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大先生(元院長)のブログ

岩子島・厳島神社管弦祭

 8月2日に尾道市向島町岩子島の厳島神社管弦祭を観に行った。これは家内の同級生で家庭菜園のお師匠さんである、岩子島の専業農家のお友達Y子さんからのお誘いで有る。
あの有名な「安芸の宮島」の管弦祭は前日の8月1日に行われ、TV ニュースや、新聞記事に載っていた。昔から宮島の管弦祭の事は良く聞いていたが、観に行った事は一度も無い。岩子島の管弦祭の事も、地方ニュースで以前とり上げられていたので、存在は知っていたがこの目で直に観たのは初めてである。
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 19時頃厳島神社に行ったが、TVで観る宮島の観客には遥かに及ばないがそれでも地元の人や、おみこしを担ぐ地元小学校の子供達、一部観光客らしき人も来ており、結構にぎわっていた。神社の前の海は西方に開けているためにまだ明るく情緒あふれている。
 そういえばここは昔、海水浴場で小学6年生の時、学校から臨海学校に来て鳥居の前で記念写真を撮った事を思い出した。また最近では「男たちの大和」のロケ地でもある。
地元の婦人会の奥様方が屋台を出し、ビールやラムネなどの飲み物、かき氷、鳥の空揚げ、いか焼きなどを売っていた。Y子さんの話によれば昔はもっと見物人が多く、よそからテキヤの兄さん達が来て屋台も賑やかだったとか。
待っている間、おもわぬ事で社殿に上がってお祓いをしてもらい家内安全を祈願した。
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 夕闇が迫る頃、松明を付けて先導する小型の船(Y子さんの御主人が船を出し操縦している)、提灯を飾った2艘の船その後ろに御神体を載せた御座船が、神社前の入り江にやってきて入り江を3周する。御座船からは笛と太鼓の優美な音楽が聞こえてくる。何とも厳かな素晴らしい感覚になる。
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 その後、御座船は鳥居前に着く。神主が御座船に御神体をお迎えに行き、その後御神体を奉じて社殿に戻っていく。その後を、子供たちが大人達に助けられながら神輿を引っ張っていく。もっとも神輿と言っても、普通の神社で観るお神輿では無く1本の棒の先に飾りがついていて足元には石の車が2個付いたものをひもで引きながら移動していくものであった。その後を御座船に乗っていた太鼓や笛の楽士たちが船から降りて演奏しながら付いていく。今でこそ、この楽士の方達は法被姿だが昔は神主さんの様な服装では無かったのではと想像した。
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 それにしても貴重な体験をしたし、これがもう少し大々的に知れ渡ると村おこしにもなるのでは、観光都市を目指す尾道市としては良い素材が有るのに残念だ。
 そいえば厳島神社は日本全国いたるところにあるのではないだろか?昔30数年前に北海道白糠郡白糠町に住んでいた時、そこにも厳島神社が有り、除夜の鐘と共にマイナス10数度の中、根室本線の踏切を渡り初詣に行った記憶が有る。その時、「こんな所にも厳島神社が」と不思議に思った記憶がこの管弦祭見物で急に思い出した。

