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大先生(元院長)のブログ

すわ癌か?

 ここ4年ほど毎年、三原医師会病院でPET−CT検査を受けている。今年は6月9日に受けた。その結果が16日に届いたが、今まで判定はAで「異常はありません」でした。ところが今年は判定Eで「精密検査が必要です」とあり、所見欄に「下部食道に異常の疑いがあります。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)をお勧めします」と有った。
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 8月に人間ドックで胃カメラをする予定になっていたので、そのときでも良いかどうかびっくりして三原医師会病院に問い合わせをした。
 医師からは「出来れば早いほうが良い」というので、すぐさまいつもお世話になっている弘田内科クリニックに電話し予約を取り、6月20日に胃カメラをした。検査後写真を見せてもらったが素人の私にも確かに少し炎症があるように見えた。また胃の中にもいくつかポリープがあった。先生の話によると「念のためその部の組織をとり病理検査をする」ことにしたと告げられた。その結果が28日に判明し正常であることがわかった。
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 この結果を得るまでの12日間は内心、気分的に落ち込んでいた。
PETは癌が5ミリ程度あれば同位元素が集積して種瘤影が現れるが、炎症でも同じような影が見えるとのこと。それで自分では食道下部で胃に近い場所なので逆流性食道炎ではないだろうかと勝手に想像して慰めていた。しかし癌かもしれないという一抹の不安はぬぐいきれなかった。もしそうであったら入院して手術となるのかとか、患者様に迷惑がかかる事などが頭をよぎる。
 それよりも何よりも死に対する心構えなどまったく出来ていない。
人間いずれ死ぬと解っていても、私自身は100歳過ぎまでは生きようと思っており、この年齢69歳ではまったくそのようなことは想定していなかったのでうろたえた。
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 せっかく二男と院長交代をして少し旅行をしたりしてもう少し人生を楽しもうと思っていたのが出来なくなるのかなー等、あらゆる悪いイメージが頭に浮かぶ。
 先生は「念の為」と言われたのだから多分大丈夫なのだと根拠のない希望を持って過ごした。
 結局正常と言われ心の中で「やったー、万歳」と叫んだ。本当にほっとした。
それにしても70歳近くなると体自身がかなり老化をしてきているのを認めざるを得ない。気持ちだけ若いと思っても体を厭わなくてはならことを実体験した12日間であった。これからは死に対しても覚悟を持って生きなければならない。

2016年06月29日

カープ対オリックス交流最終戦観戦

 例年のように「自称、広島カープを優勝させる会会長」の広島市の歯科医の先生から3月にカープ観戦のご案内をいただいた。案内状には「さて、我らが広島カープは、前田投手をメジャーに送り出したものの、新戦力によって総合力アップを図り、今年こそはセリーグ制覇を果たしてもらえるものと期待しているところです。」と有った。
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 期待にこたえて鯉の季節が終わってもセリーグ首位で交流戦に突入した。今までのイメージでは交流戦で負け越すことが多く、どうなることかと心配していたが今年は18日までに交流戦勝ち越しを決めていた。
 昨日19日は朝起床時、広島地方は大雨、落雷注意報などが出ておりかなりの雨足であった、しかもTVの速報で新幹線が線路設備の不具合で東広島〜広島間で運転を停止しているという。困ったなと思ったがインターネットで検索したら天気予報は雨の確立、午後40%の確立である。新幹線の情報もインターネットで見ると10〜40分の遅れだという。尾道からは「こだま」なので一番、割を食わされると思い在来線で出かける。糸崎乗換えで1時間半で行けた。在来線で広島に行くのは10年振りほどである。広島駅から球場までは人・人・人、手荷物検査などでごった返しており駅から球場に入るまでに40分ほどかかる。満員の観客である。
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 今年の観戦場所は「エバラ黄金の味びっくりテラス小」であったが、利用したことが無くその場所を探すのに四苦八苦である。内野の一番端で外野との境目で観戦。少し遠い感じがした。焼肉を食べながら、ビール片手に観戦。
 試合は1回オリックスの攻撃で2アウトまですぐ取れて順調な立ち上がりかと思ったが、あっという間に2点先取される、また2回表にも2点ホームランを打たれ早々と4点ビハインドである。
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 4回までカープは無得点そろそろ反撃しないといけないと思ったところ、やっと5回裏に相手の投手の乱れから2点返し、これなら行けるかも知れないと思えた。そして6回代打、下水流の2ランホームランで同点に追いつく、ラッキーセブンの前に恒例の風船飛ばしをし、施設応援団のラッパも高らかに吹かれたが、残念ながら7回は0点。
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 そして8回、先頭打者で連日サヨナラホームランの鈴木誠也に打順が回る。これがなんとまた10号のソロホームランで決勝点になる。まさに神がかりで、この3連戦彼がすべて決勝打を打ったことになる。ホームランになった時の球場の歓声はすごく全員総立ちの感あり。
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 この交流戦11勝6敗1引き分け、セリーグで唯一勝ち越し。またセリーグの首位を固め2位巨人と6ゲームまで差を拡げた。交流戦が始まる前の危惧は嘘のようであった。試合終了後のヒーローインタビューは入団4年目同期の「下水流」と「鈴木」のホームランコンビでありこれからのペナントレースでの活躍が楽しみであり、頼もしさを感じた。それにしても良い試合観戦であった。

