに歯科治療では歯を削ったり、うがいをしたりと多量の水を排出するが配管の目詰まりが少ない。また患者様がうがいをしたついでに飲まれたとき「まろやかで美味しい水だ」と仰って貰ったりした。
 その後、色々のデターが集められ、抗酸化酵素SODの活性化を表すSOSAの規格化値がなんと199%で、クラスター値は最小レベルの68、界面活性力は水道水の2.3倍と示された。脳梗塞や脳腫瘍、糖尿病などに良いとされている。
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 今迄に1度性能UPの改造をして貰ったが、今年になって更に能力をアップした後継機が生産販売された。今迄21年間も使用しておりガタが来ているのではないかと思い、医院長の息子と相談して、先日新しい機種を取り付けて貰った。まだ取り付けたばかりで性能向上の実感は明白ではないが水はまろやかさが増して美味しい感じがする。
設置しているとき、創世ワールド株式会社の社長さんからお花とミッキーマウスのお人形が届いた、受付カウンターに飾らせて貰う。
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 ところで長野県上田市から新機種を運んできた車の車体に「この車は燃料の半分は水で走っています」と書かれている。懐かしい文字である。今年の3月12日に創世ワールド株式会社の敷地内にある子会社の「深井総研株式会社」を訪問したとき見た車である。3月15日の私のブログ「水の力で走る車」で紹介したものと同じシステムで走る車であり、創世水(創世フューエルウオーター SFW)と燃料のガソリンを混ぜて走る。
 今回導入した創世水生成器種を使用して長時間同じ水を循環させてやるとほぼ同じSFW水が出来るらしい。この様に実際に実用化されて走っているのに相変わらず日本の自動車会社はつれない素振りのようで、海外のメーカーさんの方が熱心に導入を検討しているようだ。日本の自動車製造会社には色々利権が絡んでいて身動きとれないのかも知れないな。

2018年10月21日

薬九層倍

 9月29日の日本経済新聞1面トップ記事を見てびっくりした。見出しには「超高額医薬品迫る『第2波』」とあり、白血病薬1回5000万円年内にも上陸とある。
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 超高額医薬品の先駆けとなったのは2014年、日本の小野薬品工業が発売した皮膚癌用・抗がん剤「オプジーボ」。当初価格は100r73万円で1年間の投与で3500万円かかっていた。保険適用された時はずいぶん高価で保険財政がどうなるのかと思った。現に健康保険組合が悲鳴を上げ2017年2月に厚生労働省は急遽半額に引き下げた。その後肺がんにも効果がると利用が広がり、医療費が圧迫されているとして、2018年4月とこの11月にも再度引き下げられ、100r17万円と発売当初に比べ76%も安くなる。しかしこの『オプジーボ』の場合は日本のメーカーだからこういうことが出来たのかもしれないが海外の薬ではどうなるのか判らない。
今回の白血病薬「キムリア」はスイスの製薬大手ノバルティスが開発したものでその作用機序が新しく画期的な薬で、小児・若年性の急性リンパ性白血病が対象であるとのこと。ただ5000万円の薬価はがんの治療費として非常に高額だ。新聞記事によると患者負担は年収370万〜770万未満の人の場合、月に約60万円で済み残り4940万円は保険から給付されるとあった。
 卑近な例で申し訳ないが日本の個人立歯科診療所の1年間の売り上げ平均は中医協の医療経済実態調査結果によれば平成28年度3922万円である。1年間、一所懸命従業員共々頑張って働いたとしても白血病薬「キムリア」1回の投与費用にも及ばない、いかに高額か身にしみて感じる。
 このほかにもリンパ腫治療薬「イエスカルタ」が4200万円、遺伝性網膜疾患治療薬「ラクスターナ」は両目で9600万円。近く日本に上陸すると書いてありこれらが保険適用になれば健康保険制度は破綻するのではないかと危惧していた。
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 そんなおり、10月1日夕刻に「オプジーボ」開発の先駆者で京都大学名誉教授の本庶 佑博士が今年度のノーベル生理学・医学賞を受賞したというニュースが飛び込んできた。驚きであり素晴らしいと思った。博士の研究で癌治療の新しい分野・免疫療法が開かれたとニュースでは報道されている。日本の底力を感じて嬉しく思った。
 ところでバイオテクノロジーで作られるこれらの新薬はどうしても高価になる。これによって救われる患者も多いが残念ながら現時点で100%有効と言う事は無く、費用対効果についても議論が開始されている。現にイギリスではリンパ腫治療薬「イエスカルタ」は高すぎると言って公的医療保険から外すなどしている。日本では「人の命は地球より重い」と言う考えも有り、命に値段を付ける様な議論は抵抗感も強いとのこと。そのため保険適用される可能性は大である。しかしそれにより健康保険制度が破綻したとき困るのは大部分の国民であり、「最大多数の最大幸福」を選ぶのか「癌患者の命を救う」方を選ぶのか本当に難しい選択を迫られ、真剣な議論が必要になるだろう。
 もし私が5000万円とか9600万円のような高価な薬を使用する病気にかかった場合、その薬を使用すべきかどうか考えさせられる。71歳という私の年齢を考えた場合、病気が治った後どのように社会貢献が出来るのかを考えるとクエスチョンがつく。おそらく何も役立たないのであろう、そうであるならば高価な薬を使わないで公的健康保険を守る方に荷担するのがよりお役に立つのではないかと思う。
 ところで今回のお題目「薬九層倍(くすりくそうばい)」と言う言葉は「薬の値は原価にくらべて非常に高く、暴利をむさぼっている」と言う意味だが、日経の記事に書いてある事が当てはまるのかどうか判断しにくい。読者の判断にお任せします。