2015年08月04日

御苦労さん会

 先日、私が歯科医師会会長職を退任した事で義妹が御苦労さん会兼ねて家内ともども食事会に誘ってくれた。お互い中々時間が取れずこの時期になった。4年間御苦労さんと言われて乾杯をしたのだが、家内が横やりを入れ「本当にご苦労さんと言ってもらいたいのは私だ」と言う。「会議に遅れないように毎回車で送ったり、会合の後、街で飲んでいた私を夜遅く何度車で迎えに行ったことか。そのために寝ずに待っていたりした。」と言われ、本当にそうだなと思い、改めて家内に御苦労さんと言って乾杯をし直す。
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 食事会は三原の「ひょこめ」と言うお食事処でスーパーのイオンの少し北側にある。
ここは以前、一度だけ利用した事のある店。名前の由来は「ひょっとこ」と「おかめ」の子供を「ひょこめ」と言うらしい。それでお店には「ひょっとこ」と「おかめ」のお面が飾ってあった。
料理の方はおまかせコースを頼んだと義妹が言う。味も中々美味しく、また料理の出てくるタイミングが絶妙である。他にも4組くらいのお客さんがいたのだが、上手に時間配分をされていると感心した。
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 また料理を盛る器の中には、おかみさんが焼いた手作りの備前焼等もある。中々風情が有ってより料理を引きたてている。また店内ではおかみさんが焼いた備前焼の湯飲みなども展示販売されていた。
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 魚料理がメインだが、お刺身なども活きが良く、サザエのみそ焼き、新蓮根とスルメイカのサラダとか、南京饅頭、米なす田楽、ノドグロの塩焼き、タコ天、さらにご飯はウナギ飯であり家庭料理のオンパレード、凄く気楽に食べれた。最後に開業20周年と言う事で紅茶アイスクリームが出て来た。
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 御蔭で生ビール2杯と日本酒1.5合くらい飲んですっかり良い気分になれた。
 話は日常の他愛もない話や息子や孫達の話であっと言う間に時間が立ってしまった。
良い時間をいただいた義妹に感謝であると同時にいつも気を使って私を助けてくれる我が家内に感謝である。

2015年08月03日

10ヶ月ぶりの札幌

 11・12日に大学の父兄後援会全国支部長会議が有り札幌に出かける。毎年開かれる会議だが20年以上ほぼ毎年出席している。例年ANA で出かけていたが、今年は予約が取れなくてJALで出かける。宿泊は会議が開かれる「京王プラザホテル札幌」にした。札幌駅から徒歩7〜8分くらいで便利が良い。15時頃チェックインして17時半からの会議に備える。窓から下を観ているとたまたま結婚式が行われていた。気温は少し高めだが湿度が無くさわやかな日であった。
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 会議では、大学としても受験者数の確保、入学者の確保は喫緊の問題であり、その事についても話し合うが、少子化の流れの中でこれはと言う手は中々無いのが現状である。
 大学の教育レベルや国家試験の合格率を上げる以外に手はなさそうである。会議には私を含めて歯学部の1期生4人出ていた。前同窓会長のK君、現同窓会長のM君、それに旭川で開業しているA君である。会議後,懇親会があり、その後K君、M君と連れだってすすき野に出かけ、「鮨処 ひのき」やさんで軽く一杯やって帰る。会議や懇親会ではあまり突っ込んだ話が出来ないが、ここでは6年間苦楽を共にした同級生同士、色々の話に花が咲き、また他の同級生の近況など聞けて良かった。
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 次の日は例年なら道庁の赤れんがの建物を観に行ったり、大通り公園を散策したりするのだが、今年は異常に暑くてとても外を歩く気にはなれず、さりとて15:25の出発までどうすべきか悩んだ末に、涼しくて時間が潰せる所として、札幌駅にある映画館で映画を観る事にする。尾道に帰って観たTVニュースでは札幌33℃で、道内の清水町ではお年寄りが熱中症で亡くなられたと報じていた。
 タイミング良く時間がつぶせる映画として10時から12:35まで上映される「アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン」を観た。客席はほぼ満席状態で、前から2列目の席だったので見上げながら観た。首が疲れた。この映画のシリーズは最初が「アイアンマン」でその時観て以来鑑賞したことが無かったので、今回の映画の様に進化しているとさっぱり内容が理解出来ない。それでもエンタテイメントだと割り切り鑑賞した。60歳以上は割引きが有り、1100円で2.5時間潰せた。
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 その後札幌駅から新千歳空港に移動。従業員様にお土産を買う。そのお店も他のお店も、TAXフリーの案内掲示が英語・中国語・韓国語で表記されている。さいきんTVや新聞等で中国人の爆買が報道されているが、そういえば宿泊したホテルにも多くの中国人がいた。しかも結構若い学生風の人達が多かった。空港ロビーでも大きな荷物を持った中国人とおぼしき人たちが多数大声で話しながら歩いていた。
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 昼飯は3階の食堂街はお客が多く並んだりしなくてはならないので、初めて空弁なるものに挑戦。3色丼(蟹・イクラ・うに)¥2360だったが、結構高く食堂で食べる方が安いのではないかと思った、しかも食材が食材なので塩からく塩分の取り過ぎの様な気がした。
 飛行機は新千歳を定刻に離陸、17:25無時広島空港に着陸。何か札幌まで飛行機に乗って映画を観に行った感じでくたびれた。

