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外部グログ

大先生(元院長)のブログ

畑の草取り

 暖かくなってこのところ畑の草の成長が早い、2週間もすればもう生えてきている。我が家の畑といっても高々50坪ほどであるが、中腰で草取りをするので結構重労働であり、腰や足に応え3日くらいは違和感が残る。草取りをしながら、除草剤は環境に悪いといわれているが、広い面積を管理しているお百姓さん達にとっては必要なのかもしれないと思った。
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 現在、畑にはたまねぎ、にんにく、そらまめが収穫期を迎えつつある。また2月末に植えたジャガイモがかなり大きくなり、花芽をつけ始めている。このジャ
ガイモ4月のはじめに芽を出だし始めたがここ1ヶ月で急に大ききなったものである。
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 先日草取りをしたが意外と畑には雑草が可憐な花を咲かせていた。通常なら見過ごすような花たちであるが、やはり春爛漫なのであろう。
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 ところで草取りの最中に、ありの巣を崩した。どうやら我が家の畑には3個のありの巣があるようだ。草を削りとったときありの巣を崩したが、その途端、蟻の巣からはおびただしい蟻が出てきて右往左往である。しかもその移動スピードたるや驚くほどの速さである。中には蟻の卵を加えて移動するものや、食料としていた虫を引っ張って隠そうとしていたりしていた。
 いままで何の憂いも無く平和に暮らしていたところに、何の前触れも無くある日突然、巣を破壊されたのであるからそれは大変な天変地異であったろう。我々の世界でも突然の地震で家屋崩壊が起きる。また現実になって欲しくは無いが、ある日突然どこぞからミサイルが飛んできたり攻め込まれたりすることがあるかも知れない。恐らくその時はまさにこの蟻たちのように大パニックに陥ると想像することは難くない。
 蟻は前もってそのようなことに対処できる能力は無いかもしれないが、我々には色々対応する能力があるのでそのように行政には準備をしてもらいたいし、我々も常にそのことに対して覚悟をしておく必要があるのであろう。
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 さて、にんにくとソラマメを少し収穫して、生で食べてみたところ、にんにくはすこし辛いが食べて食べれないことは無い。ソラマメは少し青くさかったがこれも食べれた。夜、ソラマメは茹でて私のビールのつまみになった。
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 畑からの帰りに東尾道の住宅街の一角が蓮華畑になっているのを見つけた。蓮華は昔、春の田んぼ一面咲いていたが、今はほとんど見ることがなくなっているので、すごく新鮮に感じられた。

2016年05月15日

今年のゴールデンウイーク

 今年のゴールデンウイーク、世間の大企業等では10連休という所もあったらしいが、「さいだ歯科医院」は暦どおりの仕事であった。5月1日に沖縄の長男一家が来るという事で一緒に仕事をしている院長の二男が「親父休んで孫の相手をしたら」と配慮してくれ、5連休となった。もっとも飛行機の都合でやって来たのが1日の夜7時。
 家内は朝から息子や孫達にあれこれ食べさせようと、「筍の木の芽あえ」や、「煮物」、「ちらし寿司」など食事の準備におおわらわであった。
 沖縄の孫達は小学5年をかしらに小学3年、1年、の女3人と、2歳9カ月の男の子と賑やかである。とりわけ2歳9カ月の男の子がやんちゃでまさに小さな王様といった感あり。息子夫婦も子育てが大変そうである。日頃賑やかな二男の娘(幼稚園の年長さん)が彼らのパワーに圧倒されておとなしい。
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 次の日は二男からお休みをいただいていたので朝から「みろくの里」の遊園地に行く。遊園地など私共夫婦にとっては何十年振りかと思われる。孫達は1日券を買い、私達夫婦は回数券にする。
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 遊園地の乗り物は背丈基準が有り、小さい子は親と一緒なら乗れるようだ。それで最初にコーヒ―カップに乗ったが、孫娘がハンドルをくるくる回すので終わった時は少し目まいがする。とてもついて行けない感じである。我々夫婦は観覧車くらいなら大丈夫と思い乗ることにした。ところが観覧車は停止しないで動いているまま乗り込むことになる。家内は足が少し悪く乗りこむのに少しもたつくと、私が乗るのにやっとこさであった。
 後は孫達が遊んでいるそばのベンチに腰掛けて気持ち良い風に吹かれながら観ていた。まだ私は現役で仕事をしているが完全リタイヤーとなれば、人様が働いている時間帯にこんな風にしているのかなと思った。おそらく他の人から見ればまさに年金受給者老人に見えていたのではないだろうか。
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 翌3日は昼から雨の予報だったので朝、御調町にイチゴ狩りに出かける。40分間食べ放題だが20分も食べると腹満腹、孫達も早々に食べるのをやめている。食べたイチゴの金額から行けば入園料の回収は無理なようだ。それでも孫たちは大喜びでイチゴ狩りを堪能していた。
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 翌日朝の便で長男一家は沖縄に帰る。あっという間の3泊4日ではあったが、われわれ夫婦にとってこの歳ともなれば結構きつく、昼から昼寝を決め込みやっと回復。
 今年も良いゴールデンウイークを過ごさせてもらった。

