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10/13 令和t7年度北部圏域ネットワーク(医療・連携連携)会議
09/21 腎癌切除の道のり PART 2
09/21 腎癌切除の道のり PART 1
08/11 初めてのドイツ旅行 PART 10
08/11 初めてのドイツ旅行 PART 9
外部グログ

大先生(元院長)のブログ

シンガポール旅行 PART 4

 2013年1月1日、シンガポールの朝は昨日の雨も上がり、薄曇り。ただ天気は不安定な感じである。今日はどこに行くかと思案した。シンガポール川で小さな観光船に乗って、マーライオンや、マリナベイなどを見て回るクルーズと夜ナイトサファリに行くことにする。その他植物園の見学などをS君とE子が提案してくれたが、小さい孫がいるので欲張らないことに。
 昼から行動開始。昨日行ったオーチャード通りの高島屋の中の中華料理店で食事をする。
S君、A子も中国系で多分E子もそうだと思う。シンガポールの人口比では中国系が78%程度で多く、当然お店の数もダントツ中華系が多い。時折、日本食の寿司店の看板も見えた。ここの料理が今回の旅行で一番おいしかった感じがする。
 ところで今日も移動はMRT(地下鉄)を利用したが、料金はデポジット制で、観光客はパスポートを提示しカードを購入しそれを自動改札口にかざすだけで入場できる。なくなるとそのカードにお金をチャージする。JR西日本のICOCA カードと同じシステムである。そしてカードに金額が残れば空港の事務所で返金してくれる。
 観光船の乗り場に行く途中で逆バンジーの施設があり、挑戦している観光客たちがいた。椅子に座り時速200kmで垂直に放り投げられ、天地が引っくり返ったりしながら何回かバウンドしながら地上に戻ってくる。私にはとてもその気になれない。心臓に悪い。
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  左からS君、A子、E子                逆バンジー・ジャンプ      
 観光船クルーズは色々のコースがあり、11年前はマーライオンの所でUターンしたが今回はマリナベイを少し超えるところまでの一番長いコースを選んだ。それと以前の船は本当にボロでポンポン船のようだったが今回はそれなりになっていた。我々が乗った船は普通の船だったが、水陸両用の船でクルーズする人もいた。
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  クルージング                     川沿いチャイナタウン
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  マーライオンとエスプラネード          水陸両用観光船
 いったんホテルに帰り、タクシーでナイトサファリに出かける。夕食は出かける前にS君とA子がショッピングモールで焼き鳥弁当を買ってきてくれたので持って出かけ、ナイトサファリの入り口のベンチに腰掛け食べた。日本人向けなのかまあ美味ししかった。
 トラムと言う電気自動車に乗って公園内を移動するが、日本語解説のトラムの出発時間まで2時間ほどある。その間、檻に入った小動物が見れる散歩コースを歩いた。その後アフリカの原住民に扮した人たちが繰り広げる口から火を吐くショーを観た。そのショーの最中に突然S君が舞台に引っ張り出され飛び入り参加した。あれこれさせられていたが、臆することなく上手にこなしていた。やはり将来会社を背負って立つ才があると感じた。
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  ナイトサファリショー                飛び入り参加のS君
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  アジアライオン                    インドサイ
 ナイトサファリ中はフラッシュをたいて写真が写せない。赤外線で写したがなかなかピントが合わなかった。終わってタクシー乗り場に行くとこれまた大行列。1時間近く並んだ。
 ところでシンガポールのタクシー料金は安く感覚的に日本の半額くらいかな。地下鉄も安い感じである。観光に力を入れているのでそのような政策を取っているのかも知れない。
続きはPART 5へ