2015年07月14日

「保険診療と審査を考えるフォーラム」に参加して

 先日社会保険診療報酬支払基金が国民向けにフォーラムを開催した。歯科医師として仕事をするうえで、支払基金とは何かを、良く理解しようと参加してみた。平和祈念公園内の広島国際会議場で開催された。テーマは「国民皆保険と支払基金の審査」である。
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 日本人は病気になれば、保険証一つを持って病院や診療所に行けば誰でも診察が受けられる。まさに空気のような感覚である。
 支払基金の河内山理事長の言葉を借りれば、『日本が世界に誇れる国民皆保険制度が実施され50年以上が経過し、これにより「誰でも」「いつでも」「どこでも」必要な医療サービスが受けられるようになり今では社会の安定的な維持に欠かす事の出来ない仕組みとなっている』と述べている。まさにその通りである。
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 ところで国民皆保険制度の仕組みは一般国民にはあまり理解されていないようだが、実は日本の医療は契約医療である。一般国民は保険料を健保組合や市町村国保等の各保険者に支払っている。一方厚労省がそれぞれの疾患に対しこの様な方法で治療して下さいと言う手引き「療養担当規則」を作り保険者と診療側に提示し、保険者がその治療方法でOKです。一方診療側もその方法で治療しますとOKを出す事で契約が成立している。この為国民と診療者は直接に契約をしていないが厚労省を仲立ちに契約した事になり、「療養担当規則」の診療手順ルールにのっとって我々は診療していく。そして診療が終われば患者様は1〜3割の自己負担を窓口で払えば良いのである。
 各保険者は医療機関が「療養担当規則」にのっとって診療しているかどうかを判断をしてもらうように支払基金や国保連合会に審査をお願いをし契約をしている。
 我々診療側は毎月、月末にそれを〆て残りの9〜7割に相当する医療費を社会保険支払基金または国保連合会にレセプトとして請求をする。
 そうすると支払基金ではそのレセプト(請求書)が正しいのかどうかを厚労省が示した「療養担当規則」と照らし合わせて医師・歯科医師・薬剤師等の同業のプロフェッションによるピア・レビュー(同僚審査)で審査を行い、間違いなければ各保険者に知らせる。そうすると保険者が支払基金にお金を振り込み、そこから我々の所に2カ月後にお金が振り込まれる仕組みである。これをもし我々が直接各保険者に請求していたら支払われるまでに何カ月も掛かり、資金繰りに苦労する様になる。毎月診療後2カ月後に確実に残りの診療費が振り込まれる事は本当に有難いことである。この度のフォーラムに参加して改めて社会保険診療報酬支払基金の存在意義に気が付いた。
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 またこの様なフォーラムは全国各地で行われて来たが、今回は5回目であり、初めて歯科医が基調講演やパネリストとして出席した画期的なものであった。パネルディスカッションでは診療側・保険者側・学識経験者の三者の代表から色々の問題提起などがあり有意義なディスカッションであった。
 各国の医療制度の話や、一件一件血の通った審査する事の難しさ等の話があり、それらを聞きながら日本と言う国は本当に素晴らしい医療保険制度を構築したものだとおもった。願わくはこの医療保険制度が永続する事を切に希望する。