2018年10月03日

歯科医療が未来を変える!

 先日、日本歯科医師連盟から「歯科医療が未来を変える!」という歯科医療啓発用リーフレット第2弾が送付されてきた。同時に日本歯科医師連盟の高橋会長が安倍首相を表敬訪問しスペシャル対談を行った広報紙も送られてきた。そこには会長が安倍首相にこのリーフレットを使用しながら説明している写真が掲載されていた。
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 昨年2月には第1弾として「歯科医療が日本を救う!」と言うリーフレットが作成されている。1弾・2弾とも継続的な歯科検診が健康寿命を伸ばし、高騰する医療費の削減に役立つことを述べている。
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とりわけ今回は、継続的な歯科検診の受診が健康な歯を残し、医療費の高騰を抑制しつつ健康寿命を延ばすことが出来るとし、超高齢社会を迎えている「わが国の未来の医療・介護は歯科界が変えていく!」と言うコンセプトで作成されていた。人生100年時代が近づいてきており各種の統計データーを駆使し継続的な歯科検診の有用性を説明している。
 「歯科検診を長期継続することで歯の寿命は伸びる→歯の本数が多いと1人あたりの医科医療費が下がる→歯の本数が多いと要介護期間が少ない(健康寿命が延びる)→歯科検診で医療・介護を守る」と言う流れになる。
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 歯が残ることによって、しっかり噛めるため転倒リスクが減り寝たきりが防げる。残った歯を口腔ケアで予防することで誤嚥性肺炎を予防する。また歯周病菌が認知症の誘発や病状悪化に関係する事から口腔ケアをすることで予防が出来るなど。とりわけ近年、歯周病が癌・糖尿病・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞などのリスクを増加させることが明らかになった。
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 今迄は医科の病気は医科だけ、歯科は歯科だけというふうに分けて考えられていたが、そうではないことが判りこれから大いに歯科からのアプローチが必要である。このリーフレットはまさに患者さんへの説明資料として大いに役立つものと思われる。
 さて公的な歯科検診についてみると妊婦歯科健診から始まり1.5歳児、3歳児歯科検診、保育所・幼稚園、小・中・高での学校歯科検診、そして社会に出ると企業任せとなっていたがここ何年か前から各自治体が40歳から10歳刻みで70歳までの歯周病検診が実施されてきた。ところが尾道市では先進的な取り組みとして3年前から35歳から5歳刻みのきめ細かい検診事業が行われるようになり市民にとっては健康の保持・増進に寄与することになっている。今年は10月1日から11月30日まで歯周検診が行われる。該当される方は是非とも受診をお勧めします。
 ところで70歳以上の方の歯科検診は昨年まで無かったが、今年から広島県が75歳の後期高齢者にも検診を開始することになった。この様な事業が全国の自治体で開始され、更に80歳以上の人にも拡大されるとなお良いのですが。

2018年09月15日

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