2013年01月13日

シンガポール旅行 PART 3

 アートサイエンス博物館見学が終わったところで夕食を取ることにする。エスプラネードモールの中のPutien (プーティエン)と言う中華料理のお店をS君が予約していてくれた。博物館から歩いても20分くらいの所だが、雨が激しく降っているのと傘が無かったのでタクシーに乗ろうとタクシー乗り場に行ったが、先程以上に並んでいる。そこであきらめて地下鉄で行くことにしたがS君もE子もよくわからず間違いながら4回ほど乗り換えてやっと着く。天気が良ければ目と鼻の先なのに。
 料理は香港系中華料理と言う事で口に合い、孫たちも喜んで食べていた。食後、ショッピングモールを見て歩く。私たち夫婦が傘を持っていなかったので、E子が傘を買ってプレゼントしてくれたが、結局その傘は旅行中使うことなく日本に持ち帰った。余談だが帰る時、傘は手荷物でそのまま飛行機に持ち込めたのには驚いた。
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満足しながら食べる孫               ショッピングモール内の飾りつけ
 外に出るとエスプラネードの前に野外ステージが作られ大勢の人たちが集まってきていた。後3時間ほどでカウントダウンが始まり、花火が打ち上げられるのを見ようと道路わきに席を陣取って待っている。川を挟んだちょうど真向かいがマーライオン公園でライトアップされたマーライオンが水をはきだしている。バックはオフィスビルやホテルなどがライトアップされ綺麗である、また先程のスカイガーデンも明かりがついてきれいであった。花火はこの川の中で打ち上げられるとのこと。また川には白いブイのようなものがたくさん浮かんでいたが、どうやら願い事を書いてあるらしい。
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対岸のマーライオン公園            ホテル・オフィスビル群
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 マリナベイホテルとスカイパーク             マーライオン
 そこから歩いてマーライオン公園まで行く。後2時間半ほどになったが家内も足が引きつるようだし、孫たちもすっかり疲れ切っていたので、カウントダウンには参加しないで、ホテルに引き揚げることにした。若いS君・A子・E子達には残ってカウントダウンに参加したらと提案したが、一緒に帰るという。地下鉄を一回乗り換えで帰る。
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 マーライオン公園からのマリナベイサンズホテルとアートサイエンス博物館
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   カウントダウンを待つ人たち              第63回紅白歌合戦、白組優勝
 ホテルに着いた時は日本時間で11時半前、TVをつけてNHK海外をかけると丁度紅白歌合戦の終盤で、北島三郎歌手が歌っていた。そのまま「紅白」・「ゆく年くる年」を見ながら日本の除夜の鐘を聞く。しばらくすると外で花火の音がする。窓から見るとビルの谷間に少し花火が上がっているのが見えた。それも10分くらいで終わる。尾道の住吉さんとは違う。
 長い一日が終わると同時に、2012年から2013年になった。今年が平穏な1年になることを祈念しながら寝る。 続きは PART 4へ

2013年01月10日

シンガポール旅行 PART 2

 午前中ゆっくりし昼から行動開始。全く観光の予定をしていなかったが、沖縄の孫娘がシンガポール旅行の雑誌を調べていて、マーライオンやマーライオンタワー、タイガースカイタワーに行きたいという。ただ天候が怪しい。私の家族7人とE子・A子・S君と合わせて総勢10人で出かけた。とりあえずホテル近くのショッピングモールの大衆食堂のようなところで昼食をとる。S君とA子が適当に見繕って持って来てくれ、それを少しずつ取り分けながら食べた。
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ココナツ椰子                    オーチャード通り
 その後地下鉄でオーチャード通りまで出かける。シンガポールの繁華街でクリスマスやお正月があるため、並木通りにはいっぱいの飾り物、デパートなどのウィンドーも綺麗にかざってあった。すごくにぎやかである。
 ところで先程乗った地下鉄駅構内にあるエスカレーターのスピードが半端ではない速さ。製造者はOTIS,もしくはシンドラー社製。日本の1.5倍くらいの速さがある様に感じた。日本でこのスピードで運転したら多くのけが人が出て大問題になるのではと感じる。シンガポールではあまりお年寄りを見かけない。若者があふれているという感じ。しかもビジネスの国の為かサラリーマンたちがせかせかと歩いているようだ。高島屋があったので入ってみたのだが、ここのエスカレーターは日本と同じスピード、日立製だった。
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大喜びの孫娘                S君の家のデパートとオフィスビル・ホテル新築現場
 ところでS君の家はデパート経営だと聞いていたので見たいと言ったら、現在改装中で中には入れないが外からならとOKというので見に行く。高島屋の少し先に大きなビルがあり日本の清水建設が請け負って改装・改築していた。そのビルの隣も彼の家が経営するホテルで現在一部新築改装中である。S君の家はかなりの財閥の様だ。彼が次期社長になるのもそう遠くないらしい。
 雨が降り出し、孫娘の目的地は後日にすることになる。夜は新年へのカウントダウンと花火があるので、S君の提案でマリナベイに行くことになる。彼のビルの前のショッピングセンターでお茶をして少し休む。特に家内は足があまり良くないので少し休んでは行動するパターンが良い。2時間ほど時間つぶしをして外に出ると雷雨である。タクシーで移動したが、タクシーに乗るにも40分ほど並ぶ。
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サンズ・スカイパーク             マリナベイショッピングモール
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デンタルオフィス                マリナベイサンズから見たマーライオン
 マリナベイは今最もホットな場所だとのこと。3っのビルの上に舟形をした構造物のあるサンズ・スカイパークとホテル、マリナベイ・サンズ・ショッピングモールがあり、カジノや映画館も併設されている。我々はショッピングモールを散策したが、あまりにも巨大でびっくりする。日本では考えられない広さではないだろうか。この中に歯科医院がありこれにも驚ろく。ショッピングモールの対岸がマーライオン公園で孫娘は遠景であるが見れたと喜ぶ。
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アートサイエンス博物館           LEGOで作成した像の横でポーズをとる
 このショッピングモールの横にアートサイエンス博物館がありそこにはいってみた。現在の展示物はノーザン・サワヤ氏がブロック「LEGO」を使って作りだす立体の造形物の世界があった。子供たちが遊ぶブロックでこんなものまで作り出すのかと思い感動した。
続きはPART 3へ