2015年07月09日

会長職退任

 去る6月19日の一般社団法人尾道市歯科医師会第3回通常総会終了をもって4年3カ月間の歯科医師会・会長職をつつがなく退任した。丁度この日は雨模様で有ったが、恐らく私のうれし涙を天が察してくれたのではないだろうか?
 やっと肩の荷が下りて、今はほっとしている。まだ残務整理はいくつか残っているが、責任が無いので気が楽である。そして思え返せばいつも会の事が頭から離れず、色々の会議の資料を作成したり、まとめたりで、自分の時間の大半を費やしていた気がする。さらに会長として57人の会員の名誉と生活を守るべく気を砕いたが、御蔭で任期中大きな事故・事件も無くやり遂げられた。
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 退任のあいさつで、尾道市歯科医師会を和服の反物に例え、「95年続く歴史が縦糸であり、その折々に在籍した会員が横糸。そしてその時の執行部が機織りの織り手である。先輩たちは95年も続く縦糸を切断することなく連綿と織って来たが、良い反物に仕上げるには織り手の執行部も大事だが、横糸である会員の協力なくしては立派な織物が出来ない。最近は横糸である会員の例会などへの出席率が昔に比べ悪くなっており、中々団結力が発揮できない場面が有る。これを纏めてすばらしい横糸にする事は至難の技になりつつある。いい反物に仕上げるためには会員の一層の協力や団結が必要だ。私達執行部は95年のうち高々4年3カ月分の布を織らさせていただいたが、その出来栄えはどうだったか自分では判らない。会員の先生方の御判断にお任せするが、今後とも尾道市歯科医師会を何卒よろしくお願いしますと」締めくくった。

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 退任する朝、ミーテイング時に従業員から4年間ご苦労様でしたとお花をいただいた。また後輩の広島市美鈴が丘で開業している山田先生からもお花をいただいた。予期せぬ事で胸が一杯になる。
 今後は後輩の先生方を暖かく見守りながら尾道歯科医師会が100年、200年と続いて行く事を願ってやまない。
 本当に良い経験をさせていただいた。有難いことである。

2015年06月22日

ホームカミング

 私が尾道北高校を卒業したのは昭和40年3月1日で16回生である。今年は卒後50周年に当たる。なお尾道北高校は創立90周年の節目の年でもある。
 尾道北高校の槇ガ峰同窓会では毎年、卒後50周年を迎えた卒業生をホームカミングとして同窓会総会に招待してくれる。そこで我々16回生も招待を受けたのだが、多くの同級生達に出席をしてもらうべく2年前から準備が始まった。私は高校時代生徒会長をしていたと言う事で16回生の代表に祭り上げられた。しかし歯科医師会の用事などでほとんど準備に参加できず幹事を引き受けてくれた半田君、藤原君、そしてたまたま家内が同級生と言う事もあり私の代わりに家内に仕事を押し付けて準備をして頂いた。
 同窓会総会の懇親会やホームカミングなどの準備は毎年持ち回りで行われているが、今年担当してくれたのは39回生である。23年前に我々16回生が当番幹事をした。
6月13日夜には前夜祭と称して16回生の親睦会が行われた。私は14:45から広島で歯科医師会の会議があり出張。19時前にやっと帰りつき参加。その時、すでに皆は盛り上がって話しに花が咲いていた。一応代表挨拶をしたが、途中での挨拶は様にならない。
遠くはロスアンゼルスから来た同級生もいた。50年振りに会う人でも、一目見ただけで判る人もいれば、名前を聞いて当時の面影と重ね合わせてやっと思い出す人もいる。やはり50年の歳月を感じさせられる。2次会まで参加して帰宅。
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 翌日14日は8:30に母校の北高を訪問し、学校の中を案内してもらったり、校長先生から現在の北高校の現状の説明を受けたりした。そして学校訪問をした同級生達と記念写真の撮影。50年前の校舎は何もなく、運動場と、校門、それと書庫が一棟だけ残っていた。その後同窓会総会が開催される尾道市公会堂に移動。北高吹奏楽部の生演奏の中会場に入場である。一番前の席がホームカミング用に割り当てられていた。結局104名がホームカミングをした。
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 毎年この公会堂で同窓会総会が開催されてきたが、尾道市市庁舎建て替えによりこの公会堂も解体されるため、今年がこの公会堂での最後の同窓会総会とのこと。
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 総会が始まり、その後12時ごろから懇親会となった。ところが私はこの日も14:30から広島で歯科医師会の会議が有り、ビールも飲まないでお弁当を少し食べただけで12:45には会場を後にする。本当なら13:20頃からホームカミングの16回生が壇上に上がりインタビューを受けたり、皆で「高校三年生」を合唱した後、私が16回生を代表してお礼の言葉を言うはずだったのだがそれは叶わないので、家内にお願いをして代理挨拶をしてもらう。 高くつきそうである。
 夜帰宅して、話を聞くと中々盛会で有ったとのこと本当に良かった。それにしても代表を引き受けながら2日間も途中参加となり16回生には申し訳ない事をした。いつの日かまた皆と会えると良いのだが。

