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外部グログ

大先生(元院長)のブログ

41回目の結婚記念日

 4月8日はお釈迦様の誕生日であるが、私にとっては結婚記念日でもある。今年は天気も良く丁度41年前と同じような日和で式場の桜がひらひらと散っていたのを思い出す。今年は7日が二男の娘が幼稚園に入園したので、その御祝いを兼ねて二男一家と私達で食事に出かけた。
 今から思うと結婚して30年くらいは結婚記念日に食事に行くとか、家内に何かプレゼントする事は思いもつかなかった。ここ10年くらいは結婚記念日だと意識するようになった。
 沖縄にいる長男一家では同じ8日が次女の小学校入学式で有ったが、遠くのために今回のお祝い会には参加できなかった。
 それでも長男一家でお祝のケーキを食べていると、フェイスタイムで実況中継をしてくれた。それはそれで良かったのであろう。
 場所は先日誕生日会をしてもらった東山さんにした。二男夫婦にとっては初めての場所だ。
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 私たち夫婦と孫娘が主役のはずなのだが、今回の主役はもっぱら孫娘であった。
 二男夫婦が用意した花束を孫娘は私たち夫婦にハグをしながら渡してくれた。料理も子供用をお願いしていたが、我々大人の料理にも欲しそうにして少しずつ味見をする。またお店の人に愛想を振りまいて人気者であった。
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 結婚した時は私と家内だけだったのに今では2人の息子夫婦と両方合わせて孫5人と総勢11人の家族になっている。結婚式を挙げた時、41年後にこの様な事になっているとは想像もしなかった。
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 思えばこの41年間に色々の事が有り、家内には色々と迷惑をかけっぱなしで有った。脱サラして歯医者になると言って学生生活を始めた時は歯医者になれる保証もなく、口にこそ出さなかったが内心穏やかではなかったのだろうと推測する。
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 また今でこそ手を挙げての喧嘩はしないが、若いころは結構喧嘩もしてきた。我々が結婚した当時の女性は嫁ぐ時、母親から「少々の事は辛抱するのよ」と言われて嫁いでくるのが当たり前であったが、家内の母親は、娘可愛さからか、「いけなければ帰っておいで」と言って送り出してくれたとか。でも何とか辛抱してくれて41年目が迎えられたのだと思う。後9年で金婚式である。とりあえずそれに向かって1年1年を大事に生きていこうと思った。結婚記念日を多いに盛り上げてくれた孫娘に感謝である。

2014年04月09日

新年度開始

 いよいよ新年度が始まり、色々の行事がまた始まった。その中で昨日6日の日曜日に自由民主党広島県第6選挙区支部の支部長である衆議院議員「小島敏文を激励する会」が尾道国際ホテルで開かれ出席した。中々この様な催しに参加できるものではないが、たまたま広島県歯科医師連盟がパーティー券を購入し、尾道市歯科医師会に送付してきたので会の代表者として出かけた。
当日は前衆議院議員で宏池会名誉会長の「古賀 誠」氏が講師としておいでになり講演をされた。彼の父親がフィリピンのレイテ島で戦死された事もあり、平成24年まで日本遺族会の会長をされていた経歴が有る。
 そのため講演の内容は 今、安倍政権が進める集団的自衛権についての話に特化して話された。
 ネットの上では古賀氏は京都の野中務氏と同じく自民党の中の「左翼」だ、いや「ハト派」だと言われているが、安倍政権の拙速な進め方にもっと慎重にとくぎを刺されていた。
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 その後小島敏文氏が国会報告をされた。その中で「医療・介護サービスの提供体制改革のための新たな財政支援制度(新基金)」について少し話された。
 財源は消費増税で得た金額の中から904億円を投じるとのこと。今年度は医療分野で来年度は介護分野に特化すると言う話であった。これからの高齢化に対し効率良く医療と介護を運用する事は喫緊の課題だろうと思う。歯科がどのように関わるのか考える必要が有るなと思った。
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 その後、立食形式のパーティーが有り、参議院議員の溝手顕正氏、宮沢洋一氏、県知事の湯崎英彦氏、その他県議会・市議会・町議会等の議員の方達が登壇しお祝いを述べられた。
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 その中で湯崎県知事が広島県の今後の展望として観光立県を目指しているが、「しまなみサイクリングロード」も大きな柱だと話されていた。尾道港の横に最近サイクリング参加者のためのホテルも出来た事だし、これを起爆剤として満開の桜のごとく尾道が賑わう事は本当に有難い事だ。
中々いい話が聞けて良かった。