2013年01月10日

シンガポール旅行  PART 1

  この年末・年始の休みを利用してシンガポールに出かけた。目的は観光ではなく、以前私の家にホームステイしたミャンマーのE子・マレーシアのA子・シンガポールのS君たちに会うためである。E子はミャンマーで医師となり現在研究生としてシンガポールにちょうど在住している。マレーシアのA子は国際弁護士資格を取り、現在マレーシア法務省の役人になっている。S君は銀行員だったのを家庭の事情で1カ月ほど前にリタイヤーし、父親が経営する会社に就職し次期社長として歩み出している。この旅行計画を話したところ、息子たちも参加するという。長男は沖縄から小学1年の孫娘を伴い、二男夫婦は我々と一緒に2歳になったばっかりの娘を伴い総勢7人で出かることになった。
 11年ほど前に院内旅行でシンガポールに行った時は広島空港から直行便があり随分楽であったが、今回乗り継ぎ便しかなく長時間かかること、しかも小さい子供を伴うのでビジネスクラスを使った。これだと搭乗手続きも並ばないで良いし、出発空港や乗り継ぎ空港でラウンジが使用でき、また座席もゆったりしている。費用はかかるが、家内が今まで掛けてきた個人年金を解約して充てた。家内はどうせ男の私の方が先に死ぬだろうし、そうすれば家内の掛けた個人年金くらいは相続できると踏んだようだ。
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有頂天の孫娘                            ビジネスクラスのマイクロバス
 私たち夫婦と二男の家族は12月30日、広島9:20に出発し、上海経由で19:45にシンガポールに到着、マレーシアのA子も20時過ぎに到着。また長男たちは沖縄を15:00に出発し、仁川経由で00:25に、シンガポールに到着した。空港にはE子が迎えに来てくれていた。3年ぶりの再会である。長男たちは遅い便なので我々が先にホテルにチェックイン。E子はホテルからかなり離れた所に住んでいるようで、急遽一緒にホテルに泊まるように手続きはしたが、今日は着替えなどを持って来ていないという事で、翌日からA子と一緒の部屋に泊まることにしてもらった。少しホテルで休んだ後、家内とA子が長男たちを迎えに行った。空港にはS君が来てくれていたとのこと。私は疲れてホテルのベットでうとうとしていてこの日、S君や私の長男と孫娘には会わず仕舞いであった。
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日没                            シンガポール・チャンギ空港
大変疲れた。特に2歳の孫娘は上海までは有頂天であったようだが上海からの便では泣きっぱなしで、結局孫娘は自分の席に座ることなく二男夫婦の膝の上で泣いていた。二男夫婦はビジネスクラスを利用されている周りの人に気を使い大変だったのではないだろうか。子供の場合、気圧の関係で耳が痛くなるようだ。
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シンガポール・チャンギ空港               ホテルの窓から
ホテルはYWCA・フォートキャニングロッジといい、オーチャード通りに近く便利の良い所のようである。プールまで付いており部屋もまあまあであった。ただ日本と違い風呂が無く、シャワーだけのため体をゆっくりほぐせないのが難点であった。とにかく長い1日が終わる。