2015年06月18日

驚くべき卵の値段

 一昨日、朝食の時家内が新聞の折り込み広告を観て、「なすび一個が58円で卵10個が119円だ」とお驚いて話しかけて来た。あるスーパーの広告に確かになすび1個58円その隣にサイズいろいろ卵10個入り119円と出ていた。
 それで気になり2日間ほどスーパーの折り込みチラシを調べて見たところ、昨日の他のスーパーの広告には1000円以上購入したお客様には10個入りの卵99円、そして同じチラシに大根1本98円と出ていた。
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 そして今日また他のスーパーが出していた広告にはやはり他の商品1000円以上買ったお客にはM玉で10個入り118円と出ていた。あまりにも安いので驚く。
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 というのも私が広島大学に入学した昭和40年には学食の定番であったカレーライスが45円であった。もっともこのカレーライスに肉が入っていたと言う記憶はない。それで時折、生卵を奮発してスペシャルカレーだと自分で言いながら食べていた。その時の生卵の値段が15円で60円のカレーライスで有った。
 当時家からの仕送りは15000円でその中から下宿代を払い三食を外食で過ごしていた。授業料は1カ月1000円であった。50年前に1個15円程度の卵が50年を経た今10円から12円だと言う。驚かざるを得ない。
 養鶏業者はどんな経営をされているのだろうか?
 餌も今時だから輸入穀物を使用したりしてかなり餌の経費が掛かるのではないだろうか。それなのに50年前より安い。工業製品などは技術革新等で製品を安くできる。例えばTV等がその最たるものである。鶏という生き物を対象としてそんなに技術革新等出来ないのではないだろうか?そしてときどき新聞をにぎわす問題として鳥インフルエンザに感染すると何十万羽もの鶏を殺処分されてしまう。
 50年前の貨幣価値から行けば10倍以上にはなるのではないだろうか1個150円でも良いはずなのに。鶏卵業者の気持ちを慮ってしまう。
写真は家内が育てている「トマト」と「きゅうり」
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 ところでこの卵の値段で急に50年前の学生生活が蘇えって来た。
50年前の学生時代、家からの仕送りだけでは中々厳しい生活で家庭教師などのアルバイトもした。しかし学生サークル等で付き合えばたまには喫茶店でコーヒーを飲んだりもする。それで生活費を切り詰めるのに、パン屋さんに行き、一斤のパンを買う。そして勇気を出してパン屋のおかみさんに「パンの耳」は無いかと言ったところ、三斤分くらいの「パンの耳」を只で分けてくれた。記憶では3年近く只で分けてもらい本当に助かった。その後一斤分くらいが10円ほどで分けてくれる様になった。有難かった。そのパンの耳を朝食代わりに、もちろん牛乳等有るわけでなく、お茶で胃の中に流し込み学校に行っていた。また夜勉強していて腹が減った時の夜食としていた。本当に「パンの耳」に助けられた。
 大学卒業後2年間大学院修士課程に行ったが、その時は家からの仕送りは1円も無く育英会の奨学金とアルバイトで学費、生活費をまかなった。たまたま工学部寮の食堂を利用することができ、1日3食150円。食材は良いものでは無かったがそれでも栄養バランスは有ったように思う。
 御蔭で食べ物にたしいて全く好き嫌いは無く何でもおいしく食べられる。
 今時の学生では中々その様な生活をしている学生は少ないのではないだろうか?