2014年04月07日

一日早い誕生日会

 明日25日は私の67歳の誕生日である。ところが今日、朝礼時に従業員が特大のケーキを持って来ておめでとうという。どうしたのと聞くと「院長は明日、会務で出張なので誕生日会が出来ないから今日しよう」と思っているという。ビックリサプライズであり、嬉しいことである。
 毎年誕生日には従業員からサプライズをいただくが、今年は特別である。
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 しかしそれにしてもばかでかいケーキである。聞けば広島のコストコというアメリカ資本の会員制ス―パーで買ったという。このスーパーはマツダスタジアムの東隣にあり、昨年オープンした。広島出張の折、新幹線から何時も良く見ているが入った事はない。
 昨日の日曜日、スタッフの衛生士2人がわざわざ広島まで買いに行ったとのこと。このケーキは特大サイズのハーフシートケーキで、アメリカ映画のワンシーンで観た事は有るが実物を見るのは初めてである。
早速、物差しで測ったところ、横45センチ、縦33センチ、高さはデコレーションされているバラの花ビラの上までだと9センチを超える。また重さは何と3715グラムで48人分だという。
 しかもケーキのデザインはスタッフの衛生士がスポンジ生地やクリーム、デコレーションを選択してセミオーダーしたものだそうである。
広島まで車で行き、ケーキの形を崩さない様にすごく注意を払って持って帰って来たと聞かされた。
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 誕生日会は7人でしたがとても全部食べられるものでなく、まず4つに切り分けそれをさらに6個に切り分けると丁度24分の1になる。もう一人分も同じように切り分けて食べた。計算すると一人が2人分を食べたことになるが、日本のショートケーキからすれば4個分に相当する分量だと思った。
 ケーキに載っているデコレーションの真っ赤なバラの花や、緑の葉っぱなども全てクリームである。またスポンジの中はチョコレートクリームがサンドイッチされ、いったいどれくらいのカロリーが有るのか想像できない。
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 またケーキを取り分けた容器は食べ終わってみるとデコレーションのクリームの色が付いてさながら芸術的な絵を描いたようになっていた。
 食べ終わるともう当分ケーキはいらないと思うほどでゲップが上がってくる、午後仕事中、胃がもたれた感じがした。
 残ったケーキは皆で分けて家に持ち帰ってもらう。
 それにしても初めての経験であるが、アメリカ人はこの様なものを何時も平気で食べているのであろうか?私の様にめったに食べる事が無ければ問題ないが、いつもこの様なものばかり食べていたら太るし、糖尿病や高脂血症になるであろう。人ごとながら心配する。
 それにしても今年もサプライズをくれた従業員スタッフに感謝である。 