2013年01月07日

映画「レ・ミゼラブル」を観て

 24日のクリスマスイブの日、少し時間が取れたという事で21日からロードショウになった「レ・ミゼラブル、(ああ無情)」を福山大黒座に観に行った。昔、子供の頃に「ああ無情」は本で読んだことがあったが、筋はうら覚えで、「教会で一夜を泊めてもらったが、銀の食器を盗んで逃げる。ところが警察につかまり、司祭の所に連れて行かれる。しかし司祭は全てを承知の上で銀の燭台までもあたえる。その後悔い改めて市長になるが執拗に彼ジャン・バルジャンを追うジャベール警部はある日、馬車が横転しその下敷きになった老人を助ける市長の姿を観て彼が長年探していた囚人のジャン・バルジャンと確信する・・・」というところまでは記憶があったので、映画の前半部分はよくわかった。しかし、いくら思いだそうとしても、その後の物語の展開が思い出せず、この映画で初めてその後の展開と結末はこうだったのかと知った。
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 映画自身はミュージカルでセリフも歌だったが、割合ゆっくりと歌っていたので少し歌詞が聞き取れた。ところで通常のミュージカル映画の撮影は、事前に歌をレコーディングしておき、その歌に合わせて口パク演技をするのだそうだが、この映画では気持ちの高ぶりや、心の揺れ動きが表現できないという事で、全編、ライブで撮影を敢行したとのこと。その分画面の迫力が直に迫ってくる感じがした。
 ところで私が観た16:00からの回は特別なイベントに組み込まれていた。何も知らないで行ったのだが、イブと言う事で前もって予約をし、映画の後、フレンチのコースディナー付き、プレゼント付き、料金10,000円の企画がされていた。私は普通の観客として映画鑑賞をしたのだが、席は少し端の方へはしょられた。しかし映画の上映前、映画の中で歌われる曲、2曲を舞台の上で電子ピアノと、クラリネットで生演奏するイベントに参加できた。
しかし残念ながら映画のどの部分で歌われた曲なのか理解できなかった。
 また映画終了後、映画館近くのお食事処「ふな家」で食事をした。ところが驚いたことに、先程の映画のフレンチディナーがここで行われるとのこと。また和食の店でフレンチにも驚いた。さらにディナー中、歌手が来て、映画の中の曲を2曲、生歌で歌っていた。おかげで私たちもその曲を聴くことが出来、プレゼントこそは無かったが、イベントのほとんどのサービスに無料で参加できて良かった。
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 子供たちも大きくなり出て行ってしまうと、クリスチャンでない私たちにはクリスマスイブは何の関係もないのだが、今年ばかりはお得なクリスマスイブをした気になり嬉しかった。