2016年05月07日

成人歯周疾患検診事業拡充in尾道市

 尾道市歯科医師会がかねてより要望していた成人歯周疾患健診事業の拡大を尾道市は今年度から予算化した。
従来節目検診として40歳・50歳・60歳・70歳の年齢に達した市民の方の歯周疾患検診を無料で行っていたが。今年度からは35歳から70歳までの方を5歳間隔で検診できることになった。非常に画期的である。県内では世羅町が一足早く実施をしていたが、尾道市は県下で2番目である。全国的には尾道市のように対象者数の多い自治体ではまだ歯周疾患検診事業すら行われていないところが多数ある。今回の尾道市の英断は素晴らしいものであり市民にとっても良いことである。
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 先日ある記事を読んでいたら「生涯医療費 歯で決まる? 定期ケアする人ほど安く・・・愛知 トヨタ関連健保組合など調査」という2011年3月28日の中日新聞朝刊の記事が掲載されていた。
 それによると『定期的に歯科医院を受診している人は、全ての病気にかかる年間の総医療費が低くなる傾向があることが、トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査で分かった。
 両団体は「歯をケアする人を増やし、医療費削減に役立ててほしい」と呼び掛けている。トヨタ自動車の関連企業の社員や家族らでつくる同組合は、同歯科医師会の協力を得て、組合員5万2600人の2009年度の医療費と受診歴のデータを分析。
 歯科医院で年に2回以上、定期的に歯石除去などをしている602人を抽出し、総医療費を調べた。その結果、定期受診の人は48歳までは総医療費が平均より高かったが、49歳を過ぎると平均を下回る分布傾向となった。
 65歳になると平均が35万円に対し、定期受診の人は20万円以下とその差は広がっていく。
組合は「歯が悪いと食事が偏ったり、歯並びが悪くなったりする。それが糖尿病や肩凝り、骨粗しょう症を招き、体全体の健康に影響する」と分析。48歳までは歯科の定期健診費用で年2万円ほどが加わり、医療費が平均より増えるものの、その後は医療費が抑えられるため、歯科の費用を含めても「生涯医療費」は平均を下回ると結論づけた。
 これまで他県の健保組合の調査で高齢者層のデータはあったが、中年層は総医療費抑制につながるという明確なデータはなかったという。同組合の中村貞次理事は「歯をケアすると、高齢者以外でも総医療費を減らせることが分かった。歯周病にかかり始める35歳ぐらいから、しっかり歯を手入れすることが大切だ」と話している。』 (島崎諭生)
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 今回、成人歯周疾患検診事業が拡充されたということは尾道市の国民健康保険の医療費を削減することにもつながりそうである。まさに一石二鳥である。
 さらに尾道市では今年6月より従来小学3年生までであった外来医療費の一部負担金、上限500円で4回までとする医療費補助制度を小学6年生まで拡大した。お隣の福山市では相変わらず小学校入学までであり、尾道市に在住する子育て家庭にとっては朗報であり、尾道市の福祉制度がより充実したものになったと思える。より住みやすい街になってきているのではないだろうか?

