大先生(元院長)のブログ
は、は、は、歯のおはなし 歯科詩集 |
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| アンパンマンの生みの親が作ったユニークな「歯の詩」だけの詩画集が発売された。
この本が出来たのは、日本歯科医師会の会長が市民向けに歯科の重要性をアピールするために、やなせたかし氏にお願いして書いていただいたといういきさつがある。

そのためこの本の最後にはあとがきにかえてと題して
「歯の詩書いてください」とたのまれた
「ひとつかふたつなら書けるかな」
そしてぼくは書き始めた
ふしぎな一冊、歯科詩集
お笑い草にお読みください
とある。
収載されている詩は全部で29編もある。

前書きには
歯はシ
詩はシ
歯科は
詩歌
だからできた
歯科詩集
と書いてある。
一般の人の歯科に対する思いは、「なきたいわ」に集約される。
「な」:治療に永くかかる、「き」:嫌い、「た」:治療費が高い、「い」:痛い時に行ってまた痛くされる、「わ」:どんな治療をしているのかわからない、というイメージで見られている。そのため受診が遅れひどい状態での受診が多い。結局本当に「なきたいわ」になってしまう。そのような事を無くし、皆が80歳で20本の歯を残すことを目的に8020運動が展開されている。
やなせたかし氏は90歳、キューマルイチマル(9010)で自前の歯は総計10本と
「キューマルのしあわせ」という29番目の詩に書いておられる。
いろいろの角度から経験されたことなども踏まえて書いてあり、読んでいて作者の歯に対する想いがひしひしと伝わってくる。読んでいて楽しい本であった。
中でも「歯痛アンデルセン」でアンデルセンの悩みが判っておもしろかった。

裏表紙には「よい子のみんな、お父さん、お母さん、歯医者さんの言うことをよく聞いて、歯を大切にしようね!」書いてあり、親子で読んでもらえると良いのではと思う。
さらに本の後ろに付録として『「詩」と「歯」の豆知識Q&A』と『日本歯科医師会の会長大久保満男氏とやなせたかし氏の対談』も掲載されている。
歯を大事にして皆が幸せになってくれればいいなと思う。
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2013年04月14日
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お花見 |
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2013年04月07日
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我が誕生日 |
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2013年03月26日
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県知事表彰 |
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2013年03月20日
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同期会 PART 2 |
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2013年03月14日
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同期会 PART 1 |
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2013年03月12日
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息子からの誕生日プレゼント |
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2013年03月07日
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あっと驚く第三の歯 |
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2013年02月25日
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「幸福の木」に花が咲く。 |
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| 27年前に開業した時、開業祝いに「幸福の木」と名札の掛かった観葉植物をいただいた。初めて幸福の木という名前を知ったのである。しかしその時頂いた木は何年か後に枯らしてしまった。枯らしたから幸福ではなくなるなんて縁起を担ぐこともなかった。
そして10年ほど前に80センチ程度の高さの「幸福の木」を家内が買ってきた。今では幹の太さはそれほどないが、丈だけは私のせいほどになった。夏場は玄関先に置いたりするが、秋から冬場は室内に置いておく。水もそこそこやる程度で大して世話もしていない。
ところが、先日突然にこの幸福の木の幹と葉っぱの付け根に白いつぼみのようなものをいっぱいつけたものが上下2本伸びてきて、2週間ほどで花が咲いたのである。しかも夕方から咲き始めたようであった。

まさかこの木が花を咲かすなんて、聞いた事もなく思いもしなかった。
白い小さな花が房のように付いている、いい匂いの芳香で部屋中が満たされ幸せな気分になれる。花そのものは5日くらいで少しずつ枯れていった。
ところで4年前にミャンマーに行った時、この幸福の木がたくさん道端に自生しているのを見た。残念ながら写真には収めていない。その時、日本では結構高いお値段で売買されているのに、ここミャンマーでは誰も見向きもしていない。ここから持って帰れば良いのにと良からぬことを思ったものだ。
インターネットで調べると木の学名は「ドラセナ・フラグランス」と言うらしい。どうやら「フラグランスとは辞書によれば良い匂いという意味が有る」恐らくこの木の花の匂いが素晴らしく良いため、そこから付いた名前ではないかと想像した。
それにしてもびっくりである。幸福の木に花が咲くなんて、今年は良いことが起こる前触れなのであろうか?「こいつは春から縁起がいい」是非そうなってほしいものである。
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2013年02月21日
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