2016年06月20日

緑内障

 私は平成9年8月21日に緑内障と白内障の病名を告げられ19年近く治療をつづけている。母親が緑内障であったことから遺伝的にどうしようもないところがあるようだ。治療といっても点眼薬で眼圧を下げることであった。緑内障を告げられたとき、眼圧は右が19、左が20であった。点眼すると眼圧は下がって15〜17くらいを4年間程度維持してきたが、徐々に視野が狭くなってきたのでより効き目の良い点眼薬に変更したりした。これにより眼圧は数年間10〜12くらいに改善したが、また徐々に眼圧は上昇し15〜17くらいとなる。それと同時に視野は少しずつ悪化して行き、そのたびに点眼薬を変更してもらったが眼圧は一進一退である。このころから点眼薬によっては眼瞼炎を発症するようになる。26年11月に最新の点眼薬が発売されこれによって眼圧は10〜12位になり喜んでいた。ところが今年4月にその点眼薬でもアレルギーが出てきて瞼がはれる。点眼を中止したとたん、眼圧は24程度まで上がる。主治医からOPEの話が出てくる。
 そこで家内が個人的に良く知っている眼科医にセカンドオピニオンを聞きに行く。その先生の話だと緑内障のOPEは三種類有って軽いOPEから始めて3回出来るのだとか、軽いのはローリスク・ローリターンであり少し眼圧が下がり、点眼薬で補っていくとか。但し緑内障のOPEをするとどうしても視力が落ちるのだそうだ。また私のように白内障もある場合、先に白内障の手術をしてから緑内障の手術をするほうが良いのだとか。できるだけOPEは避けたい気がする。
 月刊誌「わかさ」5月号に緑内障の特集記事が有り購入して読む。その中には40歳以降は誰もが予備軍と書いてあり、潜在的な患者数は500万人以上書かれていた。また「眼圧の上昇を防ぐセルフケア」が書いてあったが、私の行動と比較してみるとなかなか出来ていない。考えなくてはならない。
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 また69歳も過ぎると徐々にではあるが体全体の老化を意識するようになる。、老眼も進み目のピント機能が落ちてきている。
 それで「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」という本を買い毎日少しずつ見ている。普通、右眼と左眼を交差して物体を見ているが、この本は両目を平行法(目標より遠いところに目の焦点を合わせたまま、ぼんやり見る感じで手前に有るものを見る方法)で見ると絵が立体的に浮かび上がってくる。そして現れる画像はすごくクリヤーで近視などを忘れてしまうほど、しかも浮かび上がる画像の素晴らしさにも驚く。
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 現在いちるいの望みを掛けて点眼薬を色々試みるが、4月30日に点眼した目薬では5月2日には写真のような顔になってしまった。
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 昔アレルギーが出ていなかった点眼薬に戻したが、眼圧の低下能力はさほど無く、現在右19、左20と緑内障と診断された位置に戻っている。それでもう少し下げるためにさらに追加の点眼薬を探しているが、先生からはもはやこれが最後の点眼薬だといわれ現在試している。3日目でまだ大丈夫である。せめて眼圧が15以下になれば少しでもOPEの時期を後ろにずらせるのだが。