2015年06月11日

自由民主党より表彰状をいただく

6月7日に広島リーガロイヤルホテルにて「第54回自由民主党広島県連大会」が開催された。5月23日に自由民主党広島県支部連合会から表彰をするというお手紙をいただいた。
最初何の事か判らなかったのだが、広島県歯科医師連盟が自由民主党広島支部の職域支部になっている。
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たまたま私は広島県歯科医師連盟の理事を10年以上やっていたので県歯会長が推薦して下さったのだと思う。歯科医師会からは私と、県歯専務理事の三反田先生が表彰された。
特に何か特別な事をしたわけではないが、役員としての職責を果たしてきただけである。
当日は広島県支部連合会の会長である岸田文雄外務大臣をはじめ、宮沢洋一経済産業大臣や広島県選出の衆参の全国会議員がひな壇に座り、その他自由民主党の県会議員や市町村議会議員の方々も多く出席をされていた。会場は各支部の代議員の方を含め640名以上の参加であると報告されていた。
歯科医師会からは荒川県歯会長、をはじめ事務方、連盟役員の先生方もわざわざおいでになり、お祝の言葉をかけていただいた。
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大会は互礼から始まり、国家斉唱、広島県土砂災害で亡くなられた方への黙祷、そして岸田会長の挨拶が有り、その後湯崎県知事並びに松井広島市長の来賓祝辞が有った。
その後いよいよ表彰式が挙行された。
表彰者の席は中央前の横2列で、各自名前を呼ばれて返事をしてその場に起立する。その後代表者が一人登壇して岸田会長から表彰状を受け取る。代表者は残念ながら私では無い。
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表彰式の後は、広島県連の活動状況報告や収支決算及び次年度の予算の審議があり、活動方針、大会アピールがなされた。その後全員で党歌「われら」を歌い、万歳三唱で全ての日程を終了。1時間30分ほど散会となった。何分初めての事でありめんくらう。とくに党歌等聞いた事もなく、口パグで何とかしのいだ。
それにしても大変貴重な体験をさせていただいた。感謝・感激である。

2015年06月09日

「歯と口の健康週間」

 今年は6月4日から10日までが「歯と口の健康週間」である。
今年の標語は「おくりたい未来の自分にきれいな歯」をテーマに全国各地で行事が行われている。
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 ここ尾道市歯科医師会では、初日の4日には尾道市歯科衛生連絡協議会総会を開いた。本協議会は「尾道市」という共通の行政内で、歯科医師会、衛生士会、技工士会といった歯科関係者と尾道市、尾道市教育委員会、保健所等が一体となって、共通の理念と認識の下、市民の口腔の健康増進のために活動している。
そしてこの協議会総会終了後、尾道市歯科医師会は尾道市長に中学1年生を対象に口腔清掃器具のデンタルフロス贈呈式を行い、私から直接市長に目録を贈呈した。
 このデンタルフロス配布事業はかれこれ6年以上継続している。各学校ではこのフロスの使用方法を、歯科校医や歯科衛生士が直接指導したりして、う蝕予防に一役買っている。
 そして6日には就学前の児童を対処に「歯っぴーフェスティバル」を開催した。
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 今年は前日雨で当日天候を心配したが、我々の願いが通じたのか良い天気に恵まれ児童504名とそのお父さんやお母さま方の来場者で多いに賑わった。
歯科健診を初め、歯のブラッシング相談、F素塗付、栄養士会による栄養相談、技工士会による指の石膏模型作り、ミュージックケア、絵本の読み聞かせ、保育コンセルジェコーナー、福山平成大学の学生によるバルンアートコーナー、また大人には骨密度測定、タバコの影響検査、アルコール体質判定等親子で楽しめるコーナーを設け大変好評であった。そして各コーナーをめぐるスタンプラリーに参加すると最後に素敵なプレゼントがもらえる工夫をした。
 多くのボランティアの方々の参加をいただき無事終了出来た。
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 尾道市においては、4年ほど前までは3歳児で1本も虫歯のない児の割合が80%以下であったが、一昨年より国が目標としている80%を超えて25年度では81.3%となった。しかし残念ながら、全国平均・広島県の平均には僅かばかり達していない。
 しかし確実に虫歯のない児童が増加している。これも「歯っぴーフェスティバル」での啓蒙活動が功を奏し、歯みがきの仕方、おやつの与え方など日常の生活習慣の改善が実を結んだものと思っている。 
 「食べると言う事は生きる力をはぐくみます。虫歯が有って十分食べれなければ、生きる力、逞しさというのも出てきません。」
 これからは少しでも虫歯のない子供たちが増える事を願って歯科医師会としてさらなる活動をして行こうと思っています。来年も楽しみにしておいてください。   