2016年04月16日

春爛漫

 ここ尾道も桜が咲き花一色の感が有る。3月に引っ越しをしてから毎日国道184号線を北に向かって医院まで出勤をしている。この184号線は昔、桜土手と言われ栗原川の両岸に桜並木が有り、その下を通って中学校に通っていた。中学の校歌にも「栗原川の花吹雪・・・」とある。今は東側の土手が184号線となり西側の土手に桜が残っているが見事な桜並木である。栗原川と門田川が合流する地点より北の門田川の土手は昔のとおり両岸が桜並木でそれは見事な眺めである。
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 6日は、自宅から医院まで歩いて出勤(私の足で69分)をし、まさに満開の桜をカメラに収めた。あいにく次の日が雨で少し散ってしまい、葉桜になりつつある木もあるが、まだまだ見ごたえがある。
 一昨日は尾道市歯科医師会の恒例の花見会が「千光寺山荘」で行われ、桜を愛でながらの酒宴で有った。千光寺もこの様なことが無い限り登らないのだが多くの夜桜見物の人で山頂は賑わっていた。
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 ところで我が医院の駐車場にも小さな桜の木が有り満開である。そして今年はかなり大きくなった「花もも」の花が咲きみだれとても綺麗である。
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 この「花もも」、1本の木に色んな色の花が咲く珍しい品種らしい。赤、白、ピンク、白の中に赤色が混じった花などがある。そして同じ枝の中にも違った色の花が咲いており、ほんとうにびっくりする。患者様にも人気で待合室では色々話題になっているようだ。スマフォで写真を撮られる方が何人もいらっしゃる。 
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 何年か前にホームセンターで苗木を買って来たのだが、この様な花が咲くとは思わなかった。これから毎年目を楽しませてくれるのでは無いだろうか?

2016年04月10日

朝シャン

 先日69才になったがその日の朝のことである。出勤前には寝ぐせを直すため、ここ何年間も「サクセス モーニングヘアウォーター」なる噴霧用のスプレーがついた整髪剤を使用して髪を整えている。びんの裏面の説明には「寝ぐせを直してシャンプー後のようにさらっと!  ミストタイプの寝ぐせ直し。髪に浸透してガンコな寝ぐせもしっかり治せます。速く乾いて、シャンプー後のようなさらっとした仕上がり。頭がシャキッとする爽快感。広がりすぎないスプレーミストで気になるところにヒット。無香料。」と書いて有り、ほぼ効能通りで愛用している。
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 また眼鏡もすぐに汚れるのでこれも毎日洗浄しているが、これは「ミントの香り 泡の力で皮脂スッキリ!」とキャッチコピーのついた「メガネのシャンプー」を使用している。これも噴霧用のスプレー容器に入っており、確かに形は違うのだが似ている。
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 ところがその日に限って両方のスプレーが並んで置いてあった。何も考えず疑うことなく日頃の動作よろしく容器をとり上げて髪にシュシュと4回ほどスプレーをし、その後、髪を揉んだところ手が泡だらけ。あれっと思って鏡をみたら私の頭は泡だらけ、そこで初めて間違った事に気が付く。
 仕舞ったと思えどもどうにもならず、出勤のため着替えも済ましている。家内を呼んで水を流しながら洗ってもらう。家内に借りを作ってしまった。
まさに朝シャンである。新たに髪の毛用のシャンプーは使わないでそのまま眼鏡用のシャンプーで済ませ、改めて整髪剤をスプレーして出勤した。
 「朝シャン」なる言葉はずいぶん前に流行って知っていたが、私としては朝の時間がもったいないし、水道水や光熱費がもったいないと思って否定的な意見を持っていた。それなのにまさかその私が朝シャンをするなんて、びっくりポンである。感想としては朝シャンの爽快感など感じる暇もなく、ただしまったの反省ばかりであった。
 それにしてもただ単なる間違いなら安心だが、これから歳を重ね認知症でも始まればこのようなことは日常茶飯事になるのかもしれない。
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 朝の院内ミーティングのとき、スタッフから誕生祝の花束をいただいたが、お礼方々、朝の失敗談を話すと皆大笑いであった。
先日も広島出張のとき、携帯電話を忘れ、医院に連絡しようと思って公衆電話ボックスを探すのに難渋した。歳とともに物忘れがひどくなりそうなので、これからは車の運転同様、指差し確認が必要だと感じた。