2016年06月04日

畑の草取り

 暖かくなってこのところ畑の草の成長が早い、2週間もすればもう生えてきている。我が家の畑といっても高々50坪ほどであるが、中腰で草取りをするので結構重労働であり、腰や足に応え3日くらいは違和感が残る。草取りをしながら、除草剤は環境に悪いといわれているが、広い面積を管理しているお百姓さん達にとっては必要なのかもしれないと思った。
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 現在、畑にはたまねぎ、にんにく、そらまめが収穫期を迎えつつある。また2月末に植えたジャガイモがかなり大きくなり、花芽をつけ始めている。このジャ
ガイモ4月のはじめに芽を出だし始めたがここ1ヶ月で急に大ききなったものである。
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 先日草取りをしたが意外と畑には雑草が可憐な花を咲かせていた。通常なら見過ごすような花たちであるが、やはり春爛漫なのであろう。
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 ところで草取りの最中に、ありの巣を崩した。どうやら我が家の畑には3個のありの巣があるようだ。草を削りとったときありの巣を崩したが、その途端、蟻の巣からはおびただしい蟻が出てきて右往左往である。しかもその移動スピードたるや驚くほどの速さである。中には蟻の卵を加えて移動するものや、食料としていた虫を引っ張って隠そうとしていたりしていた。
 いままで何の憂いも無く平和に暮らしていたところに、何の前触れも無くある日突然、巣を破壊されたのであるからそれは大変な天変地異であったろう。我々の世界でも突然の地震で家屋崩壊が起きる。また現実になって欲しくは無いが、ある日突然どこぞからミサイルが飛んできたり攻め込まれたりすることがあるかも知れない。恐らくその時はまさにこの蟻たちのように大パニックに陥ると想像することは難くない。
 蟻は前もってそのようなことに対処できる能力は無いかもしれないが、我々には色々対応する能力があるのでそのように行政には準備をしてもらいたいし、我々も常にそのことに対して覚悟をしておく必要があるのであろう。
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 さて、にんにくとソラマメを少し収穫して、生で食べてみたところ、にんにくはすこし辛いが食べて食べれないことは無い。ソラマメは少し青くさかったがこれも食べれた。夜、ソラマメは茹でて私のビールのつまみになった。
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 畑からの帰りに東尾道の住宅街の一角が蓮華畑になっているのを見つけた。蓮華は昔、春の田んぼ一面咲いていたが、今はほとんど見ることがなくなっているので、すごく新鮮に感じられた。

2016年05月15日

今年のゴールデンウイーク

 今年のゴールデンウイーク、世間の大企業等では10連休という所もあったらしいが、「さいだ歯科医院」は暦どおりの仕事であった。5月1日に沖縄の長男一家が来るという事で一緒に仕事をしている院長の二男が「親父休んで孫の相手をしたら」と配慮してくれ、5連休となった。もっとも飛行機の都合でやって来たのが1日の夜7時。
 家内は朝から息子や孫達にあれこれ食べさせようと、「筍の木の芽あえ」や、「煮物」、「ちらし寿司」など食事の準備におおわらわであった。
 沖縄の孫達は小学5年をかしらに小学3年、1年、の女3人と、2歳9カ月の男の子と賑やかである。とりわけ2歳9カ月の男の子がやんちゃでまさに小さな王様といった感あり。息子夫婦も子育てが大変そうである。日頃賑やかな二男の娘(幼稚園の年長さん)が彼らのパワーに圧倒されておとなしい。
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 次の日は二男からお休みをいただいていたので朝から「みろくの里」の遊園地に行く。遊園地など私共夫婦にとっては何十年振りかと思われる。孫達は1日券を買い、私達夫婦は回数券にする。
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 遊園地の乗り物は背丈基準が有り、小さい子は親と一緒なら乗れるようだ。それで最初にコーヒ―カップに乗ったが、孫娘がハンドルをくるくる回すので終わった時は少し目まいがする。とてもついて行けない感じである。我々夫婦は観覧車くらいなら大丈夫と思い乗ることにした。ところが観覧車は停止しないで動いているまま乗り込むことになる。家内は足が少し悪く乗りこむのに少しもたつくと、私が乗るのにやっとこさであった。
 後は孫達が遊んでいるそばのベンチに腰掛けて気持ち良い風に吹かれながら観ていた。まだ私は現役で仕事をしているが完全リタイヤーとなれば、人様が働いている時間帯にこんな風にしているのかなと思った。おそらく他の人から見ればまさに年金受給者老人に見えていたのではないだろうか。
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 翌3日は昼から雨の予報だったので朝、御調町にイチゴ狩りに出かける。40分間食べ放題だが20分も食べると腹満腹、孫達も早々に食べるのをやめている。食べたイチゴの金額から行けば入園料の回収は無理なようだ。それでも孫たちは大喜びでイチゴ狩りを堪能していた。
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 翌日朝の便で長男一家は沖縄に帰る。あっという間の3泊4日ではあったが、われわれ夫婦にとってこの歳ともなれば結構きつく、昼から昼寝を決め込みやっと回復。
 今年も良いゴールデンウイークを過ごさせてもらった。