2012年12月26日

「私とさいだ歯科医院」の十大ニュース

 今年も残り2週間を切った。そろそろ新聞紙上に今年の十大ニュースが発表されるであろう。いち早く今年を振り返ってみる。大きなイベントや、些細なことまで色々の事が思い浮かんでくる中、どれが1位でどれが10位と必ずしもはっきりと順位付けは出来ない。
私の独断と専行でとりあえず羅列してみる
@ 開業25年が過ぎ、古めかしくなっていた診療室を5月のゴールデンウイークに、床と壁と診療台をリニューアルし、7月に天井の塗り替えをして、患者様に快適な空間を提供できるようになり、無事開業26周年を迎えることが出来た。
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A 3月末に長男一家が3人の孫を連れて沖縄に移住した。それまで当たり前に近くにいた孫たちに急に会えなくなったのが寂しいが、フェイスタイムのTV電話で何とか顔を見、お話をして成長を見守っている。
B 私も家内も3月に高齢者の仲間になった。ニュースなどで団塊の世代と呼ばれる走りである。これからは年金・医療の費用を圧迫する側に回ったようで心苦しい。出来るだけ健康管理に気を使い、世の中の厄介者にならない様にしなくてはと思う。
C 8月に父親の7回忌を行い、9月に2年半仏壇においていた母親のお骨(喉仏)を京都西本願寺無事納骨出来た。
D 4月に脳のMRI検査、11月に胃の内視鏡検査を行う。脳のMRI検査では特に緊急を要する所見がなくほっとしている。11月には胃の内視鏡検査では2年前にポリープ切除を行ってもらった時に2年したら検査に来て下さいとお誘いを受けていた。6個ほど新たにポリープができていた。切除し病理検査もしてもらったが異状なしである。大腸検査は3年に1度して下さいと言われているので、来年はしなくてはならないのだろう。
E 孫たちの成長が著しく楽しみである。沖縄に行った孫たちは今年7歳・5歳・3歳で女の子だが七 五三の年齢に合うため記念写真を寄こしてきた。そして一番上の7歳の孫は今年小学校1年生。 産まれた頃の記憶がまだまだリアルなのにもうこんなんになったのかと驚く。一番下の孫は二男の子供で2歳1カ月になるが、最近とみに言葉が発達し、母親が大阪人のためか、何か気に入らない事あるごとに「あかん」・「あかん」を連発し、我々の笑いを誘っている。
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F お盆休みに台湾旅行をし、マッサージ三昧と、大伯父の足跡を訪ねた。大伯父の著した「台日新辞書」・「台湾習俗」の復刻版を手がけた、南天書局の魏編集長と懇意になる。
また吉田初三郎の描いた鳥瞰図が載っているグラフ誌「HIROSHIMA」を探してほしいという魏編集長の宿題は、本物は見つからなかったが図録を探し当てお知らせ出来た。
G 産まれて初めてカープの試合初観戦。今年は夏の終わりまで良い線行っていたのだが最後力尽き、クライマックス戦に行けなかったのがフアンとして残念であった。
H 6月、尾歯会の会員旅行で大阪に行き劇団四季を観劇、7月、大学の父兄後援会役員会で札幌、9月、母親の納骨後、家内と京都観光、10月には名古屋で同期会と振り返ってみるとちょこちょこ旅行もしている。特に7月末、札幌に行った時、同級生の渡辺孝一君に会い、2日後に岩見沢市長を辞職し、来る衆議院選挙に立候補することを聞かされた。選挙地盤の北海道10区は自公連立で公明党が出馬することで話し合いが付いており、無所属ででも出馬すると言っていた。どうなる事かと心配していたが、この度の選挙では北海道ブロックの自民党比例の名簿第1位に登録され無事当選を果たした。同級生が国会議員とはびっくりである。
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                 中央が当選した渡辺衆議院議員
I 一番ストレスのたまる歯科医師会の会務を何とか無事にこなした。この件が家族に一番迷惑をかけていることと思っている。

2012年12月21日

交通難民と「かかりつけ歯科医」

 先日いつもメンテナンスに通って来られる、Kさんが帰り際に、「先生、今日が診てもらうのが最後だ」という。「どうしたの?」と聞くと、Kさんは「もうすぐ87歳になるので運転免許所を返すのだ」という。
Kさんは平成3年に初めて来院された。「退職したので今までは職場近くに行っていたが、これからは宜しくお願いします」と言われた。最初の頃は口腔内にトラブルが出ると来院される方でしたが、ここ5年くらいはメンテナンスに定期的に通ってきていた。
 そういえば2年くらい前に「今年から米つくりはやめたのだ」という。一人暮らしで、子供たちも遠くにいらっしゃる様で、全て一人で家事をこなしていた。かなり田舎に住んでいらっしゃるので、免許を返したら買い物も不自由になるのでは思う。それでも私は「春になって暖かくなったら自転車に乗ってきてください」「そして動けなくなったら往診に行くよ」と言うのが精一杯であった。
 高齢化が進む中、先月、中国新聞に過疎化する団地の取材記事が出ていたが、団地でなくても、もともと過疎に近い所に住んでいると、交通手段を奪われると買い物や、医療に支障が出てくる。遠い、よその話と思っていたが、急に身近な問題に思えてきた。
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 ところで今年の2月にワニブックス(PLUS)新書で『なぜ、「かかりつけ歯科医」のいる人は長寿なのか?』という本が出版された。この本は東京都港区芝歯科医師会が東京都多摩市と多摩歯科医師会との協働で都市部に住む65歳以上の在宅高齢者を2001年から「かかりつけ歯科医」がいる群といない群分けて13,066名を追跡調査した結果、
治療だけでなく、予防からメンテナンスまで定期的にプロフェッショナルケアをしていると
1、 長寿である。
2、 自分の生活に満足している。
3、 介護認定を受ける率が低い。
4、 生活自立度が高い。
5、 お出かけ好きである。
6、 友人とのつきあい、ご近所づきあいも活発
7、 かかりつけ内科医もいて、健康管理に留意
という結論が得られたと書いてあった。