2015年06月08日

長男一家の里帰り PART U

 昼食をどこでするか考えた末、帰途にある出雲ワイナリーのレストランで食事をすることにした。2時近かったせいかすんなり席が取れる。孫達はお子様ランチで我々は島根牛の焼き肉ランチ。その後私はワイナリーの売店で試飲のワインを飲む。お土産など買って駐車場に行くと我々の車の後ろにぴったり車を停車させた不届き者がいて、車を全く動かせない。館内放送で何回か呼び出してもらう。20分ほどでそのドライバーが来たがあまりにも非常識なのに驚く。
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 5月5日は快晴、まさに子供の日に相応しい天候となった。毎年子供の日、この地区に昔から伝わっている浦島神社の大祭が有る。三成小学校区の5地区の子供達がそれぞれお神輿を担いで町内を回り浦島神社に集合し、小学高学年の女子が巫女舞を舞う等の行事が有る。私の息子も参加した経験がある。
 神輿巡航の際、毎年私の医院の駐車場で休憩をすることになっており今年もやって来た。孫娘たちは初めて観る光景で不思議そうに観ていた。
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 神輿が帰って行ったあと、孫達はシャボン玉をしたりして多いに楽しむ。その後お昼は駐車場でバーベキュウをする。孫達は大喜びである。駐車場でのバーベキュウ等開業以来29年間で初めてのことである。
私が「屋根より高い鯉のぼり、大きな真鯉はおとおさん、小さな緋鯉は子供達・・・」と」鯉のぼりの歌を少し口ずさんだ所、4歳の孫も含めて孫達の大合唱となる。
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 そういえば最近ほとんど鯉のぼりが揚がるのを観たことが無い。昔はこの近所でも揚がっていたのだが。
 4月下旬、広島から高速バスに乗って帰って来たが、一昔前なら高速バスの車窓からも鯉のぼりが泳いでいるのを多数見かけた。しかし今年は御調町で一軒だけ揚がっているのを観た。そしてこのGW出かけた時に気にして探してみたが、福山動物園の近くで1軒だけあった。神辺近くの家でマンション向けの小さいのが飾ってあった。さらに出雲に出かけた時、三次近くで1軒、出雲大社の近くで1軒、そしてガソリンスタンドで泳いでいるのを観ただけである。
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 恐らく子供の数が減ったのと、昔は揚げていたお家でも、子供が成長し都会に出て行き、その家の人達も年老いて、鯉のぼりを揚げる気にも成れなくなったのではと想像する。
 やはり少子高齢化が鯉のぼりに表れているのではと思う。大変な時代になりつつあるが、孫達には何とか良い時代であってほしいものである。
 長男一家は6日の朝の便で沖縄にあわただしく帰って行った。財布が軽くなり疲れだけが残る。

2015年05月10日

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