2016年05月07日

成人歯周疾患検診事業拡充in尾道市

 尾道市歯科医師会がかねてより要望していた成人歯周疾患健診事業の拡大を尾道市は今年度から予算化した。
従来節目検診として40歳・50歳・60歳・70歳の年齢に達した市民の方の歯周疾患検診を無料で行っていたが。今年度からは35歳から70歳までの方を5歳間隔で検診できることになった。非常に画期的である。県内では世羅町が一足早く実施をしていたが、尾道市は県下で2番目である。全国的には尾道市のように対象者数の多い自治体ではまだ歯周疾患検診事業すら行われていないところが多数ある。今回の尾道市の英断は素晴らしいものであり市民にとっても良いことである。
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 先日ある記事を読んでいたら「生涯医療費 歯で決まる? 定期ケアする人ほど安く・・・愛知 トヨタ関連健保組合など調査」という2011年3月28日の中日新聞朝刊の記事が掲載されていた。
 それによると『定期的に歯科医院を受診している人は、全ての病気にかかる年間の総医療費が低くなる傾向があることが、トヨタ関連部品健康保険組合(愛知県豊田市)と豊田加茂歯科医師会の共同調査で分かった。
 両団体は「歯をケアする人を増やし、医療費削減に役立ててほしい」と呼び掛けている。トヨタ自動車の関連企業の社員や家族らでつくる同組合は、同歯科医師会の協力を得て、組合員5万2600人の2009年度の医療費と受診歴のデータを分析。
 歯科医院で年に2回以上、定期的に歯石除去などをしている602人を抽出し、総医療費を調べた。その結果、定期受診の人は48歳までは総医療費が平均より高かったが、49歳を過ぎると平均を下回る分布傾向となった。
 65歳になると平均が35万円に対し、定期受診の人は20万円以下とその差は広がっていく。
組合は「歯が悪いと食事が偏ったり、歯並びが悪くなったりする。それが糖尿病や肩凝り、骨粗しょう症を招き、体全体の健康に影響する」と分析。48歳までは歯科の定期健診費用で年2万円ほどが加わり、医療費が平均より増えるものの、その後は医療費が抑えられるため、歯科の費用を含めても「生涯医療費」は平均を下回ると結論づけた。
 これまで他県の健保組合の調査で高齢者層のデータはあったが、中年層は総医療費抑制につながるという明確なデータはなかったという。同組合の中村貞次理事は「歯をケアすると、高齢者以外でも総医療費を減らせることが分かった。歯周病にかかり始める35歳ぐらいから、しっかり歯を手入れすることが大切だ」と話している。』 (島崎諭生)
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 今回、成人歯周疾患検診事業が拡充されたということは尾道市の国民健康保険の医療費を削減することにもつながりそうである。まさに一石二鳥である。
 さらに尾道市では今年6月より従来小学3年生までであった外来医療費の一部負担金、上限500円で4回までとする医療費補助制度を小学6年生まで拡大した。お隣の福山市では相変わらず小学校入学までであり、尾道市に在住する子育て家庭にとっては朗報であり、尾道市の福祉制度がより充実したものになったと思える。より住みやすい街になってきているのではないだろうか?

2016年04月16日

春爛漫

 ここ尾道も桜が咲き花一色の感が有る。3月に引っ越しをしてから毎日国道184号線を北に向かって医院まで出勤をしている。この184号線は昔、桜土手と言われ栗原川の両岸に桜並木が有り、その下を通って中学校に通っていた。中学の校歌にも「栗原川の花吹雪・・・」とある。今は東側の土手が184号線となり西側の土手に桜が残っているが見事な桜並木である。栗原川と門田川が合流する地点より北の門田川の土手は昔のとおり両岸が桜並木でそれは見事な眺めである。
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 6日は、自宅から医院まで歩いて出勤(私の足で69分)をし、まさに満開の桜をカメラに収めた。あいにく次の日が雨で少し散ってしまい、葉桜になりつつある木もあるが、まだまだ見ごたえがある。
 一昨日は尾道市歯科医師会の恒例の花見会が「千光寺山荘」で行われ、桜を愛でながらの酒宴で有った。千光寺もこの様なことが無い限り登らないのだが多くの夜桜見物の人で山頂は賑わっていた。
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 ところで我が医院の駐車場にも小さな桜の木が有り満開である。そして今年はかなり大きくなった「花もも」の花が咲きみだれとても綺麗である。
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 この「花もも」、1本の木に色んな色の花が咲く珍しい品種らしい。赤、白、ピンク、白の中に赤色が混じった花などがある。そして同じ枝の中にも違った色の花が咲いており、ほんとうにびっくりする。患者様にも人気で待合室では色々話題になっているようだ。スマフォで写真を撮られる方が何人もいらっしゃる。 
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 何年か前にホームセンターで苗木を買って来たのだが、この様な花が咲くとは思わなかった。これから毎年目を楽しませてくれるのでは無いだろうか?