 今までKさんは「さいだ歯科医院」をかかりつけとして来院されていたせいか、まさに本の結論通り、すこぶる元気であった。しかしこれから免許を返納してメンテナンスに通って来られなくなった時、どのような結末になるのか心配である。

 ところで飲み屋さん等ではボトルの1本もキープしていると「いきつけの飲み屋」という表現があるようだが、歯科でも「いきつけ歯科医」という表現があるようだ。
「いきつけ歯科医」と「かかりつけ歯科医」という表現では、少しニュアンスが異なっている感じがする。
 私的には、「いきつけ歯科医」は、トラブルが発生するといつも同じ歯科医院にかかる事で、「かかりつけ歯科医」の場合はトラブルが発生しなくても、定期的にメンテナンスに通ってケアを継続していくことではないだろうかと思う。
 なお世間ではインターネット検索をすると、断然「かかりつけの歯科医」という表現が大半を占め、われわれ歯科医だけが「かかりつけ歯科医」と表現しているようだ。
 それにしても医療費が毎年3兆円以上も増加する現状から見れば、予防のために「かかりつけの歯科医」を持って元気で活き活き生活を送ることの大事さを、歯科医師会は一般市民の方に向けてもっと積極的に情報発信をすべきではないだろうか?

2012年12月06日

晩秋と紅葉

 私の診療室の窓から見える山の木々も黄色から少し茶色みを帯びた色に紅葉し一部は落葉が始まっているようだ。ただもみじや楓・はぜの木(漆)がないので赤色系がなく、なんとなく寂しく物悲しく感じる。
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 先週、紅葉を求めて広島空港横の三景園に行ってきた。出かけた時は晴れていたが、ついた頃、曇って小雨がぱらつくあいにくの天気だったが景色は最高であった。
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 驚くほどの紅葉と色の鮮やかさに驚かされた。もっと奥の中国山地付近まで行かなくてはこのような鮮やかさは期待できないものと思っていた。
 この三景園は開園した頃に2度来た事があったが、まだその頃は植栽された木が庭になじんでいなかったが、今回行って観てすっかり自然に溶け込んでいるようであった。しかも秋は初めてである。
もみじ祭りの最中とかで、入場料も少し高目だった。
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 広島県の名勝を模した造りになっており改めて良い観光スポットだと思った。2時間ほど園内を散策後、広島エアーポートホテルのロビーに立ち寄り、ロビーの喫茶コーナーで季節限定のオータムシーズンフルーツパッフェ?(多分そんな名前)とコーヒーSETを食べた。美味しかったが、せっかく2時間ほど歩いてカロリー消費をしたのがパーである。
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 それでも気持ちは晴れやか、京都あたりまで出かけなくても手軽に秋が楽しめそうで、また来年も来てみたいものだ。