2016年03月28日

人生17回目の引っ越し

 小学校1年の6月に御調郡向島町から三原市に引っ越したのを皮切りに尾道市栗原町→佐伯郡五日市町楽々園→広島市翠町→広島市南観音町→呉市→広島市東千田町→府中市→日立市城南町→日立市石名坂→常陸太田市→北海道白糠町→北海道当別町→札幌東区→尾道栗原町→尾道美ノ郷町→現在地へと17回引っ越しをした。
 30年前に自宅兼歯科医院を建てた時はこれが「終の棲家」で最後の引っ越しだと思ったが、今年1月に息子と院長交替をし、息子に名実ともに院長になってもらうにはいつまでも歯科医院の上に私が住んでいてはやりにくいだろうと思い、引っ越しを決めた。
 以前広島に88歳と84歳の私の両親2人だけで住んでいたが、いくらなんでも限界と考え両親を引き取るつもりで市内にマンションを手当てしていた。結局父親は住むことが出来なかったが、母親はしばらくの間、家内と同居しそのマンションで生活した。その母親もつい先日7回忌を済ませた。それで空き家になっていたマンションにこの度引っ越しをした。
 これが最後の引越しとなればよいのだが、これからさらに年を重ね介護が必要になった場合ひょっとしたら施設が「終の棲家」になるかもしれない。そうなればもう一回引越しをすることになる。
 生涯90回以上引っ越しをした葛飾北斎はけた外れ。しかし転勤の多いサラリーマンなら私の比ではないだろうが、自分としては本当に良く引っ越しをしたものだと思う。
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 ところで引っ越し準備の最中家内の友人が引っ越しは60歳までにするものだと言っていたが、69歳になっての引っ越しは何かと疲れる。それにもましてマンションは今までの家より小さくしかも収納場所が無い。それが判っていても持っていくもの、捨てるものと荷物を選別したがどれも捨てがたく、それぞれに思い出が有り結局多くの物を持っていくことになった。「終活」どころではないな。
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 引っ越し前日、引っ越しをお願いした「0123アート引越センター」の女性スタッフ2名が来て手際よく段ボール箱にパッキングをしてくれた。そして当日は、若いスタッフ(男性2名・女性1名)の方3名と委託している運送屋さんの運転手さんとの4人で引っ越しをしてくれた。朝8時から積み込みを始め12時半までかかつて積み込みそして引っ越し先で降ろし終えたのが夕方6時であった。荷物を出す時、玄関から車までの距離が少し有り、又搬入するマンションには運送用の車の駐車スペースが無く道路に止めての搬入となったが、その間従業員の方々は本当にテキパキと動き、歩道を行き交う人には「ご迷惑をお掛けします」と挨拶をされながらの作業で、見ているだけで気分が爽快になる。息子2人が以前、引っ越しの時やはり「アート引越センター」にお願いしたとの事良かったなと思う。それにしても若い人たちがこんなにも頑張っているのを見て日本もまだまだ捨てたものではないと感心した。
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 現在引っ越し荷物の片づけをしているがまったく進まない。やっと仏壇が収まり線香をあげ手を合わせることが出来る様になった。

2016年03月17日

「摂食・嚥下機能訓練研修会」に参加して

 昨日、広島県歯科医師会が主催する「摂食・嚥下機能訓練研修会」に参加した。
高齢者では摂食・嚥下機能が加齢と共に減少してくることは明らかになって来た。わが国では毎年お正月にお餅をのどに詰まらせて窒息死する事故が報道されているが、その大半は高齢者である。高齢者の場合、脳卒中後遺症、パーキンソン病等の神経疾患、痴呆等の発症、長期多剤服用による副作用等が出てきて、誤嚥をはじめとする摂食嚥下機能障害が見られるようになる。
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 来院されている患者様の場合はそれほどでもないが、在宅へ訪問診療をしたりするケースの場合、摂食・嚥下機能が低下されている患者様が多い。
 私自身69歳に間もなくなるが、最近時々むせることが有り、嚥下機能が衰えて来たのではないかと心配になる。
嚥下障害とは呑み込んでも吞みこみ切れず喉に食物が残存したり、気管に食物が流入する誤嚥が発生する。この様な嚥下障害では窒息とか、誤嚥性肺炎により死に至るケースも多く発生している。そこで実際にどのように呑み込んでいるのか、あるいはどのように残留しているのかを可視化して診断する必要が有り、その検査方法としてX線透視による嚥下造影検査(VF)と鼻から極細径のファイバースコープを挿入して検査をする嚥下内視鏡検査(VE)がある。
 今回の研修会は2日間コースで昨日の1回目は摂食嚥下障害の総論、検査、診断、スクリーニングの講義と嚥下内視鏡検査(VE)の実習が有った。
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 今回のVE実習は研修会を受講した15名全員が初めての経験であり、実際の人で行うと危険が伴う為、練習用に製作されたマネキン人形を使用しておこなった。結構操作が難しかったが練習を重ねれば何とかなるなと感じた。
 最後に講師の先生が受講者の先生をモデルに実演をした。牛乳や、プリンなど色々の食物を食べさせた時の食べ物の動きを診ることが出来た。
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 それにしても胃カメラや大腸スコープによるポリープ除去等の経験は有ったが自分が内視鏡を使って実習をしたことに少なからずの興奮を覚えた。
 いずれ訪問診療などにも応用をしたいなと思うが、機器購入に200万円くらいの投資が必要との事であった。
 2回目の研修会は現在広島駅の北側に新しい広島県歯科医師会会館が建設されているが、その1階に設置される広島県歯科口腔保健センターで1年後にVFの実習をするとの事であった。これも楽しみな研修会で有ると期待している。