2014年03月24日

誕生祝い食事会 第2弾

 そして次の週の13日には二男夫婦が私たちの誕生会を開いてくれた。場所は広島の白島にある「季節料理・なかしま」である。このお店はミシュランの三つ星店である。
 ミシュランに選ばれる前に3回ほど利用した事が有る。二男が広大に勤務していた頃白島に部屋を借りていた事もあり、二男夫婦はかなり常連である。私と家内は3年前に孫娘のお宮参りと「お食い初め」の後、お嫁さんの御両親も交えてここで食事をした。しかしミシュランを獲得してからは初めてである。
広島へ行く間中、車の中で3歳の孫娘は大はしゃぎでしゃべくりまくりである。
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 ミシュランを獲得して以来、お店は大変忙しくなって今は1日に最大15人ほどしか予約を取らないとか、予約は1か月前の12時から受け付けるのだがすぐ一杯になるとのこと。昔は一品料理もあったが、今はコース料理しか受けていないとおかみさんが話してくれた。
 これも御主人の料理にこだわる姿勢からきているとのこと。
 ここではその日の料理の献立表も一人ひとり手書きで書いている。またお店にかけてある絵、机の上に敷く上質紙の敷紙(ランチョンマット)に描かれている絵は御主人のお父様が描かれたものとか。1日15人とはいえ一人一人にお品書きを書くなんてびっくりする。御主人の心意気であろう。しかも献立表の最後には「お客様と食材に感謝」と書かれていた。
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 料理の材料にはどこの産なのか書かれており、自信を持って出していただいているのだと思った。お刺身の入った器は最近特注されたものでガラス製のキリコ様なもので、蓋には中島の家紋と蓋の淵には金が焼き付けて有った。お魚も新鮮でそれだけで旨みが口の中にひろがって来た。お刺身に使われた「わさび」は広島県の吉和産で、おかみさんがわざわざ持って来て見せてくれた。広島県でこんなに立派なわさびが出来るという認識はなく驚いた。
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 また人気の一品の蓮根まんじゅうは岩国産の蓮根が使われとても美味しかった。おかみさんのお話によると季節・季節で蓮根の水分量が違うので、それを調整しながら同じ品質にするのが大変だとか。
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 孫娘は最初そうめん1人前をペロット食べた後、我々大人が少しずつ分け与え、全品を食して大ご満悦であった。
 最後は酒かすプリンが出たが初めて口にするものでとても美味しかった。
 楽しいひと時を過ごさせてくれた息子夫婦・孫娘と「なかしま」さんに感謝である。
 今月は思わぬ2回も誕生祝い会をして頂いて大幸せであった。

2014年03月16日

誕生祝い食事会 第1弾

 今月は私と家内の誕生月である。6日の日には家内の妹夫婦が食事会に誘ってくれた。尾道の「割烹・東山」で御馳走になる。
 「東山」は日本料理の部でミシュランの一つ星を獲得した店である。尾道では老舗のお店で有るが、最近息子さんが帰られて来て、創作料理にも挑戦されているようだ。義妹がおかみさん(御主人の奥様)と仲良しだという事もあって、お嫁に来た頃のことや、移転開業の頃のことなど色々な苦労話なども交えて気さくにお話しをして頂いた。
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 義弟は会社経営をしているが、彼も私も初代であり、開業の頃の苦労話には納得する事が多かった。どの世界も大変厳しいのだと改めて思った。
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 義弟(実際は私よりも7カ月ほど兄貴なのだが、法的に義理の弟ということになっている)と私と家内は高校2年生の時の同級生であり、昔からの付き合いも長いのだが、最近は私も義弟も仕事が忙しくゆっくり話をする暇もなかった。ただ家内と義妹はよく連れなって買い物をしたりしているようだ。義弟と私は酒を飲みながら日頃の不義理を言い訳しながら気持ち良くいいお酒が飲めた。
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 先代のおかみさんが石川県出身という事で、器も九谷焼の器を集められていたとか。
私のご先祖様が九谷焼と関係すると言うと、早速九谷焼の徳利にお酒を入れて持って来ていただいた。
 またおかみさんのお話の中で御主人が尾道における「倫理法人会」の立ち上げをお世話されたこと。その後おかみさんも代表を務められたというお話を聴きこのお店の雰囲気に納得した。客商売なのだからどのお店も御客様に対する「おもてなし」は有る。しかし「東山」には口では表現できないどこかが違う感じがする。お客様への感謝の気持ちなどがそこはかとなく伝わって来た。そういう雰囲気の中で新鮮な魚、素材の良さに舌鼓を打って楽しいひと時が過ごせた。有難いことである。
 義妹夫婦と「東山」さんに感謝である。