2016年04月10日

朝シャン

 先日69才になったがその日の朝のことである。出勤前には寝ぐせを直すため、ここ何年間も「サクセス モーニングヘアウォーター」なる噴霧用のスプレーがついた整髪剤を使用して髪を整えている。びんの裏面の説明には「寝ぐせを直してシャンプー後のようにさらっと!  ミストタイプの寝ぐせ直し。髪に浸透してガンコな寝ぐせもしっかり治せます。速く乾いて、シャンプー後のようなさらっとした仕上がり。頭がシャキッとする爽快感。広がりすぎないスプレーミストで気になるところにヒット。無香料。」と書いて有り、ほぼ効能通りで愛用している。
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 また眼鏡もすぐに汚れるのでこれも毎日洗浄しているが、これは「ミントの香り 泡の力で皮脂スッキリ!」とキャッチコピーのついた「メガネのシャンプー」を使用している。これも噴霧用のスプレー容器に入っており、確かに形は違うのだが似ている。
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 ところがその日に限って両方のスプレーが並んで置いてあった。何も考えず疑うことなく日頃の動作よろしく容器をとり上げて髪にシュシュと4回ほどスプレーをし、その後、髪を揉んだところ手が泡だらけ。あれっと思って鏡をみたら私の頭は泡だらけ、そこで初めて間違った事に気が付く。
 仕舞ったと思えどもどうにもならず、出勤のため着替えも済ましている。家内を呼んで水を流しながら洗ってもらう。家内に借りを作ってしまった。
まさに朝シャンである。新たに髪の毛用のシャンプーは使わないでそのまま眼鏡用のシャンプーで済ませ、改めて整髪剤をスプレーして出勤した。
 「朝シャン」なる言葉はずいぶん前に流行って知っていたが、私としては朝の時間がもったいないし、水道水や光熱費がもったいないと思って否定的な意見を持っていた。それなのにまさかその私が朝シャンをするなんて、びっくりポンである。感想としては朝シャンの爽快感など感じる暇もなく、ただしまったの反省ばかりであった。
 それにしてもただ単なる間違いなら安心だが、これから歳を重ね認知症でも始まればこのようなことは日常茶飯事になるのかもしれない。
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 朝の院内ミーティングのとき、スタッフから誕生祝の花束をいただいたが、お礼方々、朝の失敗談を話すと皆大笑いであった。
先日も広島出張のとき、携帯電話を忘れ、医院に連絡しようと思って公衆電話ボックスを探すのに難渋した。歳とともに物忘れがひどくなりそうなので、これからは車の運転同様、指差し確認が必要だと感じた。