2016年02月29日

つぐみ

 一昨年から診療室の裏の畑で家庭菜園をしだした。タマネギやジャガイモ、きゅうり、なすび、トマト、枝豆、ソラマメ、オクラ、トウモロコシ、大根、白菜、キャベツ、ゴボウ、サトイモ等かなり色々のものを収穫し季節、季節で楽しんで来た。大根とジャガイモの収穫が終わり、しばらく畑をそのままにしていたが、そろそろ3月からの植え付けに備えて、先日畑けに肥料をまいたり、生ゴミコンポストの中身をまいて耕運機で耕し、とりあえずジャガイモを植えようと準備をした。
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 ところが耕し終わって1時間もしないうちに畑に鳥たちがやってきて何やらついばんでいる。背中が黒くて胸が白く尾が長い鳥はセキレイであるが、翼が栗色で背中は黒ずんだ灰色、胸は黒い斑点のある少し大きな鳥がいて名前が判らない。そこで野鳥ガイドブックを買ってきて調べたところ「つぐみ」の様である。次の日からは毎日やってくる。
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 見ていると朝9時前にはやってきて、畑の有る一定の場所に陣取って餌を探してついばんでいる。
 何故その場所か良く考えると生ごみコンポストの中身をばらまいたところで、コンポストの中には数多くのハエのさなぎがいたのでそれをついばんでいるのかもしれない。
 すぐそばの道を人が通っても素知らぬ顔で食べることに夢中になっている。1時間ほどすると、どこぞに消えるがまた1時間もしないうちに帰ってきて餌を探している。その繰り返しである。つぐみをよく観察してみると2羽が交替でやってきているようだ。
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 それを観ながら、野鳥は生きて行くのにこんなにも必死になって餌を探し、食べているのかと思うと頭が下がる。我々人間は朝・昼・晩食事をして後は仕事をしたり余暇を楽しんだりできるが、野鳥はとにかく食べることに必死である。動物園の動物や鳥とは違って野生の生き物は全部が生きるための闘いなのだとつくづく思うし、自分はどの程度生きることに必死だったのかと反省させられる。
 耕運機の轍がいつの間にやら鳥たちのえさ探しの為に消えてしまっていることにも驚いた。
 つぐみはいずれシベリアに帰るのであろうが今の内に精一杯食べて力を蓄えておいてもらいたいものである。