2014年03月16日

卒業祝賀会

 昨日8日は福山歯科衛生士学校、第40期生の卒業式と祝賀会が有った。仕事の関係で卒業式は欠席とさせていただいたが、祝賀会には参加した。
 というのも、昨年4月から9月まで2人の実習生を「さいだ歯科医院」で受け入れたことから実習医院・院長先生と言う事で招待を受けた。
 彼女たちは一週間前に国家試験も終わり、まだ合格発表はないが、自己採点では全員合格しているという事で、卒業生の顔は明るく輝いていた。
 若い女性が着物、袴姿で迎えてくれ、医院で実習した彼女たちがエスコートしてくれとても幸せな気持ちになれた。
 そして各実習医院の先生にそれぞれ工夫をした感謝状が贈られた。私は「尾道で歯科を 支えるで賞」という感謝状と花束をいただいた。その感謝状には医院のシンボルマークである「さい」の絵が描いて有った。なかなかの心づかいである。また実習生のMさんからは過分な感謝を込めた一文をいただいた。
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 半年間の御縁であったが、何か懐かしく、当時が思い出された。
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 福山衛生士学校は最初1年制の学院から始まり2年制に移行、平成19年からは国の施策で3年制に移行した。3年制に移行したことから全国的には受験者が減少し、廃校になった衛生士学校が数多くある。
 しかし歯科衛生士を必要とする歯科院の数はどんどん増え、今衛生士の求人倍率は11倍以上である。今年卒業した40期生は既に全員就職が決まっているとのこと。
 女性にとって大学に進学することが悪いことではないが、毎年就活にあくせくしている学生達をみるにつけ、衛生士になればと思う。
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 手に職をつけることは結婚・子育てが終わってからでもその資格を利用して再就職が容易で有る。今国会で医療法などの改正が検討されているが歯科衛生士も今までは「女子」という文言が有ったが、条文から「女子」の文字を削除するとのこと。これにより男性も衛生士になれる道が開ける。今では看護婦も看護師と名前が変更になり男性看護師も数多く誕生している。これからは女性の職場であった歯科医院にも、男性が進出してくる、まさに雇用の機会均等となるのであろう。
 なにわともあれ、40期生の皆さまおめでとうございます。これから衛生士として御活躍をされん事を希望します。

2014年03月09日

尾歯会学術講演会

 今年度第2回の学術講演会が尾道市歯科医師会館で開催された。今回は京都市で御開業の竹内正敏先生をお招きして「お口のケガとマウスガードそしてお口の健康づくり」と題して御講演を頂いた。
 前日に尾道に来ていただき、先生と懇親会をしたが、その際お話をする中で先生の経歴が非常にユニークであり驚いた。年齢は私と同じで、歯科大に入る前に福井大学工学部機械工学を卒業されており、私が広島大学工学部応用化学科卒業と同じような経歴であり随分と親しみを感じた。もっとも先生は最初レーサーになろうとしていたとかで私とはその辺りが違っていた。大阪大学歯学部卒業後、京都大学医学部助手を経て開業されている。
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 現在はスポーツデンティストとして、京都の高校生を中心としたラグビー選手、関西の大学生を中心とした女子ラクロス選手、全国のプロモータースポーツ、アメフト、バスケット選手などのデンタルサポートをされている。
 特に世羅町にあるモトクロス競技場「世羅グリーンパーク弘楽園」には毎年来られて選手のサポートをされているとのこと、それ故尾道の街の事も良く知っておられ、より一層親しみが湧いた。さらに鈴鹿サーキットにも出かけられるなど全国を飛び回っていらっしゃるお忙しい先生である。
今回の学術講演会を企画した背景には、昨今、国民の健康に対する意識変化や、国のスポーツによる健康維持への取り組みなど、運動・スポーツを通じた健康づくりが盛んとなってきた。
 このような状況下で、運動中に転倒したり、人とぶつかったりして口腔内を怪我する事例も多発してきている。
 それらを踏まえての事であろうが、平成23年にスポーツ基本法が成立し、今まではスポーツドクターが中心であったが、基本法の中に歯学が明記され、今年度から日本体育協会においてスポーツデンティスト養成事業も開始された。
 今後、スポーツが健康寿命の延伸、QOL の維持・向上等に寄与していく中で、スポーツデンティストの役割は大きくなると考えられている。
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 私自身はスポーツ歯科と言うとマウスガードを作成することぐらいしか知らなかった。
尾道では毎年の様に花園に出場する尾道高校ラグビー部もあり、生徒たちは必ずマウスガードを着用して練習や試合をしており、生徒さんのマウスガードを作成した経験もある。
 ところが先日来、理研の小保方晴子博士がSTAP細胞を発見し早くもノーベル賞候補だと言われていますが、実は彼女が早稲田大学時代「ラクロス」部に所属しており、女子ラクロスはマウスガード着用が義務であり彼女も着用して競技をしたものと思われ、マウスガードをより身近に感じました。
 先生の講演を聴きながら歯医者も診療室だけに閉じこもらないで、他にも色々な活躍の場があるのだと改めて認識をした。