2016年03月28日

人生17回目の引っ越し

 小学校1年の6月に御調郡向島町から三原市に引っ越したのを皮切りに尾道市栗原町→佐伯郡五日市町楽々園→広島市翠町→広島市南観音町→呉市→広島市東千田町→府中市→日立市城南町→日立市石名坂→常陸太田市→北海道白糠町→北海道当別町→札幌東区→尾道栗原町→尾道美ノ郷町→現在地へと17回引っ越しをした。
 30年前に自宅兼歯科医院を建てた時はこれが「終の棲家」で最後の引っ越しだと思ったが、今年1月に息子と院長交替をし、息子に名実ともに院長になってもらうにはいつまでも歯科医院の上に私が住んでいてはやりにくいだろうと思い、引っ越しを決めた。
 以前広島に88歳と84歳の私の両親2人だけで住んでいたが、いくらなんでも限界と考え両親を引き取るつもりで市内にマンションを手当てしていた。結局父親は住むことが出来なかったが、母親はしばらくの間、家内と同居しそのマンションで生活した。その母親もつい先日7回忌を済ませた。それで空き家になっていたマンションにこの度引っ越しをした。
 これが最後の引越しとなればよいのだが、これからさらに年を重ね介護が必要になった場合ひょっとしたら施設が「終の棲家」になるかもしれない。そうなればもう一回引越しをすることになる。
 生涯90回以上引っ越しをした葛飾北斎はけた外れ。しかし転勤の多いサラリーマンなら私の比ではないだろうが、自分としては本当に良く引っ越しをしたものだと思う。
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 ところで引っ越し準備の最中家内の友人が引っ越しは60歳までにするものだと言っていたが、69歳になっての引っ越しは何かと疲れる。それにもましてマンションは今までの家より小さくしかも収納場所が無い。それが判っていても持っていくもの、捨てるものと荷物を選別したがどれも捨てがたく、それぞれに思い出が有り結局多くの物を持っていくことになった。「終活」どころではないな。
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 引っ越し前日、引っ越しをお願いした「0123アート引越センター」の女性スタッフ2名が来て手際よく段ボール箱にパッキングをしてくれた。そして当日は、若いスタッフ(男性2名・女性1名)の方3名と委託している運送屋さんの運転手さんとの4人で引っ越しをしてくれた。朝8時から積み込みを始め12時半までかかつて積み込みそして引っ越し先で降ろし終えたのが夕方6時であった。荷物を出す時、玄関から車までの距離が少し有り、又搬入するマンションには運送用の車の駐車スペースが無く道路に止めての搬入となったが、その間従業員の方々は本当にテキパキと動き、歩道を行き交う人には「ご迷惑をお掛けします」と挨拶をされながらの作業で、見ているだけで気分が爽快になる。息子2人が以前、引っ越しの時やはり「アート引越センター」にお願いしたとの事良かったなと思う。それにしても若い人たちがこんなにも頑張っているのを見て日本もまだまだ捨てたものではないと感心した。
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 現在引っ越し荷物の片づけをしているがまったく進まない。やっと仏壇が収まり線香をあげ手を合わせることが出来る様になった。

2016年03月17日

「摂食・嚥下機能訓練研修会」に参加して

 昨日、広島県歯科医師会が主催する「摂食・嚥下機能訓練研修会」に参加した。
高齢者では摂食・嚥下機能が加齢と共に減少してくることは明らかになって来た。わが国では毎年お正月にお餅をのどに詰まらせて窒息死する事故が報道されているが、その大半は高齢者である。高齢者の場合、脳卒中後遺症、パーキンソン病等の神経疾患、痴呆等の発症、長期多剤服用による副作用等が出てきて、誤嚥をはじめとする摂食嚥下機能障害が見られるようになる。
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 来院されている患者様の場合はそれほどでもないが、在宅へ訪問診療をしたりするケースの場合、摂食・嚥下機能が低下されている患者様が多い。
 私自身69歳に間もなくなるが、最近時々むせることが有り、嚥下機能が衰えて来たのではないかと心配になる。
嚥下障害とは呑み込んでも吞みこみ切れず喉に食物が残存したり、気管に食物が流入する誤嚥が発生する。この様な嚥下障害では窒息とか、誤嚥性肺炎により死に至るケースも多く発生している。そこで実際にどのように呑み込んでいるのか、あるいはどのように残留しているのかを可視化して診断する必要が有り、その検査方法としてX線透視による嚥下造影検査(VF)と鼻から極細径のファイバースコープを挿入して検査をする嚥下内視鏡検査(VE)がある。
 今回の研修会は2日間コースで昨日の1回目は摂食嚥下障害の総論、検査、診断、スクリーニングの講義と嚥下内視鏡検査(VE)の実習が有った。
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 今回のVE実習は研修会を受講した15名全員が初めての経験であり、実際の人で行うと危険が伴う為、練習用に製作されたマネキン人形を使用しておこなった。結構操作が難しかったが練習を重ねれば何とかなるなと感じた。
 最後に講師の先生が受講者の先生をモデルに実演をした。牛乳や、プリンなど色々の食物を食べさせた時の食べ物の動きを診ることが出来た。
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 それにしても胃カメラや大腸スコープによるポリープ除去等の経験は有ったが自分が内視鏡を使って実習をしたことに少なからずの興奮を覚えた。
 いずれ訪問診療などにも応用をしたいなと思うが、機器購入に200万円くらいの投資が必要との事であった。
 2回目の研修会は現在広島駅の北側に新しい広島県歯科医師会会館が建設されているが、その1階に設置される広島県歯科口腔保健センターで1年後にVFの実習をするとの事であった。これも楽しみな研修会で有ると期待している。

2016年02月29日

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