2016年02月09日

信用と信頼

このところ何やかやと忙しくしていて読書が疎かになっていた。毎月購読している歯科の雑誌、「歯界展望12月号を」を先日やっと読んだ。その中に「日本の歯科を考える」という座談会記事が掲載されていた。その記事中、石川県で開業されている船渡彰芳先生が発言されている言葉に目を覚まさせられた。 
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記事を転載すると『私は信用と信頼とは違うものだと考えており、信用は「信じて用を足す」という意味で、信頼は「信じて頼る」ものだと言えます。多くの歯科医院は信用歯科であり、患者さんは「そこでいいや」と用を足しに来院されるのですが、信頼歯科では「この先生でなければならない」と考えます。つまり、その患者さんにとっては唯一無二の存在になるわけです。しかし信頼歯科となるためには、研鑚してラーニングステージを上がっていく必要が有ります。・・・・・』とあった。
私自身今まで来院される患者様には感謝しつつも、その様に信用と信頼をあまり意識しないで30年間開業医としてやってきたが、この文を読んで腹にすとんと落ちるものが有った。私の医院に来ていただいている患者さんの多くは信用して来ていただいてはいるが、果たしてどのくらいの患者様が「さいだ歯科医院」や「私」を信頼して来院していただいているかと考えた時、はなはだ心もとない気がする。
先日医科の先生と話していたら「おい齊田先生 2・6・2、3・4・3を知っているか」と聞かれ何の数字か判らにと答えた所、「医科が2・6・2で初めの2は良く流行っている医院、6は普通の医院、2は少し経営が厳しい医院だ」と言う。また「3・4・3は歯科の数字だ」という。「歯科はかなり経営的に厳しいらしいな」と言われ、さも有りなんと思った。
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そんな中、株式会社船井総合研究所が送って来たパンフレットに驚愕の記事が有った。それにはこれからの少子高齢者社会における患者の受診予測のグラフが載っていた。厚生労働省による1984〜2008年までのデーターを基に2035年までの予測を見ると、外来に来院することが困難な層が増加すると同時に外来通院可能層が大きく減少するために20年後の2035年には外来患者は今よりも3割減少、さらに外来対象者のう蝕(虫歯)有病率が3割減るので20年後の補綴(かぶせや入れ歯を作る事)の件数は現在の約半分になると書いてあった。
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そういえばつい最近、広島県の子どもの虫歯割合が10年連続で全国平均よりも少ないという新聞記事が載っていた。確実に虫歯は無くなってきている。この様な状況下で「さいだ歯科医院」が地域の皆様に愛されながら存続していくためにはどうしても「信用歯科医院」から「信頼歯科医院」への脱皮が必要になる。まだその方法は見つからないが代替わりをした息子の新院長と共に常にそのことを考えながら仕事をしていかなくてはならない。

2016年01月24日

あわただしかった年末年始

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今回の年末年始はいつもと違って大変あわただしかった。というのも院長交替をしたため「さいだ歯科医院」の廃業・新規開設の為の官公庁に出す書類作成で私と息子は多くの時間を費やした。
「さいだ歯科医院」は法人ではなく個人立の診療所の為、名義書き換えだけでは済まなく、いったん廃業そして新規開設という手順を踏む必要が有った。
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まず管轄の保健所に出す書類、特に新規開設の書類には多くの添付書類が必要で、中には昭和61年に診療室を立てた時の建築基準法及び消防法に基づく検査済み証の写しなどがあり、それを探すのも大変であった。そして保健所に3部提出し受理してもらう。その1部を添付して広島の中四国厚生局に廃業・新規開設届け、さらに種々の添付文章を出す。不足の書類や、一部間違った所も有ったがその場で訂正したりして無時受理してもらう。さらに広島県庁で被爆者一般疾病医療機関辞退届と新規指定申請書を提出。また日を改めて尾道市役所に出向き、生活保護指定医療機関廃止届と新規指定申請書を提出してとりあえず診療所としての手続きは完了した。次は従業員の方々の引き継ぎの為の書類である。
廃業・新規開業という事で健康保険証、厚生年金、雇用保険の事業主変更手続き等多くの書類作成が有ったがほぼ昨日までに終了し今ホットしているところである。
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息子が新院長になった事で従業員の皆や、沖縄の長男、取引先、彼の友人達からお花が届けられ、待合室は今最も華やかである。
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そんなこんなで年末年始を過ごしたが、その中で2つほどエピソードを上げれば、12月30日朝8時に墓掃除に行ったが、朝の冷え込みが厳しく周りは霜が一杯であった。墓石に水を掛けるとすぐさまその水が氷になる程であった。その足で家内の家の墓所に行ったところコップの水が凍って盛り上がっていた。水は4℃の時体積が一番小さくなると中学時代に習ったが実際に氷になって体積が増加するのをこの目で確認したのは初めてで驚く。
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1月1日には初詣で持善院に初めて参拝した。ここのご住職が高校の後輩で昨年私達16回生が卒後50周年のホームカミングに当たり、お世話してくれた39回生の代表をされていた。打ち上げ会の時「お正月に切り絵を初詣の方にお配りする」とお聞きしていた。たまたまNHKのニュースで彼が切り絵を作成している所が放映された事も有り出かけた。干支の申をモチーフにしたもの等有ったが私は一般向けの宝船の切り絵をいただいた。見事な出来栄えに感心した。
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新しい「さいだ歯科医院」が動き始めて1週間で有るが何とか順調に滑り出しているようである。息子の経営手腕を口出ししないで横でじっと見ていようと思う。

2016年01月10日

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