2014年02月23日

お昼寝

 この所、年度末が近付き、何かと会合等がやたらと多い。そこに加えて8日と14日にこの地方では珍しく雪が積もる。とりわけ8日は広島で会合があり、新幹線の遅れ、高速道路の閉鎖がありやきもきしながら出張した。
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 また8日の雪が屋根から落ちて軒下に高く積もっていたが、今日やっと全てが溶けた、丸々1週間あったことになる。それだけ寒さも厳しい感あり。
 立春は過ぎたがまさに童謡・唱歌の「早春賦」の世界「春は名のみの風の寒さや」であった。
そして先週は10日、12日、13日、14日とほぼ毎日、夜診療後に会合に出かける。中には会議後、懇親会などもあり、飲んだりしているとどうしても帰りが遅くなり睡眠時間の不足を来たす。また11日の休日には福山のデパートに昨夏に生まれた男の初孫のために五月人形を観に行き予約をしたりした。
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 その中で13日は「尾道市立市民病院地域連携の集い」があり、尾道市歯科医師会会長と言う立場で出席をした。市民病院の「形成外科」と「消化器内視鏡センター」「地域連携室」の紹介講演があった。 また市民病院の先生、看護師、職員の方々との懇談や、尾道市内の医科の開業医の先生方との懇談・情報交換が出来て非常に有意義であった。
 医科・歯科連携はこれから益々必要になってきており、政府もその後押しをする様な診療報酬体系を策定してきている。来年も参加したいものである。
 そして昨日、15日には朝6:57発の新幹線で広島出張、会議やその他の会合を終えて帰宅したのは19時半をまわっていた。先週はまさに極限まで体力を使った感じとなった。
 そのせいか今日は朝4時半ごろのどの痛みで目が覚める。やたら痰がでたりする。どうやら風邪をひいたようである。そこで急いでうがいをし、のどにサロンパスを張り、首枕を巻いて2度寝をする。朝起きると体のあちこちが痛く、揉み屋さんで100分程ほぐしてもらうが疲れが完全に取れない。それで昼食後久々に昼寝をした。3時間ほどぐっすり寝たらのどの痛みや体のだるさが消えて頭まですっきりである。
 ここまで昼寝が体を癒してくれるとは正直思わなかった。やっとブログを書く気になった。