2012年11月26日

鳥瞰図

 尾道の地方新聞である「山陽日日新聞」の11月8日の記事に「鞆の浦歴史民俗資料館特別展・パノラマ地図と旅・鳥瞰図と絵葉書にスポット当て」が出ていた。その記事の中に「大正から昭和にかけて活躍した吉田初三郎は、鳥瞰図(ちょうかんず)という技法を確立した絵師です。」という記述があった。
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 実はこの吉田初三郎氏については今年のお盆休みに台湾の南天書局という出版社に訪れた時、社長の魏さんから頼まれた宿題があった。それは私たちが広島から来ているということで、広島の「広島印刷(後の広島図書)」が1949年に発行したグラフ誌「HIROSHIMA」に初三郎が描いた、原爆投下前後の鳥瞰図が載っていると思われるので、もしも手に入るのならそのグラフ誌を探してほしいとお願いされた。2002年・平凡社発行の「太陽」にそれらしきものがあるとのこと。そこで捜せるかどうか解らないが、古本屋をあたってみると答える。
 帰って広島の古本屋を当たったがさっぱりであった。そんな折の新聞記事。そこですぐに鞆の浦歴史民俗資料館に出かける。そこで資料館の人にいきさつを話したところ、以前北九州市の自然史・歴史博物館「いのちの旅博物館」で初三郎氏の展示会をした事がある。その時グラフ誌「HIROSIMA」が確か展示されていたといわれ、その時の図録を見せていただき、コピーをしてもらった。
早速帰って歴史博物館に連絡するとまだ図録があるという事で取り寄せた。
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 図録の題は、「平成20年度秋の特別展、美しき九州の旅―「大正広重」初三郎がえがくモダン紀行―」で中身はすべて初三郎氏の描いた鳥瞰図や絵ハガキなどまさに初三郎ワールドであった。ただ図録の大きさがB5版のため少し小さいのが気になったが、58~59ページに求めていたグラフ誌「HIROSHIMA」に掲載されていた8枚の絵が乗っていた。
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 そしてこの図録を良く見ると「益田啓一郎蔵」と書いてあった。また多くの初三郎作品を益田氏が所有している事も判った。益田氏はこの特別展を企画した合資会社アソシエの代表でもある。またインターネットで調べたところこのグラフ誌の内容写真が次のURLに乗っている事も判った。http://www.asocie.jp/hatsu/hiroshima/index.html
 そしてこれらの図録を見る限り初三郎氏の多彩な活躍がよく見てとれた。
図録には初三郎氏以外の鳥瞰図も掲載されていたが、比較にならないと思った。
本当に素晴らしい表現力である。
 私の様に歯科しか知らない専門バカ?にはまったく違った世界であり、こういう世界もある事を教えてくれた台湾の魏さんに感謝である。
 魏さんにはURLをお知らせし、また「鞆の浦歴史民俗資料館特別展・パノラマ地図と旅・鳥瞰図と絵葉書にスポット当て」の図録と「平成20年度秋の特別展、美しき九州の旅―「大正広重」初三郎がえがくモダン紀行―」の図録を送付させてもらった。これで何とか宿題を終わらさせてもらうことにした。

2012年11月16日

学会参加

 先日歯科医師会の役員会で大坂に出かけた。宿泊はリーガーロイヤルホテル大阪。会議と懇親会をホテルで行い、そのあと、大阪出身の先生に案内されて2次会で難波、三ッ寺筋のラウンジに出かける。
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 生バンドがあり、1テーブルに一人くらいの女性が付いた。まーまーのお店で、水割りを1杯と半分くらいに、乾きもののおつまみをつまむ。2時間ほどねばった。
 今、大阪では、北の新地は土曜日・日曜日は締まっているお店が多いいのだとか。
「景気が悪く社用族が少なくなっているから土・日開けても儲からないのだ」と、そこのお店のママさんが言っていた。
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 その後、焼き鳥・タコ焼きを食べに行く連中とすし屋に行く連中と二手に分かれる。私はすし屋組に同行。ばってら寿司やアナゴ寿司などに舌づつみをうった。ホテルに帰ったらちょうど0:00。それにしても、若い人たちがそんな時刻でもすごく多く歩いているのに驚く。尾道では考えられない事である。やはり大都会という感じを受けた。
 翌朝、ホテル宿泊券に朝食が組み込まれており、和食と洋食の選択肢があったが、昨日飲みすぎた感があり、バイキングスタイルをやめ、ホテル地下一階の和食の「なだ万」で「おかゆ朝食」にした。値段の割にはそれほどではなかった。
 ところで11月9日から11月11日までリーガーロイヤルホテルの隣にある大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で第22回日本歯科医学会総会が開催されていた。この学会に参加するのも今回の大阪出張の一つの目的である。もっとも私は、歯科医学会総会に出席するのは初めての経験である。
ホテルから会場までは連絡通路があり、雨に濡れる事もなく行けた。
余談だが、9日の開会公演は京都大学の山中教授の「iPS細胞研究の進展」と題した講演が予定されていた。しかしノーベル賞を授与されたため、急遽ヨーロッパへ出張が入りキャンセルとなった。多くの歯科医の先生方が期待されていたのだが残念だったという声が多かった。ただし私は11日だけの参加なので関係なかった。
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 「口が開かない!診断・治療の最前線」という顎関節症のシンポジュームに参加した。特にシンポジストのお一人が、私の出身大学の教授という事もあって出席した。
 私の診療室でも結構、顎関節の異常を訴えて来院される患者様も多く、従来のスプリント治療に加え、最近の治療法や外科的治療などについても勉強させてもらった。これからの治療にも役立ちそうであり中々良かった。
 歯科材料や、器具の展示をしているデンタルショウはかなり離れた場所で開催されていたため、参加はしなかった。少し残念であった。
来年チャンスがあればまた学会に出席したいものである。

2012年11月12日

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