大先生(元院長)のブログ
広大工学部応化S44卒古希同窓会 |
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2016年09月30日
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歯周疾患検診 |
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2016年09月19日
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「18歳」と「81歳」の違い |
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| 先日いつも通ってこられるYさんが「先生面白い文章があるので読んでみて」と1枚の紙を渡してくれた。聞くところによれば娘さんが電話口で話してくれたのを書き取ったのだとか。すぐ目を通したところ思わず納得。すぐコピーをして医院のスタッフにも見せる。みんなケラケラ笑いながら納得である。
その内容は
「18歳」と「81歳」の違い
・ 道路を暴走するのが18歳 逆走するのが81歳
・ 心がもろいのが18歳 骨がもろいのが81歳
・ 偏差値が気になるのが18歳 血糖値が気になるのが81歳
・ 受験戦争を戦っているのが18歳 アメリカと戦ったのが81歳
・ 恋に溺れるのが18歳 風呂で溺れるのが81歳
・ まだ何も知らないのが18歳 もう何も覚えていないのが81歳
・ 東京オリンピックに出たいと思うのが18歳 東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳
・ 嵐と云うと松本潤を思い出すのが18歳 鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81歳
・ 自分探しの旅をしているのが18歳 出かけたままわからなく成って皆が探しているのが81歳

Yさんは81歳をすでに超えていらっしゃるが、まだまだお元気で70代半ばくらいにしか見えない。背筋も伸びてしゃきしゃきと歩かれる。この文書とは無縁の様である。
ところで最近2025年問題がクローズアップして来た。これは2025年に団塊の世代が全員後期高齢者になる。そうなると今の介護施設などの数ではとても対応できなくなり、また医療保険・介護保険が破綻する恐れが出てきた。
厚労省のホームページを見ると、「2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、たとえ重度な要介護状態となっても可能な限り、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。」とある。
歯科医師会としてもこの地域包括システムにどのように関わっていくか議論が始まった。

先日歯科医師会の会合で尾道市における、65歳以上の単身世帯、夫婦二人の世帯数の平成17年と22年の国勢調査からの比較」表が出ていた。それによると平成22年には65歳以上での単身世帯が7786世帯、夫婦2人世帯が7389世帯とあった。恐らく単身あるいは2人世帯が、一番地域包括ケアシステムが必要になるのではなかろうか。
その数字を見ながらハタと思ったのは、私も65歳以上の夫婦2人世帯であることに気が付き驚く。昔は、3世代同居は当たり前だったが現在核家族化が進み、子供たちが独立すれば後は夫婦二人になってしまう、このままだと私達夫婦のどちらかに何かあれば老老介護の身になるのだと認識した。やはり住み慣れた地域、自宅で過ごしたいという気持ちは非常に強い。
81歳になってもYさんのようにしっかりと自立した生活ができ、最後はこのシステムを上手に利用出来れば良いのだが。 | | | |
2016年09月06日
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初めてのイタリア旅行 PART ]T |
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2016年08月28日
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初めてのイタリア旅行 PART ] |
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2016年08月28日
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初めてのイタリア旅行 PART 9 |
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| 今日は7日目、アルべロベッロからオストゥーニ観光、その後マテーラ観光をしてナポリまでの400kmの行程である。オストゥーニはアドリア海に面し最近脚光を浴びている避暑地だそうだ。ここの白亜の街は遠くのアドリア海の青と空の青にマッチしてとても綺麗であった。

イタリアの観光地はどこも道路が狭く、この時期人が多く大変な混雑だ。聞くところによるとイタリアでは多くの人が2週間程度の夏休みをとりどこかへ遊びに行く。休暇の前1週間はどこ行く、ここ行くで盛り上がり、休暇が終わるとどうだったと盛り上がり夏場は1カ月程仕事にならないらしい。またバスの運転手さんも1日の労働時間が決まっており、残業はしない。そのため我々がバスを降りて観光している間、エンジンを止めて休息している。エンジンを動かすと運転手さんの労働時間に換算されてしまう。そのため観光から帰って来た時のバス室内の温度はかなわない。日本は本当に良い。
その後、世界遺産のマテーラ市に移動し「サッシ(サッシとは岩を意味するイタリア語サッソの複数形)」と呼ばれる洞窟住居を見学する。

ここにはグラヴィーナ渓谷の斜面の岩肌を掘って造られた洞窟住居群が約3000から4000 あり、何層にも重なって渓谷を埋め尽くす壮観な景色が広がっている。


マテーラの歴史は古く、この地に人類が住み着いたのは約7000年前と言われている。8世紀から13世紀にかけ、イスラム勢力の迫害を逃れたキリスト教徒の修道士たちは、洞窟内に130余りの教会や住 居を造り、この地に移り住むようになった。15世紀には地中海交易により繁栄したが、その後19世紀になると、町は徐々に衰退 していく。また人口の増加による住居の不足もあって、多くの貧しい人々は家畜とともに暮らすのを余儀なくされ、衛生面の悪化による死亡者が多発するほど深刻なものになった。この状況を見かねた政府は、1954年に特別法を出し、住民を強制的に新市街地へ移住させ、結果、サッシ地区は無人の廃墟となった。近年はサッシの文化的・芸術的な価値が見直され、1993年の文化遺産への登録を契機に官民共同でサッシの 保存・再開発が進んでおり、往時の姿と活気を取り戻しつつあるとのこと。


サッシを改装した洞窟レストランで昼食をとる。その後当時の家具や道具をそのまま残した、典型的な農民の洞窟住居「グロッタの家」を見学した。一つの部屋に家畜も同居していて大変だったのではないだろうかと思う。その後一路ナポリへ、
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2016年08月25日
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初めてのイタリア旅行 PART [ |
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2016年08月23日
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初めてのイタリア旅行 PART Z |
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2016年08月23日
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初めてのイタリア旅行 PART Y |
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2016年08月21日
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初めてのイタリア旅行 PART X |
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2016年08月20日
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