2014年02月16日

映画「小さいおうち」を観て

 先日ウイークデーの昼間、山田洋二監督の映画「小さいおうち」を観に行った。テレビでも盛んに宣伝されている。しかもこの映画は現在ベルリン国際映画祭にノミネートされており銀熊賞が取れるかもしれない映画である。ウイークデーの昼間と言うせいか、観客の大多数はほぼ私の年齢に近い。多くは退職され余暇を楽しんでおられる方達かも知れない。
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 ある意味映画は安い娯楽の様な気がする。私のように60超えると割引きがあり1本1000円で2時間ばかり楽しめる。もしもパチンコに行こうものなら2時間で恐らく何万円も浪費してしまう気がする。
 ところで映画の中身は観てのお楽しみだが、パンフレットから少しだけ引用させていただく。
『昭和初期、東京郊外に佇む赤い屋根の家に奉公した女中タキが見た、ある“恋愛事件”。その時、タキが封印した“秘密”が、60年の時を経た平成の今、タキにつながる青年の手で紐解かれていく。真相に近づくカギは、大学ノートに綴られたタキの自叙伝と、一通の宛名のない未開封の手紙にあった。時代が許さなかった恋愛事件の主役である女主人・時子の思いがけない運命と、彼女を慕い続けたタキ。それぞれが胸に秘めた切ない思いとは・・・?
 小さく可愛らしいこの家で、いったい何が起きたのか? 昭和と平成を行き来しながら謎を解くミステリアスな展開から目が離せない。さらに揺れ動く女たちの心が胸をしめつける・・・。』とある。
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 戦前は東北などの田舎から裕福な家の女中さんになる娘さんたちが、沢山、東京に出てきていたようだ。それだけ東北地方は特に貧しかったのであろう。最近はあまり女中さんやお手伝いさが家にいるという話を聞く事が無くなった。それだけ日本が裕福になったのかもしれない。
 昭和46年に私が東京一部上場企業の大企業の会長さんのお家に伺った折、そこには年配の女中さんと私と同年齢のお手伝いさんがいらっしゃった。呼び方が女中さんでなく若い人を「お手伝いさん」と呼んでいたのが不思議であった。多分若い人を雇うにあたり「女中」と呼ぶよりイメージ的にその方が良いのではなかったかと思う。
 会長のお孫さん達と一緒に「ディオンヌ・ワーウィック」の「雨にぬれても」等のライブを武道館に観に行ったがその時、お手伝いさんも連れていかれました。使用人であったがその家では家族的な扱いをされていた事を、この映画のタキさんとご家族の関係を観ながら思い出していた。

2014年02月06日

ふと思う事

 先月、良く知った先生が2名も他界された。一人は尾歯会のK先生で私より2歳上。もう一人は福山のH先生で6歳上である。いずれも癌であった。
 H先生は私が歯科医師免許を取得して、尾道に引き上げて来た時、働く場所が無い私を拾って雇用してくれた先生である。その診療室で色々教えていただき、何とか一人前に育てていただいた大恩人である。
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 私もこの3月で67歳になるが、100歳までは生き抜いて、孫の結婚式や、ひ孫の顔をぜひ見るつもりだと心に決めている。しかし比較的、私に近い年齢の人が他界されると、「ひょっとして」と最近思ったりもする。
 ところで私には2人の息子がいるが、その「ふと思う事」の中に、通夜の席で二人の息子が酒でも飲みながら一体どのような事を思い出し私を偲んでくれるのか気になる。
   「親父には随分怒られたな」と思うかもしれない。
 私もそうであったが父親に何度か怒られ、ぶんなぐられた事もあり、その時は随分と理不尽に思った事も何度かあった。しかし大人になって考えてみると、その様にされた事がある意味現在の自分の人格形成に役立っている。
 そのせいか息子たちにも「言うことを聴かない」と言って北海道に住んでいる時、窓から雪の中にほうりだした事もある。また弟の目が失明するかもしれない様な状況になって兄を栗原川に投げ落としたり、頭をどやしたりした。
 我が家の壁は石膏ボードにクロスを張ったものであるが、息子とやりあう度に壁に穴があいたりへこんだりしたところが今でも残っている。
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 世間では今流に言えば子供への虐待だと騒ぐ大人の方もおられるかもしれないが、躾と虐待とはまさに紙一重かもしれない。我が家では私が子供を叱ると、家内が子供たちをフォローすることが暗黙のうちに出来ていたように思う。
そのせいか二男が幼稚園生の時、母親である家内は雲の上まで好き、父親である私の評価は便所の底まで好きで明らかにマイナスの概念でとらえられていた。
 昔から「地震・雷・火事・親父」と言われるように親父は怖いものの代表であり、子供を全うに育てるためには必要なものであると思っている。おそらく我が息子たちも今ではそんな思いを持って子育てをしているのではないだろうか。
 優しかったり、どこかに連れて行ってもらったりした事など思い出さずに叱られた事ばかり思い出すかもしれない。
それでも父親の偉大さに感謝してくれれば良いのだが。非常に勝手な想像をしてしまうが、息子たちの私への評価が気になりだしたこの頃である。

2014年01月26日

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